裁判ざた


土浦簡易裁判所と、茨城陸運局に行ってきました。

こまったちゃんに対して、小額訴訟を起こすことにした。
夫は、私一人では心許ないと思ったのか、会社を休んで一緒に行ってくれることになった。
まず、土浦簡易裁判所へ。
職員の方が流ちょうに説明してくれた。時々、目を合わせながら相づちをうつ。
しかし、私が一番心配なのは、裁判所の命令にさえ、こまったちゃんが従わないのでは?ということだ。
「参考までにお伺いしたいんですけど」と、くだんの心配を話したところ「お金がなくて払えないという場合は結局おっしゃるところの『泣き寝入り』になってしまうケースが多いですね」とのこと。やっぱり・・・。
ああ、だれか「われぇ、払うべきもんは払えっちゅうんじゃ、ゴルァ!」と、私の代わりに取り立ててくれないもんですかね。
予定では、その場で書類を書いて提出、だったのだが、思いの外手間がかかりそうだったので、来週提出することにして、水戸の陸運局へ。
こまったちゃんが乗っていたクラウンの所有者を確認するためだ。
すると、残念なことにクラウンはこまったちゃんの名義になっていた。
できれば、他人名義であって欲しかった。
こまったちゃんの情報は、住所、自宅電話(出ないので意味なし)、携帯電話(常に留守電なので意味なし)のみなので、クラウンの名義が他の人だったら新たな情報を得られるのでは?と淡い期待をしていたのだ。ああ、携帯電話の番号を聞いたから大丈夫と思って、勤務先(あるのかどうか疑問だが)の電話を聞いておかなかったのがつくづく悔やまれる。
がっかりして、夫とふたり、すさんだ会話をしながら遅いお昼を取りに大興飯店へ行った。
ここは、かつて水戸に住んでいた頃、よく行った中華料理屋だ。安くて超おいしい。茨城大学の真ん前にあるので、いつも学生が男子・女子を問わず、笑顔でおいしそうに料理を食べている。
黄色い短冊(画用紙だけど)にマジックで、一品一品メニューが書かれてずらーっと押しピンで留めてある。これがまた、食欲をそそるんだな。どれを食べようか、迷ってわくわくしちゃう。
いつか、片っ端から注文して全メニューを制覇したいと思いつつ、7番(炒飯とラーメンのセット)か8番(中華丼とラーメンのセット)か、レバニラ定食ばっかり食べているうちに、土浦に引っ越してしまった。
今日は、とっても炒飯が食べたかったので迷わず7番。ラーメンはみそラーメンにグレードアップ。
夫は8番で、同じくみそラーメンに。書き忘れたが、これに麻婆豆腐の小皿がつくのだ。それで680円。パラダイスだ。
もくもくと、完食。
すると、さっきまでのいや〜なすさんだ空気が私たちからさっぱりと消え去っているではありませんか。
人間、おなかが空くと悪い感情しか湧いてこなくなるんですね。それと、おいしいものを食べると幸せになるってことだ。
それから、夫のギター関係ご用達の店Penny Laneへ。
ここで見つけたアコースティックギターを買うことにしていたのだ。
Gianniniというブラジルのメーカーのこんなギターだ。
夫がチェックしている間、オーナーとおしゃべりした。ギターを練習するとしばらく指が痛くなるとか、そんなこと。
私は、ギターオタクを夫や彼氏にもつ女性の中で、この店を退屈しない希有な存在なのだ。
いつだったか、夫とオーナーと私とで楽しく歓談していたら、一組のカップルが入ってきた。
彼氏はキラキラした目で展示してあるギターを見ていたが、彼女がこう言ったのである。

「つまんなーい」

彼氏は後ろ髪を引かれる顔をして、彼女を伴って店を出ていったのだが、ドアが閉まった直後、私たち3人は腹を抱えて笑った。
それ以来しばらく、夫はPenny Laneを「つまんないお店」という隠語で呼んでいたことはオーナーには内緒である。
ピックアップの交換を頼んであったレスポールと、購入したGianniniを持ってお店を後にした。
帰りの車の中、眠くなったので寝かせてもらった。前の晩、心配のストレスかろくに眠れなかったのだ。1時間半ほど、ぐうぐういびきをかいて寝ていたそうだ。
その足で、つくばメンタルクリニックへ。
私は、眠剤を変えてもらった。
けっこう早い順番だったのに2時間かかった。
いろいろあった一日だったなあ。

Posted: 金 - 2月 27, 2004 at 09:07 午後              

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