ショコラ



■ラッセ・ハルストレム 監督

■ジュリエット・ビノシェ ジョニー・デップ 主演
■2000年
■アメリカ
Amazon


フランスの小さな村。因習に閉ざされたこの村は、四旬節のレントを迎えようとしていた。
そんなとき、どこからか母娘が越してきて色鮮やかなチョコレートショップを開く。
ホットチョコレートにチリペッパーを振り「元気が出るのよ」と微笑むヴィアンヌ。
因習にこだわるレノ伯爵はそんなヴィアンヌがめざわりでたまらない。
しかし村人たちは、ヴィアンヌのつくる不思議なチョコレートの魅力に取り憑かれていく。
ある日、ルー率いるジプシーたちが船に乗ってやってきた。

バレンタインデイのチョコレートを作るのに、気分を盛り上げるためにこの映画を観るのが私の流儀。
今年も観ました。
何度観てもいいなあ。この映画大好き。
ヴィアンヌが開店の準備をしている間は、ショウウィンドウには新聞紙が貼られて
いるのですが、オープンの日、その新聞紙をはがす瞬間が最高。
次々に映し出される華やかなチョコレートたち。ぞくぞくしちゃう。
廃虚のようだった貸店舗が、色鮮やかなショコラトリーに大変身。
モノクロから総天然色へ。って感じ。

チョコレートの魅力もさることながら、ヴィアンヌの生き方を見ていると
元気が出る。
自分にうそをつかないで、タフに、しなやかに生きている。
欺瞞の多い私の人生、ヴィアンヌみたいに生きたいと思う。

また来年、この時期に観るのが楽しみだ。


Posted: 日 - 2月 12, 2006 at 01:33 午前              

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