空中ブランコ



■奥田英朗

■文藝春秋
■2004年4月発行
■1238円+税


むっちゃんにお借りしました。ありがとうございます。

これを読む前に、阿部寛さん主演のテレビドラマを観てしまいました。
トリックの上田次郎といい、へんな学者を演じさせるとピカイチですね。
ハンサムなのに、変なの。
まあ、そういう訳で、ああこれをこういう風にアレンジしたんだ、
と思いながら読みました。

人にどう思われようと構わない。
やりたいことだけをやる。

伊良部医師の生きかたは、この2項目に尽きます。
それって、ストレスがないだろうな、と思います。
最初は呆れられるけれど、最終的には受け入れられてしまう。
これもうらやましい。

サーカスの団員、ヤクザ、医者、野球選手、女流作家と、神経症に罹る
人選もバラエティに富んでいて面白かったです。

Posted: 土 - 6月 11, 2005 at 03:29 午後              

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