そのときは彼によろしく


市川拓司の最新刊そのときは彼によろしく を読みました

この人の本は読んだ後、自分の心の繊細な部分がとても際立つ感じがする。
たいへんに美しい物語だ。
最初は3つのエピソードが並行して進んでゆく。
ティーンエイジャーのときのもの、つきあい始めたばかりの女性とのもの、仕事と私生活。
それらがだんだんと近づき交わり1本の線になる。
その過程が、とてもシンプルかつ丁寧に描かれている。
この本は4冊目になるが、前3作に比べぐぐっと物語の幅が広がった気がする。
そして、前3作がおとぎ話のようだったのに比べ、かなり現実的な匂いもする。
やさしい気持ちになりたいときに読みたい1冊。

Posted: 火 - 10月 12, 2004 at 11:18 午後              

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