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THE MARICO OF MARIKO
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Total entries in this category: Published On: 3 03, 2007 07:27 午前
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自転車少年記幼い昇平の乗った自転車がスピードを出しすぎて飛びこんでしまったのは、
草太の家の庭だった。 ふたりは、その日、生涯の友と出会う。 海まで必至にペダルをこいだ。強豪高校レースで挑んだ。 そして、東京発糸魚川行きの自転車ラリーを創った。もちろん素敵な恋もした。 爽快無類の成長小説。 田崎さんにお借りしました。ありがとうございます。 4歳の昇平と草太が出会ってから、小学校、中学校、高校、大学・専門学校、 そして就職、結婚と、自転車とともに成長していく様子を綴った大作です。 銀色に輝く翼を手に入れた昇平と草太は、明日へ続く道を、全速力で駆け抜ける。 少年が大人になるまで、ふたつの魂の長距離走。 「ふたつの魂の長距離走」とあるように、物語は、昇平・草太、それぞれの エピソードで構成されています。 努力家で謙虚な草太、お調子者で極楽トンボのような昇平。 そんなふたりが選んだ自転車も対照的です。 草太はロードレーサー、昇平はマウンテンバイク。 進む道も違っています。 けれども、ふたりの友情は固いきずなで結ばれています。 おもしろかったです。3日かかりましたが、かなり引き込まれて読みました。 自転車ってステキだな、と思いました。 文中に「自転車にバックギアはない」という言葉があるのですが、かっこいいですね。 レース用の自転車を使えば1日に300キロも走れることも、車輪をはずして持ち運ぶ 「輪行」という単語も、自転車レースの詳細も、この本で知ることができました。 自転車って、男の人には特別なものなんでしょうか。 たまに、派手なサイクルウェアに身をつつんでレース用のシャープな自転車に乗っている人を 見かけますが、女性ってほとんどいないような気がします。 女性にとって、自転車って、生活する上での交通手段に過ぎないのかもしれません。 私はそうですもん。 中学生のとき、昇平と草太のように、友達と海まで自転車で行ったことがあります。 このときだって、自転車しか選択肢がなかったから自転車で行ったのであって、 自転車に乗ることを楽しむために乗った訳ではなかったです。 銀色の翼は、永遠の少年だけのものなのかもしれませんね。 Posted: 月 - 3月 27, 2006 at 09:36 午後 ☆1年前はこんなこと書いてました☆ ☆2年前はこんなこと書いてました☆ ☆3年前はこんなこと書いてました☆
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