エルネスト・チェ・ゲバラ伝 上・下巻



■パコ・イグナシオ・タイボII・後藤政子・訳

■海風書房
■上巻2001年6月発行・下巻2001年7月発行
■各4,700円(税別)


超大作。
だけど、あまりにも淡々と綴られているので、読むのが非常に退屈だった。
資料は膨大だったと思う。
よくぞここまで、と思うくらいこと細かに人の名前、場所、日付が記されている。
一番惹きつけられて読んだところは、キューバから新たな革命を求めてコンゴに行ったところ。
それとやっぱり、ボリビアで逮捕され、処刑されたところ。
どんな人だったか、という点においては、この本はあまり役に立たない。
淡々と史実のみを追った本だからだ。
もっと短くてチェの魅力を最大限に語った本がいいと思う。

Posted: 日 - 1月 23, 2005 at 11:55 午前              

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