サンテグジュペリ 「墜落地は海」、論争決着


仏沖の残骸、搭乗機と断定。

「星の王子様」を書いたフランスの作家で、第2次大戦の偵察飛行中に消息を絶ったアントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(1900〜1944)の墜落地点が特定された。仏マルセイユ沖で見つかった航空機の残骸が、製造番号から搭乗機と断定されたためだ。仏文化省が7日発表した。
サンテグジュペリは44年7月31日朝、コルシカ島の連合軍基地から一人乗りのロッキードP38改造型機で偵察飛行に出たまま、行方不明となった。
AFP通信によると、00年5月、マルセイユ中心部から南約10キロにあるリウ島の東海底(水深70メートル)で、P38の機体の一部が発見された。仏文化省の潜水調査チームが03年10月にこれを引き揚げ、調べたところ、機体左側のターボ過給器に「2734」の数字があった。これが、サンテグジュペリ搭乗機の識別番号に対応していることが確認された。
サンテグジュペリの墜落地点については「アルプス説」もあったが、機体発見現場近くの海域で98年秋、作家名を彫った銀の腕輪を底引き網漁の漁師が見つけた。本物かどうかで論争が起き、機体の捜索熱が一気に高まった。(パリ=富永裕。4/8朝日新聞より)

星の王子様は、私の愛読書のひとつ。
日本語と、英語とフランス語で持っているという熱の入れよう。

Posted: 木 - 4月 8, 2004 at 06:37 午後              

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