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ブルーケースの過去

Martin D28を手放す前に、ケースだけヤフオクに出品しました。
「ブルーケース」と通称されるブルーグレイのケースは希少価値があり、5万円近くで取引されているそうなのです。
夫が持っていたケースは若干ゆがみがあったのと、重くて移動に不便だったので手放すことにしたとのこと。

この時点では、ギター本体は手放す予定ではありませんでした。
後日、経済的理由で売ることにしたのですが。

さて、このケース、ゆがみがあるので15,000円で出品したところ、19,000円で落札されました。

落札してくださった方は、どうやらご家族に内緒にしたいみたいで、評価はしないで欲しい、送り先は宅配便の営業所止めでお願いします、とおっしゃいました。
たしかにね?、ギターの入れ物に20,000円て。

この要望はこちらにはまったく問題はないので、入金を確認したら即、ヤマト運輸の方に集荷に来てもらい、翌日にはお手元に届いたようでした。

その方が私につけてくださった評価はこちら。

商品、あっという間に届きました。皆んながよく言う「迅速な…」なんてもんじゃありません。速すぎです(驚)。発送にあたってもいろいろとご配慮いただきました。本当に有り難うございました!

なんてステキな評価!喜んで頂いて何より、と思い、オークション中にギター本体も売ることにしたので、この方に声をかけてみることにしました。

そしたら、とても欲しいけれど、購入資金がありません。というお返事を頂きました。
そしてなぜか、青山さんはそのD28をお譲り頂いたケースに入れていたのですか?と質問されました。
で、そうです。と返事をしましたら、その方は2005年製造のD28を入れようとしたらしいのですが、なんと入らない!と。
ゆがみうんぬんの問題ではなく、全然大きさが違うそうなのです。

で、夫が、中古で購入したもので、ケースもそのときに付いてきたものなので、申し訳ないですが、どうしようもない。という返事を書いてくれました。

その方は、クレームを言うつもりは毛頭なくて、こちらの商品説明に問題はなく写真も合っているので、小さいギターを入れるのに使います。とおっしゃってくださいました。

30年以上も前のものですから、ギターとケースが一致しているとは限らないし、どういう変遷で夫の元に来たのかは、せいぜいひとつ前のオーナーぐらいまでしかわからないでしょう。

ヴィンテージとか中古の世界は謎が多いなあ、と思いましたとさ。