A PIECE OF PEACE
heiwa no kakera
精いっぱい笑ったり泣いたり怒ったり落ち込んだりしても
MARICOの毎日は
とどのつまり平和のかけらなのです
2003年 2月
2月28日(金)
今日はフルで窓口に出た。
それで、ちょっとしたミスをした。
銀行が受け取り、お客様に返す書類を逆にしてしまったのだ。
銀行で持つべきものは、絶対の絶対に今日中にたださなければならない。
しかたがないので、外回りの人に頼み込んでお客様を訪問し、取り替えてもらった。
そこで私は考えた。
人の最大の欠点ってなんだろう?
私は正真正銘のおっちょこちょいだ。そして、おっちょこちょいは、ミスを多発する。
では、意地悪とか自己中とかは?
自分で自分をかばうのは気が引けるが、意地悪・自己中よりは、おっちょこちょいの方がまだましのような気がする。
とりあえず、今は仕事が楽しい。
今日こそノーミスにチャレンジしようと思うと、気持ちが引き締まる。
ところで、お客様を訪問してくれた外回りのY田さんに、家についてから謝りの電話を入れた。
この借りは、肩もみで返すことになった(笑)
2月27日(木)
今日は休み。
今日一日で懸賞に当選したものがふたつも届いた。
ひとつは、新幹線「はやて」のオリジナルマウス。
もうひとつは、ヴァガボンドのポスター。
応募しておいてなんだが、どちらも要らないのでオークションに出すことにしよう。
せめて、はやてのマウスが光学式だったら使ったのだが。
それから、とうとう来るべき日が来た。
私の妹の夫が、関東圏外に転勤になったのだ。そこは長野県長野市。
彼は妹と出会った水戸から始まって、幕張、船橋、本社、佐野、水戸、太田と、なんとか日帰りで遊びに行けるところに赴任していたのだが、とうとうそれができない時が来たのだ。
今週末、泊まりで遊びに行くことになっているのだが、これから先、関東圏内に戻ってくるまでこれが最後になりそうだ。
転勤族と結婚した運命だなあ。
長野へも一度は遊びに行こう。
2月26日(水)
午後2時過ぎから3時まで3週間以上ぶりに窓口に出た。
教わったのに忘れていることもあって、あせった。
シャッターが降りて、日中処理したものをチェックしていると、私が作った新規口座のお客様の名前の漢字が間違えていることを発見した。
それの訂正処理に5時半までかかった。
今日はダンスの日なのだが、間に合わないし体調も悪いこともあり、休んだ。
2月24日(月)
例の人は相変わらずだが、そういう人だと思えれば慣れた。
こうはなるまいと考えれば反面教師になる。
帰宅して、少し英語の勉強をし、家計簿をつけて暗くなった。
2月23日(日)
4年前の今日、スキーに行ったことを思い出して日記を読んでみた。
岡本真夜の「宝物」を聴きながら、Mくんの部屋に向かったことを思いだす。
午前3時、チャイムを鳴らすとき、幸福のあまり頭がくらくらしたっけ。
Mくん。
どうしてるかなあ。
2月22日(土)
特筆すべきことがなかったのと、書く気力がなかったので日記を一週間さぼってしまった。
結局、水曜までは犬と寝た。かんちゃんはベッドの寝心地を気に入ったらしく、木曜はよじ登ってくるのを押し返すのに家人は大変だったらしい。
仕事は、相変わらず二線での修業だ。少し慣れた。
副支店長に「今月中に窓口に出てもらうから」と言われたのが救いだ。もう少しの辛抱。
木曜は仕事が休みだったのだが、気がゆるんだのか、午後から夜まで眠っていた。久しぶりの快眠だった。
金曜は、きつい人が休みだったので、忙しかったが心は平和だった。
そして今日は、レイトショーで「ロード・オブ・ザ・リング」を見に行った。
1作目はレンタルDVDで見たのだが、私は途中で眠ってしまったので、わざわざ映画館まで行かなくても、と思っていた。だが、原作を読破した家人は指輪物語に夢中になっていて、一緒に行こうと誘うので、行くことにしたのだ。家人は仕事なので、昼間、私がレイトショーのチケットを買っておいた。
1作目よりはおもしろかった。
寝てしまわなくてよかった。
2月16日(日)
つくばのパブで家人のバンドがライブをやるので見に行った。
The WHOのコピーバンドだ。
練習に練習を重ねているので、素人にしては上手だと思うが、私は別にThe WHOのファンではないので、今回見ればもう十分という感じ。途中から入って、最後まで見た。
家人は片づけと打ち上げがあるので、先に帰った。
ここのところ悩まされていた睡眠障害だが、家人が別室にふとんを敷いて寝てくれる方法をとったところ、少しはよく眠れた。なので、良くなるまでは別々に寝ることにした。それまではダブルベッドでふたりで寝ていたのだ。
ひとりで寝ていると、隣りにかんちゃんが登ってきて丸くなる。
そんな訳で、犬と寄り添って寝ているのでありました。
2月15日(土)
チョコのお礼のメッセージがちらほら届いた。
とってもおいしいとおっしゃって下さる方もいて嬉しい。
今日もまた、サイゼリヤでブランチ。
そしてまた、トレビアンでケーキを買った。このお店は、銀行の人に教えてもらったのだが本当においしい。
いいお店を教えてもらってよかった。
ところで今日、なぜか私はとても無気力でした。
一応、ラジオ英会話も聴いたし、夕飯も作ったのですが、気持ちに張りがないのですね。
まあ、そういう日もあるでしょうってことで。
2月14日(金)
3日ぶりの仕事。
今日も例の人に教わることになった。
夕べも眠りが浅かったせいと、たぶんストレスとで、10時ぐらいに偏頭痛が始まった。
薬を飲んでも治まらない。
ずきずきと脈打つ痛みに耐えながら、うつろな顔をして過ごした。
夢にまで見た窓口はいつのことに?
2月13日(木)
チョコトリュフ、数が足りなくて少し追加して作ることにした。
それよりも、昼寝したときに見た夢が傑作だった。
私は、平井堅のコンサートに来ていた。
途中からの入場で、会場に入るとステージの下に銀行にある番号札を発行する機械が置いてあり、それを引くシステムになっていた。
種類は2種類。ポップとバラードだった。好きな方をリクエストするのだ。
バラードは13人待ちで、ポップは0人だった。
私は、このアンバランスさに平井堅は参っているんじゃないかと思って、ポップを引いた。
0人待ちだったので、LOVE LOVE LOVEをすぐ歌ってくれた。
少し話をすることができ、「こんなにバラードにかたよっちゃってイヤにならない?」「そうだね、なるね」なんて会話を交わした。
という夢だったのですが、私は、アイキューシステム(番号札の機械)が登場したことに自分でも笑ってしまった。よっぽど窓口のことが頭から離れないのね。
チョコトリュフは家人の分も入れて7人分作った。
6人分を本局に持って行って郵送した。早くて土曜日になりそうですが、心当たりのある人、待っててね。
2月12日(水)
日頃お世話になっている人達に、感謝の気持ちを込めて手作りチョコトリュフを送ることにした。
一昨年までは買ったものを差し上げていたが、去年、手作りトリュフを送ったところ、好評だったのだ。
ミムジュンさんは「妻にわけてあげるのがおしいくらい」とほめてくれ、なかいくんは「箱は手作りだと思ったけどあのチョコが手作りだとは思わなかった」などなど。
しかし、なかいくんの感想。私が紙工作で箱をつくって、中身はお徳用パックを買ってきて分けて詰めたと思ったのだろうか?まあ、買ったものだと思うくらいおいしかったと思ってくれたのは嬉しいけど。
夕方から作りはじめたので送るのは明日になってしまうが、まあいいや。
2月11日(火)
今日から私は3連休。
月に14日出勤という契約なので、休みたくなくても休まなければならないのだ。
当たり前だが、休みたくない訳はない。
今日は天気が悪いので、犬を家に入れたまま買い物に出た。
まず、行きつけのスーパーで食料品の買い出しをし、サイゼリヤで昼食をとった。
パスタを食べながら家人が「またあのケーキ屋のケーキが食べたいな」と言うので、後で回ることにした。
その後、100円ショップで事務用のスポンジ(印紙を濡らすやつ)と朱肉を買い、郵便局に不在中に配達されたゆうパックを取りに行った。
それからトレビアンでケーキを買い、バレンタイン用の手作りトリュフの材料を買い、ライトオンの閉店セールに行って家人のジャケットと私のセーターを買った。セーターはメンズのLサイズだったが、試着してみたところいい感じだったので買った。
帰ってケーキを食べながらテレビを見てのんびりした。
ゆうパックの中身は、やすさんが私にくれたカヌー用のセミドライウェットスーツの上なのだが、メンズのSサイズのものをやすさんは無理に着用しようとして肩のところを破いてしまったという。よかったらあげますよ、というやすさんのご好意に甘えて送ってもらったのだ。
さっそく着てみようとしたが、裏面がゴムなのですべらなくてパウダーをはたかなければ着られそうになかった。
しかも脱げなくなってしまい、家人に引っ張ってもらったら、やすさんが破いたところがさらに破けてしまった。
あとでゆっくりタルカムパウダーでもはたいて着てみよう。
2月10日(月)
仕事を終えて更衣室で着替えていると、私よりも数カ月前に入ったパート仲間のH貝さんが「あの席、つらくない?」と話しかけてきた。
「ツライですよもう。失敗ばかりで泣きそうです」と答えると「私もあそこにいたとき、すごく落ち込んだの」と言ってきた。聞くところによると1週間ぐらい、私が今いる席に配置されたことがあるとのこと。やはり同じ人に厳しくあたられてまいったらしい。で、のちに窓口に配置されて毎日がとてもラクになったと言う。
「為替と窓口とどっちがいい?」と聞かれて、「窓口です」と答えた。
「あらっ、そうなの」「ええ、こなす仕事のパターンが少ないじゃないですか」「そうねえ、お客さんが簡単な処理を持ってくるとほっとしない?」「しますします、私もです〜」と意気投合した。
とにかく、私だけが落ち込んでいる訳ではなく、他にも同じ思いをした人がいたということで救われた。
フェアな対応を逆恨みしているとしたら、かっこ悪いじゃないですか。
私の契約内容は、窓口6割、後方事務4割なので、いつまでもあの苦痛な席にはいないだろう。
H貝さんのように、さっさとあの席とおさらばしたい。
それまでにがんばって仕事を覚えなきゃ。
2月9日(日)
今日は久しぶりに王子Bとデート。
なのに、朝(今日も7時前には目が覚めた)、突然前髪を切りたくなってしまい、自分で切ったところ、ものすごく短くなってしまった。はっきり言って、とってもヘン。
My bang is above the eyebrow.
英語で言ってみたところで、切った髪はすぐには戻らない。(当然だ)
沈んだ気持ちで家人のためのシチューを作り、王子Bが迎えに来てくれるの待つ。
王子Bのメルセデスに乗り込むなり「前髪が変なの」と言うと「なんか、一直線だよ」と軽く笑った。
前髪は変だし、最高潮に太っている状態だし、暗くなっていると「どうしたの、そんなに沈んじゃって」と言われた。
沈んでいる理由を言って「だから、嫌われちゃうんじゃないかと思うと心配なの」と言うと、「そんなこと言って。それなら沈んでいる方が嫌いになるよ」と言われた。
だから、気にしないことにした。
ゆっくりやせればいいよ、と言われたし。
あー、よかった。やせるまで逢わない方がいいかも、とまで思っていたのだ。
お昼はサイゼリヤ。
楽しくおしゃべりしながら食べた。
後はのんびりとドライブ。ETCが欲しいと言う。なんでかというと、左ハンドルのため、料金を払うのに腕を伸ばすのが大変だということだった。なるほど。
火曜日がお父様のお誕生日と聞いたので、おいしいケーキ屋さんのケーキをおみやげにプレゼントした。
2月8日(土)
最近、睡眠障害がひどい。
入眠剤も飲んでいるのだが、全然眠くならないし、必ず4時とか5時にトイレに起きてしまうし、かろうじて眠っている間も夢を見ながら「今、私は半分ぐらい眠って夢を見ている」と考えている状態だ。
毎晩この調子なので当然疲れがたまっていく。
なので、病院に行って薬を替えてもらった。
うまく効いてくれるといいが。とにかく快眠したい。
家人の実家でふきのとうをもらったので、ふきのとうが大好物の実家の父のために持っていった。
そして夕飯をごちそうになった。
2月7日(金)
人にきつい接し方をされることに、めちゃくちゃ弱い。
泣いたら負けだと思っても、家に帰るとじゃあじゃあ涙を流して泣いてしまうことがある。
今日も銀行で初めて仕事を教わった人が厳しくきつくて、仕事中なのにじわっときた。
かなり私情も入った厳しさだったので泣いたら負けだと思ったが、さきほど実家の母に泣きながら電話してしまった。
ありきたりな言い方だが、いろんな人がいるという結論しか出ない。
母と妹に励まされて、少し元気が出た。
2月6日(木)
待ち望んでいたものが来た。
それは印鑑。
常陽銀行オリジナルフォントのシャチハタスタンパーである。
つやつや光る真新しい印鑑を見ていると、ここまで私の居場所が整ってしまった今、もうおいそれと後戻りはできないと思う。
昨日は胸章が届いた。これはそんなに待ち望んではいなかった。けど、これもプラスチックにばっちり刻印されているのでやはり気の引き締まる思いだ。(その割にミスばかりしているという指摘はしてはなりません)
新品のためインクが出過ぎる印鑑を押し続けて、1日が終わった。
昨日は夜、日記を書いた後、ダンスのレッスンに行ったのだが、そのときにスクールの主宰者に新しく初心者クラスが始まらないか聞いてみた。
そしたらちょうど今月から始まるそうなので、そのクラスに入ることにした。
ケンタ先生も「その方がいいと思いますよ」と言った。ひと夏行かなかったからなあ。振りについていけなくなってしまった。
ちょうどいいタイミングでラッキー。一からスタートだ。
2月5日(水)
今日は愚痴です。そういう話を読みたくない人は読まないでね。
それにしても不愉快だった。
ミスをしたのは私なのだが、ほんと反面教師と呼ばせてもらいたいイヤな人だった。
現金をお預かりして、伝票に印字をして、呼んで通帳を返すとき、うっかり伝票も渡してしまったのだ。銀行保管なのに。
それはある会社の事務員さんだったのだが、払い出しをしたかったところ印鑑を忘れたためもう一度来るつもりらしかった。
なのでそのときに持ってきてもらうよう電話して頼めばいいと私は楽観していた。
ところがである。
上司に報告したところ、その会社は色々とうるさいお客さんで、謝りに行かなければ済まないという。
実際、事務員さんはその後来たのだけれど、伝票は持って来てくれなかった。
謝りに来させて文句を言うために、社長があたためているのだ。
そうしてお昼休みもそこそこに、副支店長に伴われ、謝りに行った。
出迎えたのは、初老の女性だった。ねちねち、くどくどと文句を言う。
因業ババア。
そう思っても無理ないと思いませんか?
貴重な時間をこんなことに費やするなんて、なんてヒマなんだろう。人を責めるのがよっぽど好きなのね。
こんな人の下で働いている事務員さんが気の毒になった。
こんな人にはなるまいと、心に誓った。
一番悪いのは、ミスをした私だが、あーあ、と思いましたね。
こんなことは早く忘れて、明日もがんばろう。
2月4日(火)
この仕事を始めてから、初めての平日休暇。
本当は木曜日だったのだが、昨日、ちょっと体調が悪いような気がして今日に替えてもらったのだ。
で、張り切って、医療費控除の還付金を申告しに、税務署が設けた臨時会場まで行ったのさ。
そこで私が知らされたのは、家人の給与所得に対する源泉徴収は0円なので、還付するお金はないということだった。
くうー、恥ずかしかったぞ。
ハ2月3日(月)
タイダな週末を過ごし、仕事に行った。
窓口業務2日目。
しかし、お昼から戻ると後方事務に戻されてしまった。
オペレーションがまだまだなので、もう少し後方で修業をつまないとだめらしい。
だけど、その覚える機会がなかなかないんだよなあ。
←BACK NEXT→
The latest "A PIECE
OF PEACE"
Back Number
Homeへ
|