私にとってキッチンは魔法の場所だ。
疲れてるな、というときとか、ダメだ死ぬというくらい頭痛がしても、シンクを前にして立つと、すっ。と背筋が伸び、頭がしゃんとする。
料理を始めると、心は真空になる。
無心で野菜を刻み、肉を炒め、魚のうろこを取り、手が空くとざるやまな板を洗う。
あるときは、チョコレートを溶かし、卵を泡立て、小麦粉をふるいにかける。
主婦(じゃないけど)のお総菜の域を出ない料理だけど、私にとってこの能力は神様からのささやかなギフトだと思う。
雑誌のグラビアを飾ることはないけれど、おいしいね。と言って食べてくれる人が、私のヘヴンズ・キッチンのゲストだ。
どこで失くしたか、それとも間違えて捨ててしまったか、いくら考えてもわからなない、ふたつなければ成り立たないものが、この期に及んで出てきましたよ。
スクーバ・ダイビング用の手袋。
きっとたぶん、この先潜ることはないだろう。
滑りにくいから、テントの設営に使えるかも。
ぽっちゃりとむっちりのはざま
ビキニの下。
いくら探しても見つからなくて、どっかのシャワー室か脱衣室に忘れてきたのね。と思っていたのですが、出てきましたよ。
せっかくなので、けして見目麗しくはないのですが、着用状態の画像を載せました。
このビキニを着て、ダイビング雑誌の読者モデルに載るはずだったのですが、見つからなかったので、ワンピースと血迷ってハワイで買ったTバックを持っていったところ、インストラクターとカメラマンに「絶対にTバック!!」とツバが飛びそうな勢いで言われて、着用しました(バカだね〜)。
そのときの記事がこれ。
けっこうカメラマンさんに気に入られて(陽気だったからか?)、他のスポットは海中の写真ばっかりで、ダイバーの顔がこんなに写ってるのはこの写真ぐらいなんですよ。
石川肇カメラマン、お元気ですか?