えーと、レストランのシェフ見習いのお話ではありません。
今日、動物病院にのんちゃんとかんちゃんを連れて行ったんです。
フィラリアの検査とお薬をもらいに。
で、採血をする訳ですが、お願いするとフィラリア感染だけでなく健康状態も検査してくれるのです。
そしたら、のんちゃんのコレステロール値と中性脂肪値が、とんでもなく高かったんです。
コレステロール値は、正常値70〜303のところ、339(去年は275)。
中性脂肪値は、正常値20〜155のところ、232(去年は153)。
のんちゃんは、この夏13歳。
生後6ヶ月ぐらいで避妊手術をしているのですが、避妊手術をした雌犬は、高齢になると肥満化しやすいらしいです。
ハスキー系の雑種ですが、若い頃は15キロぐらいだった体重が、歳をとって20キロ近くになりました。
でも。
本当の原因は、別にあるってわかっているんです。
私と夫の食事が終わって空になったお皿を舐めさせていたんです。
もちろん、鍋やフライパンも。カレーの鍋なんて、ぴっかぴかになるんですよ。
ものすごく喜ぶし、待ってるし、洗い物もラクになるし、で習慣化しちゃってたんですが、これは、とってもイケナイことです。
カロリーと塩分が、犬にはふさわしくない。
以前お逢いした愛犬家の方が「一日でも長く一緒に居たいから、一番高くていいドッグフードしかあげてないの!」と、自慢げにおっしゃっているのを聞いて、私は、犬が喜んでくれるなら、ちょっとぐらい寿命が縮まってもおいしい思いをさせてあげたい。一生、同じ味のドッグフードだけの人生(?)ってかわいそう。って思ったのです。
で、お皿を舐めさせていた訳ですが。
でも、今日、検査の結果を見て、考えを改めることにしました。
とりあえず、お皿は舐めさせない(もちろん、鍋もフライパンも)。
おやつはあげる。犬用のを。
もうちょっと、散歩の時間を長くする。
まあ、このふたつ以外の数値は、まったく問題なかったので安心しましたが。
耳はかなり遠くなってるみたいです。
階下から呼ぶ声は、全く聞こえないみたい。
でも、散歩に連れ出すと元気に歩くし、走れるし、その点は嬉しい。
いつまで一緒に暮らせるか、わからないけど、天に召されたとき、悔いのないように愛して行きたいです。
それにしても、かんちゃん…。
のんちゃんと2歳しか違わないのに、元気すぎるよ。
あんた、もう、人間の歳で言ったら60歳なんだよ?
なんでそんなに元気なの?
血液検査の結果も、まったく問題ナシだし。
でも、いつも私を守ってくれてありがとう。
お風呂に入ってるときは、ドアの前で見張りをしてくれるし、お昼寝するときも、わざわざ起きて移動して隣に寝てくれるよね。
どこでもいっしょだよね。
たいせつな、たいせつな、私のナイト。
ふたりとも、ずっと長生きしてね。