先日、お義父さんの送迎をしたときのことです。(私が忘れて遅刻した話ではない)
病院からの帰り道、お義母さんが「悪いけど、スーパーに寄ってくれる?」と言いました。
そんなのお安い御用なので、寄りました。
(ああ、私も食費用のお財布とエコバッグ持ってくればよかった)と思いながら、お義母さんと店内を見て回っていました。
そしたら、ワゴンセールで欲しいものを見つけてしまったのです。
鮭のアラ…ではない、切り身のハンパ?
100円。魅力的な値段だ。
シチューにしよう、と買うことにしました。
そしたら、お義母さんが「手に持ってるのも変だから、カートに入れなさい」とおっしゃるので、お義母さんが押しているカートに入れました。
「あとで100円払います」と言ったら「いいよ、これぐらい」と、まんまと敵(じゃないって)の思うつぼ。
さらに、ネギトロ巻きとかんぴょう巻きのパックまで買ってくれました。
かたじけない。
アイスを買いたい、とおっしゃるのでアイスケースを見てみたら「あらー、ないわ」とつぶやく。
「どんなアイスですか?」
「チョコレートがかかっててね」
「はい」
「バニラアイスでね」
「三角で」
「あー、コーンで巻かれてて手に持って食べるやつですね?」
「そうそう」
「だいたいわかりました。Gスーパーに寄りましょう。たぶんあると思います。それに、ここよりずっと安いですよ。」
「うーん。でも、今日はいいわ」
で、お義父さんとお義母さんを家まで送り、私は自転車で実家から戻りました。
私はGスーパーに行って「ヨーロピアン」と「うずまきソフト」というマルチアイスを買い、実家に持って行きました。
やっぱりお義母さんが言ってたのは「ヨーロピアン」でした。
「うずまきソフト」は念のためと味見をしてもらうおうと買ったのです。
「そう、これこれ」とお義母さんはにっこり笑って「わざわざありがとう」と言ってくれました。
相手が欲しいと思っているものをぴたりと当てるって嬉しいですよね。
それが、189円のアイスでも。