結局、ことなかれ主義なので、ご飯食べた。
ひとりで、テーブルに座って。
でも、春菊の胡麻和えがおいしくて嬉しかった。
お母さん、ありがとう。
でも、真理子は今から不良になります。
ここに座って、バーボンソーダをぐびぐび飲みながら、低俗なテレビ番組を観ちゃいます。真正面がレグザなのよん。32インチだけどさ。
ワイルドターキーは高いから(てか、そのスーパーに8年がなかった)、ヘヴンズ・ヒルというすてきな名前のバーボンを買った。
こっそりひとりで来て買おうかな、と思ったけど、いつまでもこそこそしているのもどうかと思ったので、母の目の前で、どーん!と買った。
「う、ウイスキー!?」
と母は、目を丸くした。
私が母の娘に産まれてしまったこと、それが、母にとって最大の不幸かもしれない。
ああ、どうすればいいのだろう?