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悩みは尽きない

今日は、母が歩く会というイベントに参加して、家には父と私と犬猫が残されました。

夕べまで、また体調が悪くて、お夕飯に呼ばれたものの、ロフトベッドで寝ていたので、ケータイで家電に電話して「今は食べられない」と言う始末。

8時半に家を出ると聞いていたのに、8時に起きて(私にしては、すっごくめずらしい朝寝)階下に降りたら、父が母を車で集合場所に送って行った後だった。

録画したテレビ番組を観たり、リモコンのボタンが陥没してしまったので(4月に買ったばっかり)カスタマーセンターに電話したりして過ごす。

お昼は、どうなってるのかな?と様子を見にいくと、父がお茶漬けをつくろうとしていた。
ラーメンでもつくるけど?と提案したけど「お茶漬けでいいよ」というので、ご飯を温めたりしてあげた。

私は、まったくお腹が減らないので、父をひとり残して自室に戻る。

昼下がり、洗濯物を取り込んで畳んでいたら、父が

「白いの(ミンミのこと)が網戸を開けて出て行ってしまった」

と言うので、捕獲しようと庭に出たら、父はなんと、お隣の家の柵をまたいでいた。
父は、後期高齢者。ケガでもしたら大変。
自分の目の前で脱走されたので、父は責任を感じているのだろうが、私が出戻ってきたときに勝手に連れてきた猫なので、却って申し訳ない。

ミンミは、今までも何度も脱走し、しかし、表に出たものの、いつも縁の下にうずくまっているだけなんだよ。と、半ばバカにしながら妹に電話していたのを聞いていたのか、なんと、庭を出て、近所のお兄さんのフェアレディZの下に潜ってしまった。
車の下に潜られるとお手上げ。
しかし、父が「真理子。捕まえたぞ」と、抱き上げてくれた。

ミンミ。

もしかして、私を困らせようとしているのか?

そういえば、昨日も脱走されたのですが、やっぱり捕まえてくれたのは父だった。
私だと、かなり手こずらされる。

脱走の目的は、外に行きたいのではなく、私に追いかけて欲しいのか?

困ったなあ。と思っていたら、母から電話がかかってきて「もう着いちゃったのよ。お父さんに電話しても出ないの。迎えに来るように伝えて」と言われた。
そして父が車で出かけた10分後ぐらいに、父の現役時代の知り合いの方から電話。
「10分少々で戻りますので、折り返しお電話させます」と、ケータイの番号を聞いてメモした。
で、帰ってきた父に、メモを渡したのですが、父はなんと電話をかけずにのんびりとくつろぎ、お風呂に入ってしまったのです。
その方から、少々苛立った声で電話がかかってきて、私はメモを渡したときに電話しなかったのか!と初めて知ってたまげたのですが、とりあえずひたすら謝り、お風呂から上がったらすぐに電話をさせます、と言ったら、今から出かけるとおっしゃるので「さきほど伺った携帯電話にかけたらご迷惑ですか?」と聞いたら「大丈夫です」とおっしゃってくださったので、私は、父がお風呂からあがるのを待って、その方の番号をダイヤルして父に電話機を押し付けました。

信じられない。
一応、その業界ではトップまで昇りつめた父なのに?

頭を抱えていると、母が

「まいちゃん。表に干してあるふきんを取り込んで」

と言ったので、庭にでたら、ミンミの姿。

またかよ。どっから出たんだよ。

当然、へへ、へへ、という感じで逃げていったので、避妊手術はしてあるし、車通りはほとんどないので、輪禍に遭うこともないだろうと、ほっとくことにした。
なんなら、朝まで。

母も「そうだね。少し懲らしめた方がいいね」と言った。

それで、みなで夕げを囲んでいたら、不安になったらしく、鳴き声が聞こえた。

玄関から「ミンミ」と呼んでみたけれど、来ないので無視。

しばらくしたら、今度はかなり近いところから鳴き声が聞こえたので、縁側を見てみると居たので、サッシを開けたら、すっと入った。

なんなんだよ〜〜〜!!!

これからは、えこひいきすぎるくらい、ミンミを可愛がろう。

夕飯の洗い物を久しぶりに私が担当し、お風呂上がりの母の肩を揉んであげた。

自分のめんどうすらまともに見られないのに、どんどん老いていく両親(とくに父)を抱えて(と言うのもおこがましいのですが)、ため息をついてます。

両親も「自分たちがこの世を去ったら、このろくでもないムスメはどうなるのだろう?」と思っているのだろうけど。