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つまり「死」のことなのですが。
死なない人はいない。ということを、忘れている人が多過ぎるような気がする。
この世に生を受けたものは、誰もが死ぬ。平等に。
それをなぜ恐れるのか、私はさっぱりわからない。
幼少期を経て思春期を過ぎ、世に出て働き、元気な老後を過ごし、米寿あたりで後悔することなく穏やかに死ぬ。
というのが理想なのですか?
理想を持つのは悪いことではないし、自由であるけれども、全人類がそうなるはずはない。
なのに、そうでない死に方をすることを、恐れすぎてはいないだろうか?
やり残したことや、恥ずかしいものを残したりして、突然くだらない死に方をすることだってある。
それでいいじゃないの。
死なない人はいないんだから、そんなに怖がることないじゃないですか。
あなたが生きていることも、私が生きていることも、特別な意味などない。
綿々と続く、人類の、いや地球、宇宙の歴史のなかのひとつの現象に過ぎない。
では、死後の世界ってどうなってるのだろうか。
私はクリスチャンで、キリスト教の宗教観を支持しているが、天に召されたら「エッ、ほんとはこうなの?」
ということもあるかもしれなくて、こればっかりは、いくら考えてもオリジナルな考えは出てこない。
なので、主イエスの教えを信じて、いつ訪れるかわからない死を迎えようと思う。