2月29日(火) 今日もまた桜の雨が降る
このドラマを日本で一番堪能しているのは、私かもしれない。
役の中では、キョウコ先輩(川原亜矢子)が私に一番境遇が似ているが(主婦という点で)、感情移入しているのはセツコ(松たか子)である。
ユースケと結婚する役柄だからではない。
ミーハーでおばかちゃんでおっちょこちょいでわがままでこわいものなんてない元気いっぱいのお嬢ちゃん。
20代半ばの頃の私そのもの(笑)
コータロー(ユースケ)に、どう接すればいいのか、今の私にはものすごくよくわかるのに、セツコにはわからない。わからなくて、コータローを振り回して困惑させ、自分も泣いちゃったりしている。
だけどそれって、若い女の子が必ず通る道なのだ。で、周りのオトナに何を言われても絶対の絶対に、わかんない。ことになってる。
もちろん私も当時はわからなくて、泣いたり怒ったり傷ついたり、たくさん失敗した。で、少しずつわかってくるのである。教えてもらったときにわかることができれば、とってもムダがなくていいと思うんだけど、失敗しなくてはわからないしくみになっているらしい。
なんて、たいそうなこと言っていても、私も本質はセツコとあんまり変わっていない。
大人の女でもやさしい女でもなんでもない。
ときどき、若い男友達からガールフレンドの相談にのることがあるけど、私は、その彼女たちがちょっと歳をとってちょっとだけ寛大になっただけの女なのだ。
つらい恋をしていても、心の一番奥に、ぴかぴかに輝く十字架があれば、強くなれる。十字架を背負うことは、私にとっては罪ではなく、甘くて悲しい罰だ。
信じていれば、生きていける。
その人に逢えたことを感謝して、感謝して、私はやさしくなれる。
ユースケの真剣な顔は、私の胸を打つ。それはもう、めっちゃくちゃに、打つ。
今日もじゃあじゃあと涙を流して泣いてしまった。
(実をいうとまだ泣いていて、これも泣きながら書いている。だから支離滅裂なんです。これじゃ、大人の女だなんて、口が裂けてもいえませんね)
余談その1:このドラマの合間のCMには、きむたくが現れるのですが、「ユースケと木村くんが迎えにきたら、すっげー悩む....。あ゛ー、どっちを選ぼう!?」と言ったら、後見人に「そのふたりの間で揺れる人ってめずらしいよ」と言われた。
余談その2:感極まって泣きだしたとき、後見人が「泣きながらそんなことしてる!」と、私を指さして大笑いした。何をしていたかというと、しびれて痛い左手親指を揉んでいたのです。34歳人妻はいろいろタイヘンなのよ!んもう!
2月28日(月) やっぱ手料理でしょ
先日、夕飯にハンバーグを作ったとき、タネを大目に作り、お弁当サイズのものを焼いておいた。で、翌日お弁当に入れたらとてもおいしかったので、これからは週末にお弁当のおかずをたくさん作りおくことにしようかな、と思った。
大ヒット「節約生活」の山崎えり子さんも、週末はこういう作業をして過ごしているらしい。材料をたくさん買い込んで、効率良く料理をするための下ごしらえをしたり自家製のバターロールまで焼いてるってさ。
だけどねー、私の場合、そんなに優雅に家事を楽しむ余裕がないのよねー。
第一、強力粉って高いから、バターロールに関しては買ったほうが安いよ。
しかし、冷凍食品は栄養的にもよくないような気がするし、ちょっとの時間手間をかければおいしくて「安い」んだったら、がんばってみようかな。
と考えてスーパーに行ったら、あらら「ひとくちカツ用豚肉半額」ですって?
買うしかないじゃん。
よし!真理子ブランドのお弁当のおかず制作開始!とキッチンに立ったのは、夕べ1時(笑)
カツ以外の材料の肉は、安売りのときに買って冷凍しておいたのがたくさんあった。大きいパックで買ったものを、150グラムずつラップで包んで冷凍しておくととても便利なのだ。
ストーブをつけ、チャーシューの煮汁の鍋をのせ、それにゆで卵を放り込み、そして、大量のほうれん草を茹で、とんかつを揚げ、ハンバーグを焼き、根菜と牛肉の煮物をつくり、りんごのケーキを焼いた。
すっかり洗い物をすませシンクをふきんで拭いて「ふーっ」とひと息ついて時計を見ると、朝6時。
むー、なんともエキセントリックな生活だなあ。
1時間眠って、お弁当をつくり、朝食のおにぎりも作って持たせて送りだし、また寝る。(車のエンジンもかけてあげてるし、靴も磨いてるよ)
お昼過ぎ、彼から電話があった。用件を話した後こう言った。「お弁当おいしかったよ。やっぱり作ったのはおいしいわ」
そうか、それはよかった。
今日は、鶏モモ肉が特売だったのでたくさん買ってきた。
もちろん唐揚げにして冷凍するのだ。
今使い残している冷凍食品を食べきったら、もう新しく買うのはやめよう。
新しい服を買ったときよりも、新しい食器や調理器具を買ったときの方が嬉しい性格だ。
やっぱり私は料理が好きなんだなあ。
男友達が昔言っていたっけ。「そうじが得意じゃなくても、めしをうまくつくれれば女はそれでいい」って。「ちらかった部屋でも生活はできるけど、めしを食わなきゃ生きていけないからなあ」
なるほどなあ、と思った。だからといって、こんなに家を荒してる訳ではないんですけど(笑)
なんかすごく料理上手のように自分のことを書いてるけれども、ほんとのこというと私はそんなに凝ったものは作れない。
「おいしくて」「かんたん」なものばかりを追求していたら「料理上手だねえ」と言われるよになったというのが実情です。
「ビストロSMAP」の本はすべて持っているけれども、そのしあわせな手間ひまは読んでるだけで十分。
これは、さしずめ高級ブランドのウィンドウショッピングなのかもしれない。
2月27日(日) 自分でやってみよう
後見人が仲良くしていただいている大学院生のRさん(24歳・美人)が今春卒業するので、お祝いを贈ろうと思って、と彼は先日本を買ってきた。
ところが、本屋さんで包んでもらったラッピングがいまひとつすてきじゃないので、包み直してくれないかな?と頼まれた。
そんなのお安いご用だけど、ハンカチを買ってそれで包んだら?と提案すると「いいね、それ!」と嬉しそうに言った。というわけで、デパートに行って薄いピンクのレースのハンカチを買った。
お金を払っているときに「セロテープで留めるの?」と聞かれて「リボンを買って結んで留めましょう」と答えながら、私はいいことを思いついた。
「包装はどのようにいたしましょう?」と店員さんに聞かれ、自分で包みたいのでリボンを頂けますか?と頼んで、真赤なリボンをわけてもらったのだ。これで買わずにすんだ。傍らで見ていた彼は「やるね!」と感心していた。
ハンカチで本を包み、飾りリボンをつくり、リボンを十字にかけて結んで留めた。
いいじゃん。
後見人に「できたよ」と見せると、「あ、きれいだ」と喜んでいた。
2月26日(土) モテモテ
万博記念公園でフラッグの練習。
先々週見た、美しいゴールデンレトリバーがまた来た。この時間は散歩の時間なのね。
軽快な感じの女性が2匹連れているのだが、どうやら犬たちは夫婦らしいと判明した。
今日は、つながれていない仔犬が一緒だったのだ。
それが、かわいいのなんの。
こけつまろびつ、テテテテ、とこっちに来たので、思わずT樫さんとふたり、「かわいい〜!」と練習そっちのけで迎えてしまった。
仔犬は私たちのところに来て、ごろん、と腹を見せた。
こ、これは、服従のポーズ!?
嬉しくなって、T樫さんとふたりで仔犬をなでまくる。
すると、親犬(と思われる)2匹が私たちの方に、ぐいぐいと女性を引っぱりながらにじり寄ってきたのである。そして、しゃがんでいる私を押し倒し、れろれろと顔をなめた。「うわ〜〜〜(笑)」と犬たちにのしかかられ、私はげらげらと笑いながらも悲鳴を上げた。
T樫さんが「青山さんスゴイ〜。どうしてそんなになっちゃうんだろう?」と驚いた。
あたしも聞きたいよ。なんでこんなに好かれんの?犬に。
もちろん犬も大好きだけど、どっちかというとあたしは猫党なのよ。
それにしても、仔犬はかわいかったし、親犬たちはきれいだったなあ。(うっとり)
2月25日(金) 新解釈
夕飯を食べた後、ネオジオワールドにカラオケに行った。
椎名林檎ちゃんの新曲「罪と罰」「ギブス」を歌う。
MisiaのK・I・Tは、相変わらずハイになるなあ、歌うと。血管が切れまくりそう。
以下は帰り道の後見人との会話です。
『ギブス』の♪だってカートみたいだから♪のカートってカート・コバーンだよね?
そうだよ。これじゃないよ。(と、カートを押す仕草。力が抜けた(笑))
♪あなたはすぐに写真をとりたがる♪ってさー、林家ぺー?って思っちゃうんだよねー。
ふふふふ、新解釈だね。(いきなり歌いだす)♪あたしがパー子じゃない〜♪(♪あたしがコートニーじゃない♪のメロディーで)
夜中の2時半まで歌うと、おとなしい彼もこんなんなります。
2月24日(木) 痛いのよ
ここ1週間から10日ぐらい、左腕がしびれて痛い。
細かく描写すると、首の付け根が痛んでいて、左に首を倒すと肩甲骨の内側がずきんとし、ひじ周辺に痛みが走り、親指がしびれるのである。あー、ややこしい。
痛みだしたとき、「しばらくがまんしてれば治るかも」と思ってだましだまし暮らしていたのだが、全然かわらず痛いのであきらめて病院に行くことにした。
こういう症状って、まちなかの整形外科に行ったりすると、レントゲン撮って湿布をもらってハイおしまい。というのがほとんどのパターンだと思う。と言ったら後見人も「そうだねえ」と言う。
だもんで、半日つぶれるのを覚悟で国立病院に行った。
ところが嬉しいことに、意外に短時間で済んだ。たまたまだろうか?
レントゲンは今日撮ったが、案の定骨には異常がないということだった。
となると、疑わしいのは神経ということになる。が、神経もろもろはMRIという検査でないと診察できないのだが、あいにく国立病院では1ヶ月先まで予約がいっぱいだという。「筑波メディカルセンターに撮りに行く?そっちだったらもっと早く検査できると思うよ。行くなら紹介状を書いてあげるけど」1ヶ月先なんて、悠長なこと言ってらんないよ。行きます、行きます。
メディカルセンターに予約をとってもらい、処方せんを書いてもらって、今日の診察は終わり。
2年前、手根管症候群にかかったときもこの病院で診てもらって治ったのだ。
もう一生しびれたままかと思っていたので、しびれがなくなったときは本当に嬉しかった。
今回も治るといいなあ。
大病院を意味もなく好んでいる訳ではないが、やっぱり信頼できるよ。
もちろん、かぜをひいたときなどはこんな病院には来ない。近所のかかりつけのお医者さんにお世話になっています。
2月23日(水) ガテンな彼
写真立てに、思い出の一枚を入れている。去年スキーに行ったときに、同行者と一緒に撮ったものだ。
マックのモニタの上に置いて、たまに眺めている。
後見人に「それは誰?」と聞かれ「○○くん」と答えたら「ああ、あの....。土方のカッコしてるから誰かと思ったよ」と言うではないですか。
ひどい!ひどーい!と抗議したら「だって、首にタオル巻いて、そんなジャンパー着て、どっからどうみても土方のいでたちじゃないか」と笑う。あのねー、このタオルはふだんは頭に巻いてて、汗をぬぐったり、あたしがこぼしたお茶を拭いたりして、ファッションと実用を兼ねてんのよ!と弁明すると「使い方も土方そのものじゃん」と一笑に付された。
土方。
いいじゃないか!汗と泥と埃にまみれた、無口であらけずりな男。かっこええぞ。
彼は今エリートサラリーマンをやってるけど、やれと言われたら土方の仕事だってえっさほいさとかるーくやってしまうだろう。
もういい。
この人のすばらしさは、後見人にはわかんないのだ。
2月22日(火) 桜の雨
不覚にも号泣してしまった。
「好きです。大好きです。世界中で一番」
と、ユースケが言ったとたん。
これ書いてもまた涙が出てきた。もう一時間半ぐらい泣いている。
「なんでそんなに泣いているの?」と、後見人に言われたが、誰にも絶対の絶対にわからない。
誰かと恋をして結婚しても、けがや病気で死んでしまっても、私のことなど忘れてしまっても、ただ愛してる。と思った人に、たまらなく逢いたくなって、突っ伏して、泣いた。泣いた。泣いた。
2月21日(月) 社交界のテーブルマナー
今日の「ビストロSMAP」のゲストは、デヴィ夫人だった。
できた料理を食べているところを見て、私は「え!?」と驚いた。
左手を、テーブルの下に置いているのである。
このお行儀については、私はうるさい。というか、見ていて見苦しくて嫌なのだ。
後見人もこういうくせがついていたが、気になって気になってしかたがないので、毎回毎回ごはんの度に左手をつかんでテーブル(うちではちゃぶ台だよ)の上に「よいしょ!」と乗せていたら、ほどなく直ったのである。
後見人のトモダチのKくんもこういうたちふるまいには気を遣う人で、グループで食事をしているときに、女の子に注意していたという。「左手出して食べなよ」って。私はその時は同席していなかったのだが、帰宅した後見人に聞かされた。「おれも以前はそういうくせがついてたけど、真理子にしつけられたんだ」と言ったそうだ。
フランス社交界を過ごしてきたというデヴィ夫人。
そうやって、ディナーを召し上がってきたんでしょうか?
それとも、あたしの感覚が間違ってるの?
2月20日(日) 遅く起きた朝は
寝たのが明け方だったので、起きたらもうお昼だった。
みそラーメンを食べよう、と王子Bがつくり始めたのだが、見ていると野菜と麺を別々に茹でている。
「これ、麺と一緒に煮ないと化学調味料の味がきつくておいしくないよ」と言って
野菜をざるにあけ、麺の鍋に投入した。
で、なぜかフライパンを火にかけ、とき卵を調理しようとしているので「いり卵にでもするの?」と聞くと「ウウン。ふつうの卵焼きにするの」???全然想像がつかないみそラーメンだ。生のまま入れた方がいいんじゃない?と、とき卵を奪い、鍋に入れてぐるぐるとかき回した。
インスタントラーメンって、こうじゃないの?
見た目はごっちゃりだったけど、おいしかったでしょう?王子B。
2月19日(土) MACWORLD Expo/TOKYO2000
東京駅の銀の鈴でみんなと待ちあわせ。
メンバーは、U-G、A木くん、O木くん、チヴァくん、それに私である。途中、I 塚さん&愛娘のりさちゃんが合流。
まず、レストランで早いランチ。気分が悪いので(!?)景気づけにワインを飲んだ。いーい感じに酔って、ゴキゲンで会場入りした。
そこで、こさとくんとガールフレンドのりかさんがさらに合流。
まずMacOSXのデモを見る。
グレードアップした項目は半分ぐらい忘れてしまったが、とても期待できそうなインターフェイス。今でもかなり「なんてすばらしいんでしょう、MacOSって!」と思っているが、変更点を見ると「はー、なるほど〜。いくらでも改善することってあるんだなあ」と思った。
さて、注目の私の景品ゲットについてですが、iMacもiBookもゲットできませんでした。
「笑え!まっきんとっしゅ」というジョークソフトを抽選で当てた。
それから、じゃんけんゲームでTシャツを一枚。元気がよかったということで、進行役のおにいさんがくれた。
で、なぜか、ピーロート・ジャパンというワイン屋さんが出店してて(売ってるのはもちろんワイン)、そこでリースリングを半ダース買ってしまった。1万5千円ぐらい。毎年エキスポに来ていて一番高額な買い物が、ワイン....。
終了まぎわに来ればサンプルで開けたボトルをあげるよ、と言ってくれたので「絶対に来ますよ!!」と言い残して去る。
で、ほんとうに5時ちょっと前に再訪して1本もらってしまった。
そのとき紙袋にコートが入っていていっぱいだったので、手にぶらさげて集合場所に行くと「そんなもの持ってると酔っ払いみたいですよ」とO木くんに言われた。たしかに。
みんな満足のいく買い物をしたらしく、とても嬉しそう。O木くんがダイアルアップルータ、I塚さんとA木くんがハードディスク、U-Gがマウス付きタブレット。ワインなんか買ったのはもちろん私だけである。
第2部は、神田に移動して飲み会。
酔って正体をなくしてしまった人もいたが、とても楽しかった。
歩けなくなってしまったI塚さんを市川までタクシーでN井くんが送ることになったのだが、「女性がついて行った方が少しは心証がいいでしょう」と私も付いていくことになった。
終電ぎりぎりで都内に戻り、私は最終的に王子Bのところに泊まった。
2月18日(金) 遠足前夜のコドモのよう
明日は、ずっと楽しみにしていたMACWORLD
Expo/TOKYO2000(このタイトル長いよ)だ。
マックユーザのMLのメンバー達と回る予定。
その後はもっと楽しみかもしれない、飲み会(笑)
やたら早い終電に間に合わなかったらお泊まり、という勇敢な予定をたてた。
97年コードレスマウス、98年Real PC、99年クイックイントラネット、ともらう景品が年々高額になっているため、夫や知人に「2000年はハードウェアをゲットするのでは?」と期待されている。
うーん、どうだろ?
あー、楽しみ。
2月17日(木) お詫びと訂正
後見人は、基本的にこの日記は読まないのだが、「昨日悪口書いちゃった」と言ったらさすがに読んだらしい。
「ひどい。おれが悪人だと印象づけるような書き方をしているよ」
彼の要求をまとめてみると、以下の通りである。
(1)まったく何もしていない訳ではないと明記すること。ちなみに昨日は、ゴミだしと洗濯物たたみをやってくれました。
(2)毎日真理子を働かせているような書き方をしているが、バイトは週に3日であると書くこと。「おれは7時前に起きて毎日会社に行ってるんだよ!」だけどあたしだって、彼が起きた30分後に起きて(起こしてもらってんだけど)、お弁当を作ってそれから深夜まで休む間もなく働いてるんですけど。バイトがないときは、家事・雑用に明け暮れてんのよ。あ、大げさって思った?主婦ならわかると思うけど、遊んでる訳じゃないのにほんと、1日ってあっという間に終わっちゃうのよねー。
話は変わって、私は、朝はゴハンだけを用意しています。で、卵とか納豆とか、彼に自分で用意してもらって食べてもらってるんです。私がお弁当を作ってる間に。だけど、彼が手間取ってそれすらも食べられないときは、私はお弁当づくりをスピードアップして終わらせ、それとは別におにぎりつくってあげるんですよ。車の中で食べるように。まあ、私に時間がないときはつくれませんけど。
朝にお味噌汁ぐらいは作ろうか?って何回か聞いたことがあるんですけど、「食べる時間がないからいいよ」っていつもそう答えてました。
なのに、今回の陳情を聞いているときにですね、彼がこう言ったので、私はオドロキのあまり卒倒しそうになりました。
「普通はね、もっときちんとした朝飯が出てくるもんなんだ!」
食べる時間がなくて、おにぎりを持たされてるのはどなたでしたっけ?
と言いたかったのですが、ぐっとこらえました。
まあいいや。
ということで、非常に申し訳ないのですが、上記2項目を昨日の日記に追加して読んでください。慎んでお詫び申し上げます。
だけど、それ以外はぜんーんぶ本当です(笑)
2月16日(水) 愚痴(なので、読まなくてもいいです)
疲れた。
朝、お弁当を作り、靴を磨き、犬の散歩に行き、洗濯物を干し、バイトに行き(途中買い物をし、図書館に寄った)、仕事をし、帰り買い物をし、帰宅、ネコにえさ、晩ご飯はかつをのたたきだからこないだ買ったサラダ用タマネギを切って水にさらし、また買い物、ところがマルエツ閉まってて、あきらめて帰る、洗濯物ものをとりこむ、お風呂を洗い、夕飯のしたく、食べる、片づける、あしたの朝食とお弁当用のお米を研ぐ、シンクを拭いて、洗面所もかるく拭く。この時点で11時を回ってました。
今?
今は午前3時です。
ちなみに、後見人に上の行動を話したところ、「おれが何かをやればいいのか?」と言われました。
それがね、こう聞こえるんです。(まあ実際そういうつもりで言ってるんでしょうけど)
「本来お前がやるべきことだよな?」
だもんで、「いいよ。別にやらなくても」って言ってしまい、こんな時間に日記を書く羽目になるんです。
部屋も片づけたいんだけど、その時間を捻出するには、マックに向かう時間か寝る時間を削って当てるしかないんですよね。
こういうとき、いつもこう思う。どんなに働いても疲れない、楽しみなんかなーんも持たない、サイボーグだったらよかったのになあ、って。
2月15日(火) いつか迎えに
だれがって、ユースケだよ、ユースケ!
ああ、毎週火曜日は「ユースケ・マイ・ラブ」の日記になっちゃうのか?
今日のユースケもすてきだったなあ....。あたしもユースケと旅行に行きたいよ!くーっ、松たか子ちゃんがうらやましい!!
「いつかユースケが迎えに来たら、出ていくよ」「なんだそれ?(笑)」「で、かんちゃんを連れて行ってもいいって言ってくれたら連れていくけど、もしダメだったら置いていくけど、いい?」「ああ、いいよ」「一人で犬2匹を世話するのは大変かもしれないけど、よろしく頼むね」「ああ、わかった」
というわけなんで、中山裕介くん、いつでも迎えにきてください。待ってます。
2月14日(月) バレンタイン・マンデー
N井くんに「マックワールドエキスポのとき、バレンタインのプレゼントを渡したら困りますか?」とメールで聞いたところ、「郵送してくれるとありがたいです」という返事をもらっていた。
王子Bは逆に「郵送しようか?」と聞いたら「過ぎちゃっても手渡しがいい」と言っていた。
そうかそれならば、と、またもやナイショで電車に乗った。
「今ね、東京駅にいるの」「....えっ?どうして?」「バレンタインのプレゼント持ってきたのよ」「ほんとに?」
まさに出かけるところで少し急いでいるというので、王子Bの最寄りの駅で合流し、そのまま王子Bの行き先まで一緒に行った。
電車の中で、ネクタイを開けて見てもらう。女が選ぶネクタイは使い物にならない、と誰かがナニカに書いていたのが心にひっかかっていて、気に入ってもらえるかということは、私にとってとても重要なことなのだ。
「こういう生地って好きなんだ。持ってるのもこんな感じの生地が多いし」にっこり笑って「この色だったら、何色のスーツが合うかな?」と言った。
「そうね、紺じゃないかな」
そのネクタイは、とてもきれいな桜色の地にグレーの小さな四角い模様が散っている、春めいたデザインだった。
気に入ってもらえてよかった。
2月13日(日) 徹夜で
予定では、一日ゆっくりとチョコレートケーキを大量に焼くつもりだった。
贈る相手は、親愛なるボーイズである。まあつまり、フットボールチームのメンバーなんですけど。
郵送する方々には、念のため衛生上の問題を考慮して市販品を差し上げることにして、おとつい買っておいた。
しかし、自宅のディナーに思いの外手間取り、作り始めたのは結局夜もとっぷり更けた1時すぎだった。
ハート型のスフレ・オ・ショコラを4つ、チョコレートブラウニーを型に2つ半、焼いた。
スフレ・オ・ショコラは型からはずすときにひとつくずしてしまった。まあいいや、自宅用にしよう。
洗い物がすっかり片づいたと思ったら、後見人のお弁当をつくる時間になっていた。やれやれ。
夕飯の残りのローストポークにオレンジソースをからめ、ロールパンに卵のミモザとツナをはさみ、焼いたばかりのスフレ・オ・ショコラを少し切って容器に詰めた。
2月12日(土) 脳みそ冬眠中
ひさしぶりにフラッグフットボールの全体練習。
しかし、寝過ごして1時間も遅刻してしまった。
あたりまえだが、ゲーム形式で練習は始まっていた。
4対5でやっていたので、4人のチームに加わる。
ところが、ここしばらく全体練習に参加していなかったので、だいぶ勘がにぶっているというか、頭が働かなくて困った。
T中くんが出してくれたサインを間違えてしまうし、ショットガンは決まらないし、あまりにもきれいなゴールデン・レトリバーに見とれてしまうし(科学万博記念公園は犬の散歩のメッカ)、ディフェンスに熱くなりすぎてI藤さんを押し倒してしまうし....。
「脳みそ腐ってるよ!」叫んでみんなに謝った。
2月11日(金) 長い一日
バレンタインのプレゼントを買いに、東京まで出かけた。
また、王子Bが、人生の一大事の大仕事で泊まり込みで作業しているらしいので、買い物の前に差し入れを持って行くことにした。
「行くからね」って知らせてしまうと集中力に水を差してしまうような気がして、何も言わずに行った。
エントランスの階段を上りながら建物を見ると、バルコニーでぼんやりとたばこを吸っている王子Bが見えた。
王子Bがこっちを見た。私も見上げて、王子Bの視線とぶつかった。
「差し入れ持ってきたの」
手を振りながら言ったが、王子Bはにわかには信じられなかったらしかった。
「えっ!?」
ものすごく驚いた顔をして私をちょっとの間見つめ、やっと現実を理解したらしい。
そうよ、電車を乗り継いでここまで来たの。3時間以上かかっちゃった。
「どうしてここにいるのか?って思った!」駆け降りて来た王子Bは、驚いたり笑ったり呆れたり忙しそうだ。
差し入れの中華風おこわと煮タマゴとりんごのケーキを渡し「邪魔しに来たんじゃないから、あたしこれで帰るね」とそそくさと帰ろうとしたら、王子Bは笑って言った。「少しぐらい大丈夫だよ。第一、バスの時間まで待たなきゃ帰れない」
パティオのベンチに座り、進み具合を聞いた。見通しが立てば今晩帰宅できるかもしれないとのこと。だけど、「今晩の食料はこれで確保できたな!」って言ってるところを見ると....。がんばれ、王子B。心配なのは体力、スタミナだ。いくら気力が充ち満ちていても、こればっかりはどうしようもない。今のところはとても元気そうなのでとりあえず安心した。
「バスが逃げちゃう」そう言って立ち上がり、王子Bを少し励まし、来た道を戻った。
高島屋日本橋店に行って、N井くんと王子Bにネクタイを買う。店員さんにアドバイスしてもらって、なかなかいいのでは?というものが買えた。
さらに地下に行ってチョコレートを買う。イモを洗うがごとく、混んでいた。まるでアメ横のよう。
去年もそうだったけど、ゴディバの人気はすごい。
だけど私は、トイスチャーのシャンパントリュフを買う。8コ入りは15センチ四方の小さな箱だが、三千円もするのだ。包みからはとてもそうは見えない。
それから今度は本当のアメ横に行き、後見人のリクエスト「レッド・ウィングのブーツ」を買った。番号が8166という人気モデルらしい。サイズは7インチで大丈夫!と言われ、「レザーブーツのすべて」なんつー雑誌まで携行して、恥ずかしいと思いつつお店の人に広げて「これを....」と写真を示し、靴だというのに(しかもウチにとってはかなり高価な)、とうとう本人が試すことなく買ってしまった。
今日の目的はすべて果たしたが、少しぶらぶら見て歩いた。
で、自分用に同じようなブーツを買った。
レッド・ウィングの3分の1以下の値段である(笑)
去年は、シャンパンと父のソフト帽とチョコレートをたくさん、という内容だった。帽子の箱がとてもかさばるので大変だったが、平日だったのでまだましだった。
いやー、今日の荷物の大変さと言ったら!
ブーツ2足ってけっこう重いし、やっぱりかさばる。
やっとの思いで電車に乗り、駅まで迎えに来てもらった。
「ちゃんと自分で手入れしてね。あたし、自分のだってやってないんだから、人のまでできないよ」と言ったら、「ものすごく説得力があるね」と言われてしまった。
あれ?
だけど、彼の通勤靴はあたしが毎日磨いてるんじゃなかったっけ?
まあ、ともあれ、ブーツを手に入れてとても嬉しそうだった。
長い一日だったなあ。
2月10日(木) 変化
トップページとプロフィールの写真を新しくした。
「表現する」ということについて、ちょっと考えたのだ。
2月10日は思い入れのある日なので、この日に変えようと前から思っていた。
こういうきっかけがないと、私のような憶病者は変化していけないのかも。
2月9日(水) 雪の朝
夕べ、雪になった。
雪の日の朝はとてもまぶしい。
この明るさはどこかで見たことが....と、天井を見ていて思い出した。
一昨年に旅行したハワイのホテルの朝だ。
あの旅行はほんとに楽しかった。
旅行記を書くつもりで、小さなノートにたくさんメモをとったというのに、なーんにも手を付けず、もう2年も経ってしまった。
心の中では、そりゃもうリアルに再現できるんだけどな。
2月8日(火) ユースケいいなあ
今日も「お見合い結婚」を見た。
やっぱりユースケはいい!
「ものすごくすてきに映ってるよね」と、後見人に言うと「そりゃ主役だからね」と答えた。「スーツがなんて似合うんだ!」と言えば「それはたしかに言える。ていうか、司会のカッコだね、これは。」と言う。司会、司会って、そればっかり言ってるよ。いいじゃない、こんなにかっこいいんだから!
「あああ!ユースケに逢って○○して××したい!」と叫んだら「口がさけても人には言えないね、真理子がそんなこと言ってるなんて」と言われてしまった。
2月7日(月) 頭が割れそう
肩凝りが凄い。
それに伴って頭が割れそうに痛い。
ずきずきずきずきずきずきずきずきずきずきずきずき....。
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン....。
ほんとに涙が出た。
2月6日(日) 機械まかせの不安
96年の夏に買った、録・再MDウォークマンが壊れた。
録音はできるのだが、再生時に音が出なくなってしまったのだ。
幸い、再生専用のMDウォークマンがあるので、不便とはいえなんとか用はたりている。しかしやっぱり、あまりにも編集などが面倒くさいので、つくばの電気街に見に行くことにした。
目玉商品が出るまでは、このまま使おうと思っていたが、つい買ってしまった。
シャープのMT831。操作がしやすそうで、録音レベルがついているのが決め手となった。
ところが、である。
たしかにHIはいいのだが、なんていうのか「考え方」がイマイチ。
たとえば、エンドサーチ機能がついていない。
何度もマニュアルを読んでやっとわかったが、デジタルで録音すると自動で空いているところを探してそこに書き込むらしい。(これも、明記はされていなかった。)
この操作が、すごく精神衛生に悪い。「大丈夫か?」と不安になるのだ。
エンドサーチして録音操作をするというのは、自分で確かめた上での行動だから、なんのストレスも感じなかったのだな、と思った。
2月5日(土) はやめに
早朝、後見人を駅まで送った。「釣りバカ日誌」が公開初日で、出演者の舞台挨拶がある劇場まで見に行くらしい。ところが、このとき喉が痛くなりはじめていた。
帰ってすぐうがいをし、ドリスタンを飲んで横になった。
今日は、万博記念公園で、恒例のフラッグの練習なのだ。ここ2日の特訓の成果を試したいので、私はとても張り切っているのだ。
9時に目覚ましが鳴ったとき、まだ喉は痛かった。
練習ぐらいはできそうだが、このまま行動するとまちがいなく「かぜ・リターンズ!」という予感がした。T中くんに「そういう訳で今日は休むよ」と電話し、そのまま3時まで眠った。
なんと、すっきりと良くなっている!
早めに休むということがいかに大事かわかった。
2月4日(金) すごいよ
昨日に引き続きフラッグの練習をする。
M田くんとパスの練習をしていると、チームのA元くんが通りかかり、M田くんが声をかけた。
「おう!どうだ?」「いやあ、厳しいかも。今、表紙をもらいに行くところなんだ」「そうか。戻ったら製本手伝うよ。4時までだったよな?」「うん、ありがとう」
私はぴんと来て「もしかして今日提出?」と聞いた。修士論文である。
「はい、そうっス」とM田くんがけろっとして答えた。
「大丈夫なの?」「ええ、もう全部できてるんですよ。だれかがコーヒーこぼしたら留年かもしれないけど。あはは」「あのさ」「はい?」「どうしてこれやる前に出してこなかったの!」「だって....めんどくさかったんだもん」
時計を見ると2時半だった。4時締切なのに、A元くんは今から製本?
それに比べてM田くんは、完成してるのに「めんどくさい」って出してない?
しかもM田くんは早朝テニスをやってその後10キロ走って来たという。で、今、私の特訓につきあってくれている。で、同期のトモダチの製本を手伝うって?
うーん、すごい。
2月3日(木) コンセントレーション・ハイ
仕事の合間に、フラッグフットボールの練習をした。
センター青山配置案がいつの間にか水面下で動いていたらしく、私をセンターとして養成するための練習だった。
エクスチェンジとショットガンの練習はもちろんやったが、ありがたかったのは、レシーブの基本をみっちり教えられたことである。
単調なパスキャッチをえんえんと繰り返す。
M田くんもT中くんも、卒業をかけた論文にとりかかっている真ッ最中だ。
その合間をぬっての貴重な時間だから、私はまじで集中した。
風の音や学校内でのざわめきなどがだんだん聞こえなくなり、頭の芯は冴え渡り、心は真空になった。
ボールをキャッチする音が、メトロノームのように聞こえるだけ。
すごい。
ハイになりそう。
2月2日(水) こんにちは、D501i
先月、水没させてしまった携帯電話だが、今は正常に働いているものの、いつなんどき息絶えるかわからない状態であった。新しいのを買うのかあ。厳しいなあ。と、私は心が重かった。
そこへ救世主が現れた。
N井くんがカラー液晶の新しい端末に買い替えたため、彼が今まで使っていたD501iをもらえることになったのだ。
先日、宅配便でその端末が届いたのだが、予想以上に嬉しくて嬉しくてひとりうふふふふふ〜と笑ってしまった。
仕事が終わってから、機種変更の手続きに行った。
とりあえず、ショートメールの操作方法だけを覚えた。
2月1日(火) うらやましい
なにがって、松たか子である。
なんでかって、ユースケ・サンタマリアと結婚するからである。
「お見合い結婚」というドラマの話だが、んもう、うらやましくてうらやましくて。
いいなあいいなあ、あたしもユースケと結婚したいよ!
もし、私がユースケと結婚するとしたら、ということを後見人と話す。
神前結婚で、私はおかいどりか振り袖、ユースケは羽織袴。と言ったら「似合いそうだ。というか、司会じゃないか、それって」と後見人が笑う、笑う。「キムタクは来るかな。本上は来ないだろうな」「もし本上が来るとしたら呼んであげようか」「うん、そのときはぜひ頼むよ」「うん、わかった」
しかし、私はなぜ、配偶者とこういう話をしているのでしょう?