1998.10月

10月31日(土)

 栃木県佐野市に住んでいる妹夫婦の家に、一泊で遊びに行きました。
 「お昼に佐野ラーメンを食べない?」と誘われていたので、「おーし、じゃ、お昼に間に合うように行くね!」と張り切っていたのですが、れいちゃんがまた!けんか傷を化膿させて、いびつな顔になっているのに気がつきました。しかたがないので朝イチで獣医さんに連れていくことに。
 案の定、ほっぺたに膿がたまっているので、切開して膿を洗浄する処置が必要となってしまいました。今日は、泊まりで出かけてしまうので明日来ます、と言ってれいちゃんを連れ帰り、急いで出発しました。
 2時頃に到着。
 妹は東京出身のTさんと結婚して、Tさんの転勤に伴い、津田沼、船橋、佐野と移り住み、それぞれ遊びに行っている(佐野は今回が初めて)のですが、なんか、私の暮らし方とはえらい違いで、「うーん、別世界」とうなってしまいます。
 リビング、キッチン、トイレ、お風呂、と、どこを見渡してもとてもセンスよく整えられ、気持ちよく清潔にしてあります。
 まるで「千趣会」のカタログだ!と思いましたね。
 こんな家で暮らせるTさんは幸せモノです。
 まず、佐野ラーメンを食べに行きました。Tさんおすすめのレトロなお店で、シンプルな醤油ラーメンと、ぎょうざを堪能しました。
 それから、佐野厄除け大師に行きお守りをひとつ買い、絵馬の願いごとを見てしばし笑いました。願い事を書いてる人は必死なのでしょうが、なぜ、あんなに面白いことが一同に会しているのでしょう。一番傑作だったのは「目のくりっとしたカワイイ彼女ができますように」というもの。「具体的だよね〜」
 それから、私が尊敬する「田中正造」の旧家を見にいきました。感激〜。
 夜は、妹が手料理をふるまってくれました。メニューは、カツオのたたきのカルパッチョ、アンディーブのサラダ、ステーキ、ヨークシャープディング、お手製レアチーズケーキ、シャンパン(ヴーヴ・クリコ)でした。ステーキは、Tさんが焼いてくれました。

10月30日(金)

 ここのところ、研究室が忙しいです。
 今日はダンスの日だったのですが、仕事が8時までかかってしまい、行けませんでした。
 今朝は頭痛がひどくて、犬の散歩にも行けなかっのです・・・。のんちゃん、かんちゃん、ごめんよ。

10月29日(木)

 今日は腕のしびれの診察の予約日です。
 朝7時半に病院に行き、診察券受付機に並びました。そして気づいたのです。予約日が昨日だったということに。
 おーまいがっ!!
 しょぼくれて家に帰り、犬の散歩に行き、一息ついて仕事に行こうとしたら、がーん。
 ガソリンがない・・・・。
 ついてない日ってつぎつぎと、とほほなことが起こるみたいです。

10月28日(水)

 銀行を辞めてから、あまりスケジュール帳が重要でなくなり、数年前から、アドレス帳とコンパクトなスケジュール帳を分けて持つようになりました。
 秘書の仕事をはじめてから、自分のスケジュール帳とは別に、先生のスケジュールを書き込む手帳を用意しました。つまり、私は今、2冊のスケジュール帳を持っているのです。これじゃ、ボリュームのあるスケジュール帳を1冊持った方が機能的かつ効率的だと気づき、来年はコンパクトなシステム手帳を持つことにしました。多少高価でも、使い易いものを時間をかけて探しましょう。なんたって、あと2ヶ月あるんだし。
 と思っていたのが数日前なのですが、もう手元にシステム手帳があるのです。
 それは「ミスタードーナツ」のスケジュール帳。
 理想よりちょっと大ぶりですが、ノート部分のイラストもカワイイし、えんぴつホルダーもあるし、なんたってタダです。あー、早く使いたいな。

10月27日(火)

 今日は出勤日ではなかったのですが、ジョナサンくんが無事来られるかどうか心配だったので、お昼ごろ行って待っていました。約束の時間の10分前にドアがノックされ、クルーカットのアイビー青年が入ってきました。彼がジョナサンくんです。
 私が送った案内図を「パーフェクト」と言ってくれたので、嬉しかったです。
 やがて、ジョーンズ先生がいらっしゃって、ウチの先生と3人でランチを食べに出かけたので、私は帰りました。

10月26日(月)

 やることがたくさんあったのに、なぜかもーれつに疲れて、お昼すぎにパジャマを着込んで寝てしまいました。どうしちゃったんだろう。

10月25日(日)

 カキフライを作って食べました。
 食欲の秋なんでしょうか、台所に立つのも料理の本を眺めるのも楽しくて楽しくて、すこし(というかかなり)減量しなきゃ、と思っているので困っています。
 朝しっかり食べて、夜を軽めに、週末だけは普通に、と夫と決めました。

10月24日(土)

 だらだらと寝坊をしてしまいました。
 ぼーっとしながらカツ丼を作り、食べ終えて外出しました。
 CD屋さんで「叫ぶ詩人の会」のレーザーディスクを予約し、ストーンズのライブアルバムを購入。その後、図書館へ。特売の牛乳を買って帰宅し、だらだらとしていたら「あっ」という間に夜になってしまいました。

10月23日(金)

 ウチの先生のアメリカのお弟子さん(多分ね)が、来週訪ねて来ることになりました。流暢な日本語を話すので、この彼からの電話は安心です。
 上尾からのアクセスを聞かれたので、バス停からの地図を送ることにしました。
 意味もなく(意味はあるのだろうか?)だだッ広いこの大学、初めて来る人が迷わないはずがありません。大学構内を「筑波大学外廻り」「筑波大学内廻り」などという無料バスが走っているくらいなのです。もちろんれっきとした路線バスも構内を走っています。
 よく言えば親切、悪く言えばおせっかいで心配性のわたくし、ついつい力が入りすぎて、気がつけば常磐線の時刻表をコピーしたり、バス会社に電話して時刻を調べたりしていました。

10月22日(木)

 健康管理のため(ほんとに)、基礎体温をつけ始めて4日目。
 グラフはすさまじい角度で急降下しています。36.24、35.95、35.87、35.15。
「なんじゃあこりゃあ!?」と思いましたね、今朝は。だって、35.15なんて、グラフのマスがないんですよ!きっと血圧も低かったと思います。ふらふらでした。

10月21日(水)

 ろくでなしの烙印は一生消えないのだろうか。

10月20日(火)

 うちには、犬が2匹と猫が4匹います。
 みんな人なつこいのですが、とりわけ犬たちがすごいです。
 夕方、餌をやって少しかまったのですが、2匹とも私に200パーセントの愛情をぶつけてくるのです。飛び跳ね、鼻をならし、尻尾を振ってもう大変な騒ぎ。私は忙しいし、もう暗いのでいつまでも犬と遊んでいる訳にもいかず、ちょっとの時間で家に入ったのですが、背中を向けるとき、すごーく切なかったです。
 「犬は忠実だから猫よりもカワイイ」というのはこういうことなんだなあ、と思いました。

10月19日(月)

 たまにはこんな日もある、と思わずにはいられない一日でした。
 五木寛之さんの「生きるヒント」には、人生ってつらいことばかりの連続で楽しいことがあまりないものだ、と書いてらっしゃるそうですが、私は、こういう時、その言葉を思い出します。イヤになっちゃうけど、別に変なことではなくて、普通のことなんだ、って。考えてみれば、トラブルがないハッピーな毎日ってある訳ないんですよね。
 それにしても、非常識なほどに図々しい他人を拒否できない近所づきあいって、諸悪の根源としかいいようがないです。
 せめて、庭に勝手に入り込むのだけはやめてほしい。
 そこは、あなたの場所ではなくて、ウチなんですから。

10月18日(日)

 MscOS8.5を導入しました。
 感想。ウィンドウシェイドで「シュッ!」という音がしなくなったのが、むちゃくちゃ悲しい、です。私は順応性が低いのかもしれません。

10月17日(土)

 やたらお腹が痛い。
 まいったなあ、もう。

10月16日(金)

 どうもここのとこ調子悪いなあ、と思っていたら、本格的に風邪をひいてしまいました。朝一度起きて薬を飲んで横になったら深く深く眠ってしまい、目を覚ましたら汗をぐっしょりかいていました。時間は・・・うわあ!10時を回ってるよ!!慌てて研究室に電話すると留守番電話。先生のご自宅に電話したら奥様が出ました。
「今日はとても早く家を出たんですよ。あら、まだ着いてませんか?」
「いえ、そうではなくて、私、風邪をひいてしまって、今家にいるんです。」
 奥様にも気遣っていただいて、留守番電話にメッセージを入れます、と言って電話を切りました。多分先生は、朝一番の会議に出てらっしゃるのでしょう。
 夜、もう一度ご自宅に電話しておわびしました。

10月15日(木)

 昨日のことになりますが、NHKの「ためしてガッテン」を見ました。テーマはエコロジーで、省エネとか環境汚染への協力方法をいろいろ紹介していました。
 私はかなりえーかげんに生きていますが、エコロジーにはまじめに向き合っているのです。
 だから、ガッテンで紹介されたことはほとんど、常日ごろから私は実行していたんです。買い物袋の持参、資源ゴミのリサイクル、下水を汚さない、などなど。
 「ちゃらんぽらんだけれども、まりこみたいにエコロジーに気を遣ってる主婦と、おうちをぴっかぴかにして、手の込んだごはんをつくってご主人に喜ばれるけど、環境には全然気を配ってない奥さんでは、どっちがいいのかなあ?」
 「そりゃあ、まりこの方がエライじゃん」
 私も、自分が快適に生活できさえすればいい、などと言うような夫でなくてよかったと思いました。

10月14日(水)

 今日はなんと、朝、半身浴をしてしまいました。いやあ、気持ちよかったです。
 すっきりして仕事に行きました。

10月13日(火)

 今日も夕方、半身浴をしました。
 今まで「チェコとスロバキア 歴史と現在」という本を読んでいたのですが、これは、お風呂などで読む本ではないと悟りまして、今日は千趣会の小冊子を持って入りました。部屋でダラダラしてだるいだるいと時を過ごすよりも、思い切って小一時間お風呂に入ってしまった方が、効率的かもしれません。

10月12日(月)

 ペンタブレットで、はじめて絵を描きました。
 叫ぶ詩人の会のHirokiくんに、手作りのバースデイカードを送ろうと思ったのです。ヴーヴ・クリコのボトルと、となりにフルートグラスをふたつ描きました。
 けっこううまく描けたかも、と夫にみせたら「いいじゃない」とほめてくれました。

10月11日(日)

 気持ちのいい日曜でした。
 今日出かけた先は・・・
 コンビニでコピー。閉店するらしくて、商品がほとんど半額になっていました。
 スーパーで食料品の買い物。野菜が高くて泣きそうになる。(何もそこまで)
 図書館へ本を借りに。「プラハの春」をリクエストしていたのが借りられるようになったと連絡があったのです。
 夫の新しい椅子を家具屋さんへ取りにいきました。お取り寄せだったのです。革の立派な椅子で、とても座り心地がいいです。私も、桐のチェストを買いました。これもお取り寄せで、また行かなくてはなりません。
 一旦家に戻って荷物を下ろし、T-ZONEへ行きました。OKIのレーザープリンタが、小さくてとてもコストパフォーマンスがいいよ、と言いましたら、じゃあ買う?ということになったのです。ところが売れてしまってました。
 今あるキヤノンのワンダーBJがじゅうぶん機能してるのですから、売れちゃっててよかったです。

10月10日(土)

 夫とのんちゃんとかんちゃんの4人(?)で、水戸に行きました。
 行き先は、私の実家と偕楽園です。
 まず偕楽園へ。芝生の上を吹く風がきもちよくって、のんびりとサンドウィッチを食べました。梅の木につないだ犬たちも、楽しそう。家族で来て、レジャーシートをしいてベースキャンプ(?)を作り、かくれんぼなどしている人たちもいました。
 天気のいい日は、こういう公園でねそべって、のんびりと、ワインなんか飲みながら本を読んだり空を眺めたりしたらとても幸せだろうなあ、と思いました。
 今日は、あまり時間がなかったのですが、今度は、まりこのバイト先の大学とか、近場の公園でゆっくりしようね、と夫と話しました。
 実家では、犬が来る、と知っていたおかあさんが、魚のアラを煮て待っていてくれました。おいしいものをくれる人、として私のおかあさんを認識しているのんちゃんは、後ろ足で立っておそろしくマジメな顔で前足を差し伸べていました。

10月9日(金)

 結婚記念日の贈り物は、「まりこ感謝デー」でした。
 東京ディズニーランドでの一日豪遊(?)です。
 まず、スプラッシュ・マウンテンへ。
 なんと!たったの45分待ちです。いやあ、空いてるなあ、といいつつ、最後の急降下で顔中の穴を全開した写真を撮られました。持参したパンと牛乳でのランチの後、ビッグサンダーマウンテン、ウェスタンリバー鉄道、カリブの海賊、スター・ツアーズ、スペース・マウンテン、ミクロアドベンチャー、ミート・ザ・ワールド、再びビッグサンダー・マウンテン、スプラッシュ・マウンテンを楽しみました。
 夫は「もう何度も乗っているし、一日に2回というのはあまり好きじゃない」と言ったのですが、「それじゃ、クルマのところで待ってて。ひとりで遊んで戻るから」と言いましたらつきあってくれました。
 私はいったいジェットコースターが好きだ!
 「ジェットコースターに乗ると、心の中の暗黒面が消滅していくんだ」と言いましたら、「それでリュックの中には夢がつまっているというのけ?」と言われましたので「そうだよ」と答えましたら、「そんなことを言うのはこの口け〜?」と、また口の端を引っ張られました。
 最後にベーコンとパイナップルのピザをつまみながらパレードを少し見て、帰りました。
 今日の東京ディズニーランドは空いてました。なぜだか。
 すごく疲れたけど、目一杯楽しみました。

10月8日(木)

 なぞの腕のしびれに関して、MRI検査をしました。
 ベッドに固定されて、トンネルの中にずいーっと入っていき、そのまま30分も磁気を当てられてじっとしていなければなりません。こりゃ苦痛だなあ、と思っていたら、なんと私は熟睡してしまったのです。
 目が覚めたとき、まじに「ここはどこ!?」と思ってしまいましたね。

10月7日(水)

 今朝、犬2匹を連れて散歩をしていたら、いつのまにかのんちゃんがナニカをくわえていることに気がつきました。
 「なにそれ?」
 あけびでした。

10月6日(火)

 いろんな要因が重なりあってるのでしょうが、やけにゆううつな一日でした。
 気分転換に、半身浴をすることにしました。バスタブに熱めのお湯を半分くらい張り、ラベンダーのバスエッセンスを落とし、本を読みました。とても健康にいいという半身浴、今夜は気持ち良く眠れるといいなあ。

10月5日(月)

 肌寒い一日でした。
 所用で水戸へ。以前勤めていた銀行の事務センター近くを車で通りました。当時は行き止まりだった道路が開通していて、時間の流れを感じずにはいられませんでした。試しに通ってみましたら、ぽつぽつと新しいお店が建っていて、「できたてのほやほやの街」という感じでした。

10月4日(日)

 4人と2匹で散歩に。
 途中、大きなシベリアンハスキーを連れた親子づれとすれ違いました。のんちゃんが通り過ぎたとき、ハスキーはただこっちを見ていただけなのですが、かんちゃんがさしかかった途端、ガバ!とこちらに向かってきたので、かんちゃんは文字通りしっぽを丸めてびびってしまいました。ちっちゃくてもオスだということなんだね、と、みんなで話しました。かんちゃんはショックで歩けなくなってしまったので、しばらく妹が抱いて歩きました。

10月3日(土)

 妹夫婦が泊まりに来ました。
 「土浦全国花火競技大会」を鑑賞しながら、川原でワインでも飲みましょう、ということで。肴はチーズフォンデュにしました。
 花火師の競技大会なので、とても見どころがあるのですが、私は土浦に越してきてから過去3年欠かさず見に行っているというのに、天候に恵まれたことがないのです。とてつもなく寒かったり、したたかに雨が降っていたり・・・。しかし、今年は最高でした。
 プログラムと照らし合わせながら、わいわいと楽しく花火を楽しみました。
 やっぱり、しだれ柳に人気があるようです。

10月2日(金)

 今日はちょっと暗い話。
 私は今、腕のしびれと戦いながら日々暮らしています。
 動くことは動くので、家の掃除、洗濯、ごはんの支度・後片付け、など、ふつうにやっています。痛みをがまんして。
 こんなときは、独身だったらよかったのになあ、と思います。

10月1日(木)

 夕方れいちゃんを病院に連れていきました。
 傷口を開いて膿が出なければ大丈夫です、と先生はおっしゃりながら「ぱか」と傷口を開け、もみもみしました。
 「・・・大丈夫みたいですね」「遠慮しないで、もっとやってくださいよ(もみもみ)」「そうですか・・・わっ!」ちょっと力を入れてもみもみしたら、どぴゅーっと膿が吹き出し、先生の白衣や顔にかかってしまったのでした。先生には申し訳なかったけど、膿がたまってることがわかってよかったかも。

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