11月30日(月)
実家に行く。
中欧のおみやげに、父にはドミンゴのCD、母にはガーネットのペンダントを選んでおいたのだ。
さっそくドミンゴのCDをかけてみたところ、けっこう音が飛ぶ。
よく見ると、傷がけっこうついていた。
プラハまで商品取り替えに行くわけにはいかないもんなあ。
あきらめるしかない。
11月29日(日)
あまり考えたくないが、もしかしたら、私は「時差ボケ」になっているかもしれない。
ベルリン、プラハは、日本時間より9時間遅れである。
で、午後1時をすぎたあたり、つまりあっちの時間で夜10時にあたる頃、猛烈に眠くなってしまう。
今日も、2時すぎに「少し眠ろう」とベッドに入り、7時すぎまで寝てしまった。
ちゃんと社会復帰できるかどうか、不安だ。
11月28日(土)
夫とカラオケに行った。
以前ニュースで見た「フリカラ」の部屋が空いていたので、そこにする。
さっそく「フリカラ」で「タイミング」を歌い踊ってみる。最近さぼっているが、私はストリートダンスを習っているので、ステップのしくみ(というのだろうか)は、ある程度わかる。ので、遅れながらもなんとかこなせた。
「フリカラ」で用意されているアーティストは、今のところ少なかった。スピードとMAXが多かったが、これらはかなり難しいと思う。できる人がいるのだろうか。
SMAPは「SHAKE」しかなかった。
ピンクレディー、キャンディーズも試してみた。
最近は、アーケードゲームに、指示通りにステップを踏んでレベルを競う「ダンス・レボリューション」というのがあり、「最近のゲーマーは踊れなきゃ」ということになっているらしい。
ダンスなら盆踊りさえも好き!というダンス好きの私は、なんとなくうれしい。
11月27日(金)
ひさしぶりに研究室に行く。
先生はまだ帰国されていないのだが、1件ファクスをする仕事があるのだ。
ドアを開けてびっくり。
私がいない間に何があったのだろう。
おせんべいが出しっぱなしになっているわ(床にはかけらが落ちていた)、カップは割れているわ(もちろん無事なのも洗っていない)、台ふきんはまっ茶色になっているわ・・・。先生の机も散らかり放題(これはいつものことだったりする)。
書類をファイルし、不要なのは捨て、食器を片付け、ふきんを漂白し、やっと見られる状態にするのに、2時間くらいかかった。
その後、これまた久しぶりにダンスのレッスンに行った。
11月26日(木)
あんなに寒かったプラハではなんともなかったのに、帰ってきてかぜをひいてしまった。それとも、かぜはずっとスタンバイしていたのだろうか?
11月25日(水)
旅行の写真ができあがった。
うひゃ〜、みごとにドリアンさんばっかりである。
昨日の朝まで近くにいたんだけどなあ。こうして、どんどん遠い過去になっていくんだろうな、としんみり思った。
11月18日〜11月24日までの日記は、後日旅行記としてアップする予定です
11月17日(火)
とりあえず、病院に行く。
「ええ!? しじみを生で食べたの?」
おなじみのお医者の先生に驚かれてしまった。実をいうと、私も、このメニューを知ったとき、「生で大丈夫なのかな?」と思ったのだ。しかし、本となって立派に紹介されているんだから、と思って作って食べてしまった。1日めは大丈夫だったのだから、2日目、つまり1昼夜おいたのが原因だったのだろう。ちなみに夫には全く異変はなかった。ちょっとここのとこ、お腹が痛かったりした私には荷が重かったのだろう。軽はずみなことをしてしまった。
脱水症状になっているだろうから、と、点滴を打ってもらう。
薬をもらい、家に帰った。
夫は心配して、会社を早退してくれた。これが非常にありがたかった。
休養が最優先だろうから、ぎりぎりまで横になっているようにした。そして、夫にクルマを運転してもらい、出発前にすませておく用事をいくつか済ませた。
ぜんぜん食欲はないが、りんごをすったのを食べ、旅行中の夫の食事となるカレーを、ふらふらしながらこしらえた。
さらに夕飯を作ってふたりで食べた。といっても、私はおかゆだったが。
朝よりはだいぶ回復し、やっとパッキングの続きをやった。
後で妹と電話で話したとき、妹は言っていた。
「海外旅行前は、魚介類はさけるようにしてるよ」
妹は、半年毎に、夫婦で海外旅行に行っているのである。
数えるほどしか海外旅行に行っていない私も、つくづくそう思った。
11月16日(月)
所用で水戸に行った。
昨日つくった「しじみのしょうゆ漬け」の残り半分を食べる。
明後日から中欧旅行に行くというのに、パッキングは依然終わらない。焦りも手伝ってか、なぜか気分がすぐれない。思えばこれが、一騒動の前兆であったのだが。
悪心にうなりながらも、明日があるさ〜、なんて心の中で鼻歌など歌って寝る。
1時間もしないうちに飛び起きる。
トイレに駆け込み、吐いた。
「しじみ」があたったのだ。なんたること!!
朝になるまで、10回はゆうに吐いた。
もちろん、下痢も併発した。
海外旅行なんて行けるのだろうか? 心の中に不安が広がっていった。
11月15日(日)
昼寝をしたり、マフィンを焼いてお茶をのんだりして一日のんびりと過ごした。
夕飯に、かねてから食べてみたかった「しじみのしょうゆ漬け」を作る。平野レミさんが書かれた料理の本に作り方がのっていたのだ。レミさんによると「台湾のレストランにはテーブルにこれがおいてあって、とてもおいしかった」ので、ご自分で研究してしょうゆ漬けの方法を考えたそうだ。そのまま漬けるのでは、しじみは固く口を閉ざしてしまってだめだそうだ。では、どうするかというと・・・、「Heaven's
Kitchen」をご覧ください(見てもらおうという画策があからさま)。
「進ぬ!電波少年」を楽しく鑑賞した後、「ゼルダ」のCMが流れた。胸騒ぎがして、画面を凝視すると、見慣れた金髪が!
とうとう、ドリアンバージョンを見ることができました。あーうれしい。
11月14日(土)
今日、大事な電話をしている時に、失礼千万なキャッチホンを受けた。
以下がそのやりとりである。
「敏生さんいらっしゃいますか?」
「はい。あの、すみません、これキャッチホンなんです。」(こう言えば『かけな おす』とか『折り返し電話くれ』と答えてくれると思った)
「用事があるので電話してるんです」(失礼な言い方。せめて『すみませんが、こ ちらも急用なんです』ぐらい言えないのだろうか)
「あ、すみません。どちらさまですか?」(名乗ってもいなかった)
「山本と申します」
「あ!信一さんですか?」(そういう知人が夫にいる)
「いいえ、違います」
「あの、急ぎの電話なので、折り返しこちらからかけ直します。お電話番号を教え てくださいますか?」
「こちらも急いでいるので電話をしているんです。」(割り込んでいて、この言い 方はないと思う。)
「はい。じゃ、先方をお断りしますので、少々お待ちください。」
と言って、私は、仕事の話をしていたS先生との電話に戻し、事情を説明して謝り、電話を切らせてもらった。そして、その山本氏の電話に回線を戻すと、
切れていました。
すでに話し中だった相手に切る旨を伝える事が、そんなに許せなかったのだろうか? 「急ぎの用事」を放棄するほどに。
仮にウチがキャッチホン契約をしていなかったら、すでに話し中だったというのに。
多分、セールスの電話だったのだろう。
当然、すごく頭にきた。
11月13日(金)
やっと研究室に行った。
来週の水曜に私は東欧旅行に出かけてしまうので、今日が旅行前最後の出勤。
私が出発した2日後に、先生がアメリカに出張。先生が発たれる前に、私が早々と日本を後にしてしまうのはとても不安だが、こればかりはそう簡単に変更できないのでしかたがない。
先生から「ニューヨークのホテル、紹介してもらったのが高いので他を予約してください」と、急に言われた。いくつか問い合わせてみたが、予約申し込み結果が、来週の火曜日ぐらいにしかわからない、と言われるばかり。しかも、確実にとれるとは言えないという。水曜日には私は行ってしまうし、第一先生だって金曜日には発つのだ。そんなアブナイ橋は渡れない。
さて私はどうしたでしょう。
東欧旅行の企画は「叫ぶ詩人の会ファンクラブツアー」なのであるが、なんとその旅行代理店である「日本旅行」に電話したのである。「来週の水曜出発のツアーではお世話になります。あのう、それとは別件で、わたくしの仕事上でのお願いがあるのですが・・・。今月の25・26日の二泊、ニューヨークのホテルがとれませんと、わたくしの上司が困るんです!」と、頼み込んで。電話を受けて、快く(かどうかわからないが)空いてるホテルを探してくれて、予約をしてくれて、やりづらい国立大学の支払いを了承してくれたK田さん、ありがとうございます。パック旅行の客の仕事のフォローまでさせられるなんて、K田さんは夢にも思わなかったろう。やれやれ、である。
11月12日(木)
まだ腰が本調子でないので、今日もお休み。
それでもだいぶ良くなった。
最近、我が家付近に巨大な赤トラ猫が出没し、ウチの猫達にけがを負わせている。やつは日に日に図々しくなって、以前は向かいの家の塀あたりからこっちを見ているだけだったのに、最近は玄関先にたたずんでいたりして、ほんとに憎たらしい。
けがの治療代もばかにならない。全身麻酔をして切開したり、数週間も薬を与え続けたり、ほんとた〜いへんなのである。
昨日はサラがやられた。
脇の下に、大きなひっかききず。
今日、病院に連れていったら、1針縫われた。他に数ヶ所傷があり、治療は一時間もかかり、包帯をとらないようにネットをかぶせた。
「満身創痍ですね」と先生に言われた。しばらくは全員外出禁止だ。
11月11日(水)
夫の勧めで仕事は休むことにした。安静にしていた方がいいらしい。
病院に電話して、検査の結果を聞いた。案の定、異常はなかった。だけどまだ痛い。いつまでも痛むようだったら外科に行ってください、と言われた。
ところで、今日は夫のお誕生日である。
ダイエット中の私達ですが、せめてお誕生日ぐらいはちょっとおいしいものを食べましょう。
本人の希望メニューは「カレー」であったが、ヒレステーキを焼くことにした。
カロリーダウンを実行中のため、ご飯はなし。その代わり、夫の好物のポテトサラダをつくった。
お気に入りのケーキ屋さんのチーズケーキを用意したかったが、たしか水曜は休みだったような気がして、行かなかった。それじゃマフィンでも焼こうかと思ったが、卵を切らしていた。
ワインは、辛口でとてもおいしかった。
腰は徐々に回復しつつある。腹痛はまあまあ。
明日は通常に生活できるだろうか。
11月10日(火)
昨日の夜、ひどい腹痛になってしまった。
今朝になっても治らない。
しかも!何気ない動作をしたら「ビシ」という無気味な音が体内に聞こえ、激痛が走るという事態が起きた。いわゆる「ぎっくり腰」である。ダブルパンチである。
とりあえず、腹痛を診てもらうべく、近所の病院に行った。血液検査をしてもらう。右側の方が痛みが強いので、盲腸では?と先生は思われたようだ。しかし、白血球の数値は異常がなかった。別の検査は明日結果が出るので、電話をして聞くことになり、薬を出してもらって帰った。
ぎっくり腰のことを言ったら「ふんだりけったりですね」と言われた。ほんとにそうだ。そのせいか、気持ちがとても沈んでいる。旅行の準備をしようにも、疲れているし、太ってしまってほとんどの服が着られなくなってしまっていて用意のしようがないような気がするし、と、どんどん楽しくないことばかり考えはじめてしまう。
しかし、こんな風に考え方を変えてみると、旅行は楽しいものになる。どんな格好をしていても気にしないようにして、きれいな風景を見て楽しみ、おいしいものをたくさん食べれば充分ではないか、と。記念写真は、たしかに見栄えが悪くなるかもしれないが、それもまた真実のひとつと考え、1998年初冬のデブな自分を受け入れればいいのだ。
まだ1週間あるのだし、それまでに少しでも窮屈な服が減ればラッキーと考え、明日は楽しく準備しよう。ぎっくり腰をだましだまし。
11月9日(月)
今までこの日記は、あたりさわりのないことばかり書いてきたけれども、これからは、思ったことを自由に書こうと思う。
今日はなんとしても冬ものをたんすに詰める作業をしたうえで、来週から出かける東欧旅行の準備をしなければならなかったのだが、どーにも体調が悪くてできなかった。
もっといえば、ウェブのページの更新もしたかったのだが、論外だった。
かろうじて、ふとんだけは干した。
夫は残業で10時ごろに帰宅。アサリのワイン蒸しをさっとつくり、リースリングを飲んだ。
衣類関係の作業は、明日こそやりたい。
11月8日(日)
今日は、犬を連れて洞峰公園に行きました。
車中、なぜかかんちゃんは立ってずっと後ろの窓の方を見ていました。
公園に着いて歩き始めると、2匹とも大喜び。
のんちゃんは以前来たことがあるのですが、絶対そのことを忘れているに違いありません。途中、のんちゃんの首輪がすっぽりはずれて、ニワトリを追い回すというハプニングがありましたが、なんとかつかまえ、迷い犬にはならずにすみました。
11月7日(土)
夫に「まだ起きないのけ?11時半ですよ。」と起こされました。
ぼーっとしたまま、犬をそれぞれ引いて散歩に。
お昼を食べ、図書館にいきました。そこで、憤慨する出来事が。
ウィンドウズのハウ・ツー本を返却し、棚を眺めていると、鋭い調子で氏名を呼ばれました。繰り返し叫んでいるカウンターのその人のところに行って、「なんでしょうか?」と訪ねましたら、返却した本を示されました。(ああ)と私は呼び出された理由がわかりました。その本は、表紙カバーがカッターナイフで何ヶ所も切られていたのです。紙をカッターで切るときに、下敷にしたみたいでした。だけど、もちろんそれは、私の所業ではありません。借りたときにはすでにそうなっていたんです。きっぱりとそう言いましたら、職員の方は、不審そう&バツが悪そうに「そうですか」と言いました。
まあ、私がやったと誤解するのも無理はないと思いますが、その状態で返却されたときに、張本人に毅然と注意し、本も修復しておけば、私が不愉快な思いをすることはなかったはずです。
私に注意をした職員の方は正しいです。
破損した本の返却を担当した方が怠慢なんです。本棚に戻すときに、修復しなかった方も怠慢です。
こんなとき、職場のチームワークって大切なんだなあ、って思いますね。
11月6日(金)
今週はダンスに行けました。
それにしても、今週はなぜかとても疲れた・・・・。
ダンスはとても楽しかったのですけれども。
11月5日(木)
やっと腕のしびれの通院日です。
今日はマチガイなく行けました。
終わったら急いで研究室に。途中、先生に頼まれていたお昼を買いました。いつもは先生は学食に行かれているのですが、今日は、新潟から大学院受験志望の女の子が先生を訪ねてくるのです。
先生は、勉強熱心な人と研究についてお話するのが大大大好きで、今日もそのNさんを相手に熱弁をふるっていました。
11月4日(水)
書籍部に行ったら「朋友日記2」が並んでいるのを発見。
がーん。
発売日だった一昨日、買いにきたらなかったので注文してしまったのに。
難しそうな学問書がずらーっと書かれてる注文書に「朋友日記2」って書くの、はずかしかったのに。
注文はキャンセルがきかないのです。
念のため、「注文してしまったのですが、あそこにたくさん置いてあって・・・」と申し出たら、いいですよ、と売ってくれました。よかったよかった。
11月3日(火)
なぜかとても疲れていて、昼下がり、読書をするつもりが夜まで寝てしまいました。「プラハの春」早く読み終えなきゃ。
11月2日(月)
庭にカーポートをつくりました。
自分でつくったわけではなく、もちろん業者にやってもらったのですけれども。
私は用事があって出かけてしまい、休暇をとっていた夫に立ち会ってもらったのですが、職人さんは外国人でした。
日本語がとても上手で、日本語の説明書を読んで組み立てていたそうです。私も出かけるときに挨拶したのですが、ほんとに上手でした。南米系らしき人たちふたりだったのですが、「濃い顔の日本人っていえば通用しそうだ」と夫が言ってました。
雑談も日本語だったそうです。
11月1日(日)
目を覚ますと、ふんわりと香ばしいにおいがただよっていました。
そのおいしそうなにおいの正体は、朝ごはんのキッシュでした。もちろん、パイ皮も妹のお手製。おいしくて、2切れも食べてしまいました。
楽しい滞在でしたが、れいちゃんを病院につれていかなければならないので、ケーキでお茶をした後、帰途につきました。