1998.9月

9月30日(水)

 私は「先生にやってほしいリスト」を作って持っているのですが、なかなか項目を消すことができません。なにせ、お忙しい方なので。
 今日はだいぶお疲れの状態で研究室にいらしたのですが、勇気をだして、リストの項目をあらかた申し上げました。大変お疲れのところ申し訳ありませんが、授業のある日は、なかなかお願いできませんので、と謝って。先生ごめんなさい、だけど、意地悪したくてやってるんじゃないんですよぅ、何もかも先生にとって必要なこと(というか、やらなきゃならないことを私が管理してるんだけど)なんですから・・・。

9月29日(火)

 東京ドームでSMAPのコンサート。
 アリーナ席で、花道から10メートルぐらいしか離れていない席だったので、輝くメンバーをうっとりと鑑賞して帰ってきました。
 傑作だったのは、木村くんが歌った「I For You」です。おそろしくうまかった。
 私は、木村くんをもちろんカッコイイと思っていますが、それ以上に尊敬しているのです。彼の美学、努力、健康、そういったすべてに「参りました」と思いますね。 自分に負けてしまったとき、私は木村くんを思い出します。
 そして、がんばろうって思うのです。
 ちなみに昨日、私は中居くんのウチワを振って黄色い声を張り上げていました。

9月28日(月)

 体調最悪。
 昨日は、ルンルンのイベントがあったのに、帰途がさんざんだったのです。
 利用路線で人身事故があり、22:40には駅に着くはずだったのに、実際に着いたのは0時過ぎでした。
 もともとかぜをひいていたので、復旧するまで待っているのがとても辛かった。
 家についたころは、もうろうとしてふらふらでした。
 今日は午前中、やっとの思いでれいちゃんを病院に連れて行ったのですが、帰宅してカップ麺を食べたら、再び泥のように眠ってしまいました。

9月27日(日)

 今日は待ちに待った、サントリーの「こだわりビール塾」です。
 先日発売した「深煎り麦酒」の責任醸造者・伊藤昇さんと次回発売担当の川崎恭嗣さん、それから椎名誠さんのお話が聞けて一緒にビールを飲めるのです。
 椎名さんの人気はハンパじゃありませんから、参加者は「シーナ一色!」ってところかなあ、と思いましたら、「ビール命!」のおじさんがほとんどでした。あんなに人がいながら、椎名さんに人だかりができない風景を、私ははじめて見ました。
 伊藤昇さんは、すごく魅力的な方でした。奥様が、ドイツ流レシピのパンを焼いて差し入れしてくださったのですが(これがすごく香ばしくておいしいの。とても固いのだけど)、その奥様の美しいこと!すてきなご夫婦でした。

9月26日(土)

 数日前から、れいちゃんの顔が大きくなってるなあ、冬に向けて肥えてきたのかなあ、と思っていたら、ほっぺたにしこりがあるのを発見。病院に連れていきました。なんと、けんか傷が化膿してほっぺたに膿がたまっていたのです。切開して膿を洗浄するとのこと。
 早く気がついてよかったですね、と言われました。もし、このまま放置してしまったら、皮膚が壊死してほっぺたが「ぼとり」と落ちてしまったそうです。
 ほっぺたが落ちなかったのはよかったけど(おいしいものを食べた訳じゃないし)、まったく、れいちゃんはほんとに世話が焼けます。
 私も、昨日からかぜをひいてしまうし、腕のしびれはだんだんひどくなるしで、無気力の人となりつつあります。

9月25日(金)

 テレビのニュースを見ていたら、「フリカラ」なるものが発売されると報じていました。モニタに、アニメーションによるダンスが写しだされ、それをお手本に踊りながら歌う、というものです。
 コロンブスの卵じゃないけど、私は「いつかそういうものが出る」と前々から思っていました。
 自分でもダンスをやっているので、歌番組でもついついダンスに目が行くし、家でCDを聴きながら、実際踊っているからです。現在のカラオケ屋さんは、踊るスペースがないですから、先を見越した経営者は改築なんかするかもしれませんね。
 次の予想は、バックダンサー付きのカラオケです。おかかえのダンサーが待機していて、お呼びがかかると、じゃーん!と踊ってくれるのです。いやほんと、出ると思いますよ。

9月24日(木)

 「どうしてまりこは、そんなにかばんばっかり買うの?」
 「かばんには、夢がつまっているから」
 「・・・・そんなこと言うのは、この口け〜?」
 「痛い痛い、えーん」
 むぎゅう、と口の端を引っ張られました。

9月23日(水)

 お彼岸なので、夫の実家にお線香をあげにいきました。のんちゃんとかんちゃんも連れて、てくてく歩いて行きました。
 夫は男ばかりの3人兄弟の末っ子です。習志野に住んでいる二番目のお兄さんが、家族で来ていました。夫は「上の兄貴、下の兄貴」と呼んでいます。
 その、下のお兄さんが「敏生、その髪、なんともいえないなあ」と言いました。「あたしが切ったんですよ〜」「おお、そうだろうと思ったよ」「えー、わかっちゃいますぅ?」「切る方も切られる方も、勇気がないとできないことだ」そうかもしれません。お兄さんの息子の圭晶くん(4歳)は、美容院でカットしているそうです。

9月22日(火)

 腕のしびれが笑ってすませられる場合じゃないような気がして、病院に行くことにしました。大病院が必ずしもイイというわけじゃない、とは思っているのですが、今の私はせっぱつまっているので、国立病院に行きました。
 案の定、4時間もかかりました。
 50肩ではなくて、椎間板ヘルニアではないか?ということでした。
 一生しびれたままなのか?と思うと、正直言ってめげます・・・。
 右は、叫びたいほどの肩凝り、左は正座をした足のようにしびれ、まいっちゃったなあ。

9月21日(月)

 そういえば、昨日ホームセンターのペットコーナーで夫と私は「あっ!」と驚いたことがありました。ラブラドール・レトリバーが、ガラスケースの中で眠っていたのを見たときのことです。「こ・この顔は『かんちゃん』!」
 新メンバーかんちゃんそのものでした。いや、かんちゃんがレトリバーの雑種なのでしょう。ちがいといえば、かんちゃんの耳が立っているところぐらいです。ほんとそっくりなので、驚きました。
 かんちゃんの兄弟のなかには、むくむくとした巻き毛の犬もいたのです。
 どういう両親から生まれたんでしょうねえ。

9月20日(日)

 昨日から夫の椅子を探しあるいています。
 今使っているパソコン用の椅子が、私の椅子にくらべて疲れやすい、と言うものですから、新しいのを買うことにしたのです。だって、「まりこの椅子はラクでいいよね」って、何度も何度も言うんですもの。今使っているのは、防音室でギター用にするそうです。
 何軒もまわって、やっと「コレハ!」というのがあったので、買いました。
 しかーし、10月9日以降でないと入荷しないとのことでした。
 こんなことをやっていたので、ページの更新はできませんでした。

9月19日(土)

 夫に、髪を切ってもらいました。私はいわゆる「超ロング」といわれる長い髪なのですが、毛先がすっかり伸び切ってしまっているので、そこを揃えてもらいました。
 その後、犬の散歩へ。ひとり1匹ずつ連れて歩くとラク。いつもは、私一人でのんちゃんとかんちゃんを連れて散歩しているのです。
 少し買い物をして、つくばの図書館に行きました。「美しいきもの」をソファにすわってゆっくりとながめました。

9月18日(金)

 プリンではなく、とりあえず麦茶をつくりました。
 しかし、大学院のゼミの時間に先生がリクエストされたのは「ホットコーヒー」でした。カップを用意するのもタイヘンだし、終わった後みんなに片づけさせるのも悪いので(たいてい先に帰るから)、紙コップを用意しようと思いました。
 今日で、着付け教室が最後です。
 継続して習うのも自由なのですが、まあ、とびきり上手とはいきませんがひととおり着られるようになったので、終わりにすることにしました。でも、キモノ同好会という会があり、数ヶ月に1回、公民館などで練習会をやっているので、おさらいはそちらでできるので安心です。

9月17日(木)

 大学院生のHさんがトルコに留学するので、不用となった冷蔵庫を研究室にもらえることになりました。
 お義父さんの軽トラを借りて運ぶことにしました。
 ついでに、お友達にあげるという机も運んであげることにしました。机というからデスクを想像していたのですが、それはダイニングテーブルでした。いや、Hさんはデスクとして使っていたんですけどね。SF作家の新井素子さんも、仕事机にダイニングテーブルを使っている(いた?)そうです。デスクトップマシンを乗せた上で、広々とデスクワークをするのに適した机がなかなかなくて、しかたなしに食卓を選んだとか。Hさんも同じ理由です。「パソコン乗せるとなると、こういうのしかないんですよ〜」だそうです。椅子も4脚ありました。「買ったら自動的に椅子もついてきちゃって」だそうです。
 お友達のアパートのドアよりもテーブルが大きかったので、急遽、足をはずし、分解しての搬入となりました。車で10分以上かかる距離だったのですが、私が軽トラを出動させなかったら、リヤカーで運ぶ予定だったそうです。若いなあ。
 私の自宅に、椅子を1脚もらってしまいました。
 明日から研究室に冷蔵庫があるのねって思うとルンルンです。
 プリンなんかこしらえちゃったりして。

9月16日(水)

 台風がすごかったです。
 かんちゃんは家の中にいましたが、のんちゃんは屋外の自分の小屋で暴風雨をやり過ごしました。二階から見ると、丸くなって小屋に入っているのんちゃんが目に入り、とてもかわいそうになりました。
 そういえば、のんちゃんは昔台風がきたとき、なぜか小屋の外にいたので、小屋が吹き飛ばされてしまったことがありました。今は本人の重みで飛ばされることはありません。
 そのかわり、空っぽのかんちゃんの小屋が吹き飛ばされていました。

9月15日(火)

 私は、食器と調理器具が大好きです。あとかばん。デパートに行くと、時間があれば必ず売り場をのぞきます。そんなにたくさん買う必要性も余裕もないんですが、まあ好きなので眺めているだけでしあわせだったりします。
 それと反対にぜんぜん興味のないものは、装飾品。置き物と人形にはまったく食指が動きません。
 以前、合成樹脂でできたミッキーマウスの人形をもらったときのことです。
 私は最初、消しゴムかと思ってえんぴつで書いた字をこすってみました。
 「ちがうのか・・・」
 次に私はなにをしたかというと、その人形を口にいれたのです。ハイチュウみたいなお菓子かと思ったのです。はきだして、つぶやきました。
 「単なる人形か・・・」
 つまり、私は実用的用途を持ったものが好きなんですね。いれものマニアかもしれません。コップ、お皿、ボウル、ナベ、かばん・・・。
 今日は、オールドファッションドグラス(1ヶ280円)を買いました。あっ、かばん(500円)も買っていました。というわけで、けっこう満ち足りた気分なのでした。安上がりな幸せですね。

9月14日(月)

 夕方5時ごろ、シャワーを浴びて夕涼みをしました。
 ベランダに座って、洗い髪を風にあてながら、空を眺めてビールを飲みました。ウクレレのCDを聴きながら、ほんのりと青い空をぼんやりと見てました。

9月13日(日)

 すばらしいお天気でした。風もさわやか、まさにサニーデイ・サンデーです。
 ルンルン気分でせんたっきを回し、シーツも洗いました。
 夕べ、夫の希望で「モンティ・パイソン&ホーリーグレイル」を見たのですが、今度は「ラトルズ」も見たいというので一緒に見ました。ほんとは部屋のそうじをしなければならないのですが、せっかくの休日なので、ゆっくりすることにしました。
 夕食は、この天気に似合わずなんと「おでん」です。昨日、買い物をしたとき見切り品(すごく安かった)で買ったのですが、こんなに暑くなるとは思わなかったのです。しかたがないので、クーラーをかけて食べました。まあ、おいしかったです。
 

9月12日(土)

 夫の散髪をしました。
 だれがって? 私がです。
 できるのかって? うまくはできませんがやるのです。
 一番難しいのは、お耳の上のあたりです。後ろを刈り上げるのはけっこうなれました。

9月11日(金)

 昨日から先生のゼミで学会発表会の事前発表会(リハーサルか?)をやってます。
昨日、今日と冷たい麦茶を差し入れしました。「わたしはそろそろ帰ります」と先生に伝えたら、「コーヒーを淹れてくれますか?」とおっしゃったので、10人分のレギュラーコーヒーを淹れてから帰りました。今度紙コップを用意しておこうかな。

9月10日(木)

 肩の痛みがもう辛抱たまらん!というところまできてしまったので、救世主オーモリさんに来てもらいました。オーモリさんは、弱視(たぶん)のあんまさんで、「よくこんなになるまでガマンするよね〜」と、私に同情してくれるのです。
 しかし、今回はちょっと違いました。
 33歳にして「こりゃ、正真正銘の五十肩だね」と言われてしまったのです。
 五十肩!
 33歳なのに!
 おーまいがっ!
 「アイロンを持って手を振り回すように」と、オーモリさんに対処法を教わり、「あーあ、肩コリのない生活をしてみたい!」とこぼしたところ、「そしたらオレ、商売にならなくなっちゃうよ」と言われました。

9月9日(水)

 発見です。
 かんちゃんがそそうをしたとき、私はキビシク叱るのですが、最近「叱られている」という状態を理解したようです。
 今日、ぶっとばした後、「さっ!」と手を上げるたら、「イヤン(/。\)」てな感じで目をつむり首をすくめました。ダチョウ倶楽部の「ヤー!」をやっても同じなのです。面白くって、何度もやってしまいました。
 こうやって遊んでいる間にも、地球は回っているのです。

9月8日(火)

 あまりの体調の悪さに、研究室をお休みさせてもらいました。
 こんな風に勤めを休むと、必ず、セールスの人が来るんです。もしくは、電話ね。
 みなさんお仕事だということは承知してますが、勤めに行けないほど具合悪くて寝込んでいるときに(もちろんパジャマで)、頼んでもいないのに来られたりしたら、どういうキモチになるかおわかりでしょうか? 熟睡してるときに、勧誘の電話で起こされるキモチがおわかりでしょうか?
 いまどき、「やることがなーい!」なんて言ってる専業主婦は、そんなにいないと思うんだけどなあ。家にいるからといって、ヒマではないんじゃないかしら。

9月7日(月)

 実家に行ったら、お父さんが新しい電話機を買って来ました。
 今まで使っていたものは、妹がOLだった頃、「部屋で電話をしたい」と言って購入した親子電話でした。(私と妹は、実家で暮らしている頃、家に色々と電化製品を買ったのです。)妹が結婚して家を出るとき、お父さんは「実穂子、電話は置いてってくれる?」と言ったそうです。妹は「Tさんがちゃんと持ってるから、置いてくに決まってるじゃない!」と答えたそうです。
 その電話がとうとう壊れたのです。8年以上使っていました。
 ぴかぴかの電話を壁に取り付け、「じゃ、まりこが短縮登録してあげる」と操作しましたら、あれれ?短縮ボタンが反応しない・・・。サービスセンタに電話したりして、操作にマチガイがないことを確認し、わかったことは・・・
「お父さん、これ、不良品だよ」
「・・・・・・」
お父さんは、言葉もなく悲しげに微笑むだけでした。運が悪かったんでしょうねえ。

9月6日(日)

 毎週思うことがあります。
 それは、徳川慶喜を見た後に思うのです。
 ニュースを告げる前、宮田アナウンサーにひとこと言ってほしいのです。「今日の徳川慶喜、おもしろかったですね。来週の展開が楽しみです」とか。
 そうすれば「NHKやるじゃん」、と思うんだけどなあ。

9月5日(土)

 今日はうれしいことがありました。
 ドナルドダックのコップをゲットしたことより、西友店じまいでアロハを500円で買ったことより、念願の鉄製フライパンや刺し身包丁を2割引で買ったことより、うれしかったのでありました。ナニカって? そりは秘密なのです。
 しかし、夕飯の茄子とトマトのカレーをつくったさい、ルーを入れてヤレヤレ、と思ったところで・・・「あーっ!ひき肉入れてない!!」しかし、ひき肉なしのカレーは、あっさりしていてとてもおいしかったのでした。めでたしめでたし。

9月4日(金)

 今、マクドナルドでコップがもらえるキャンペーンをやっています。
 私はそれで、ドナルドダックのコップを求めてさまよっています。
 すでに、ミニーのをふたつ、ドナルドのをひとつゲットし、もうひとつもらえる分の点数がたまったのですが、ドナルドのは品切れになっているところばかりなのです。そうなると、ますますドナルドのじゃなきゃ!と思ってしまうあたり、あまのじゃくなんですよね。

9月3日(木)

 ジュラだけが、風邪が治りません。
 薬もほぼきちんと飲ませているんですけど。
 心細いみたいで、いつになく甘えています。

9月2日(水)

 今日は、かんちゃんを表につないで仕事に行きました。
 帰宅すると、おとなしく座って待っていました。昼間どうしていたかはわかりませんが。
 くどいようですが、「こんなのってアリ?」と思うくらいカワイイです。
 なぜ、こんなにも私たち夫婦になついているのかは謎です。

9月1日(火)

 朝、一度起きてネコに薬入りのえさをやってベッドに戻り、気がついたら午後3時になっていました。
 ずっと伸ばし伸ばしにしていた、クッションカバーを縫いました。ファスナーを縫い付け、わきを縫って表にかえそうとしたら、がーん! ファスナーが閉じてあるではありませんか。
 みなさんは、ファスナーを裏側から開けたことがありますか?
 これが、開かないんです。なかなか。
 少し縫い目をほどいて、やっとファスナーを開け、表にかえすことができました。
 やっぱり私はかなりヌケているようです。

←BACK  NEXT→

 The latest "A PIECE OF PEACE"

Back Number

 Home