7月31日(金)
いやあ、今日は最高の日でした。
待ちに待った「叫ぶ詩人の会」のライブに行ってきたのです。なんと、最前列の真ん中でした。渋谷のON
AIR EASTというライブハウスだったのですが、チケットの整理番号順に入れてくれたので、10番だった私はそのような素晴らしい席に着けたのでした。
ステージもナイス!!でした。
のびやかなドリアンさんの声は、今日なおいっそうよく響き、うっとりとしてしまいました。今までは、ちょっとあらけずりという感じでそれはそれで良かったのですが(かっこいいからね)、艶っぽくなって安定したみたいです。「ラジオ」「汽車」などは、CDの演奏よりも素晴らしく感じました。会場で売っていたチェコのビールをお土産に買いました。後で夫といっしょに飲もうと思います。
秋のツアーが待ち遠しいです。
7月30日(木)
郵便局にドナーカードがあったのでもらってきました。
脳死・心臓停止ともにマルをつけ、臓器はぜ〜んぶ大盤振る舞いです。夫にも記入してもらって、お互いに家族のサインをして完了です。
まえまえから持たなければと思い続けていたので、ほっとしました。
7月29日(水)
プールのスタッフで飲み会がありました。
いやあ、みんな若い若い・・・・。ほんとにトシも若いから当然なのですが。
私なんかが混じったらみんなひいちゃう、と言って最初は辞退していたのですが、アルバイトの方数人が親切に誘ってくれたので、参加しました。
おつまみがおいしくて、取り憑かれたように食べてしまいました。それで、私のテーブルは、食べ物がほとんど残りませんでした。帰り際、よそのテーブルに残っている揚げ物を、「持って帰りたいんですけど」と、おかみさんに言いましたら、「いい心がけだねえ!ほれっ、持っていきな!」とパックに詰めてくれました。そういう申し出に快く応じてくれたおかみさんは、とてもとてもいい方だと思いました。
7月28日(火)
今日でゆかた裁縫教室は最後です。
だけど、完全に終わる人はひとりもいませんでした。回数が足りなかったのです。去年は7回で今年よりも1回分多かったので、余裕で着付けまでやって記念撮影もしたそうです。
とりあえず、やり方だけをしっかり教えていただいて、それぞれできるところまでやって解散しました。先生やみなさんとも打ち解けて、楽しい講座でした。
7月27日(月)
実家に行って、おかあさんにキモノの縫い方を教わりました。
ソファで少し昼寝をしました。
ここのところよく眠れなかったのですが、気が抜けたのか、タマシイが抜けるようにすっと寝入ってしまいました。このソファは、私にとって不思議な力が働くようです。こういうことは初めてじゃなくて、ぎりぎりの状態になると私はこのソファが無性に恋しくなります。
うつらうつらしていると、今日もおかあさんがタオルケットをかけてくれました。
7月26日(日)
今日はすごく悲しいことがありました。
ちびっ子プールでカナブンがおぼれていたんです。
助けてあげたいけど、私はすべり台で笛で合図をしていて、そこを離れるとちびっ子らの秩序が乱れてしまうのです。じりじりと見ていると、小学校高学年の女の子3人がカナブンに向かって足で水をかけはじめたのです。
なんてひどい!!
もみくちゃにされながら、カナブンはさらに困っているようでした。
やがて、中年のおじさんが手ですくってプールの外に出してあげたようでした。
ほっとしましたが、さっきの女の子3人はいったいナニ!? 弱いものをいたぶって、良心が痛まないのでしょうか?
「そういうのをなんとも思わないから、いじめって生まれるんだろうねえ」と夫が言いました。
カナブンが元気で飛んでいったか、心配です。
早く助けられなくてごめんね。
7月25日(土)
なぜ私がプールで監視員などしているかというと、夫に勧められたからです。「タケシさんとハルヒコが昔やってたんだよ。すごく真っ黒になってたなあ」と遠い目をし「とりあえず近くていいんじゃない?」と言いました。
控室には歴代の監視員の集合写真が掛けてあり、ぎりぎり一番古いものにタケちゃんとハルヒコくんが写っています。彼らは夫の幼なじみで、大学生の頃に監視員のアルバイトをしていたそうです。
それぞれに「あたしさあ、水郷プールで監視員やってるんだ」と電話しましたところ、下記のようなリアクションをされました。
タケシ「マジかよ〜! うわ、なつかしいなあ!!」
ハルヒコ「まりこさん、いいトシしてナニ考えてんの?」
いろんなことを考えて生きてまーす。
7月24日(金)
今日は久しぶりに研究室に行きました。
先生のEメイルをチェックして、「新着メイルはありません」とバンコクのホテルにファクス。
夜は、神宿で登山家の大蔵喜福さんの生還祝いです。
必要最低限の家事をやって、キモノなんぞ着たら1時間半も遅れてしまいました。
やっと到着したら、「今まで椎名さんがいたのに」と友人Sが言うではありませんか。あ〜、さっさと出てくればよかったよ。ま、自分のせいだからしかたないか。
7月23日(木)
手作りビキニは快適です。
泳いでみましたが、実用にも耐えられます。耐えられなかったら・・・きっとタイヘンなことになってたでしょう。
コドモに「比企くん、そこに乗らないでね」と注意しましたら、「どうしてわかったの!?」とスゴク驚かれました。「うーん、おばちゃんはねー、なんでだかわかっちゃうんだなあ」「えー!なんでなんで〜?じゃ、この人わかる?」「比企トオルくん、きみのお兄ちゃんだな?」「うそお!どうしてどうして!?」どうしてかといいますと、帽子と海パンに名前がしっかりと書かれているからなんだな。
7月22日(水)
緊急報告です。
とうとう私はここまでやってしまいました。
ワンピースの水着を、ビキニに作り直してしまったのです。自分で。
女性の方はおわかりいただけると思いますが、ワンピースの水着の上に服を着てトイレに行くのはとてもめんどくさいのです。
セパレートの水着だったら楽なのに・・・と思っていたのです。しかし、手持ちのビキニはとてもそのような場、というか日本では着られないような、きょーれつで恥ずかしいデザインなのです。まあ、つまりTバックですね。
休憩時間にその計画をエンドウさんに話してみました。
「マルエツで千円の水着が売ってるから、それ、ビキニに直そうかと思って」
「ええ〜! それはちょっと危険じゃないですかあ(笑)」
危険かなあ?と思いつつも、一番改造しやすそうなのを買ってきました。さすがにはさみを入れるときは、作った人に申し訳ないと思いましたね。糸が¥200で水着が¥1,000。ずいぶん安上がりのビキニができました。
今日は悪天候でプールは中止でした。
7月21日(火)
監視員のユニフォームは真っ赤なTシャツです。
胸にでっかく「水郷プール」と入っていてすごくかっこいい(笑)です。
このユニフォームは、常に一番上に着用しなくてはなりません。寒いときは、長そでを着てもいいのですが、その上にTシャツを着るのです。
赤いTシャツを着ている人はあまりいませんので、確かに目立ってわかりやすいのです。いまどき赤いTシャツを着ているのは「マー坊」ぐらいでしょう。
7月20日(月)
プールの監視員のアルバイトに行きました。
今日は「流れるプール」の担当です。
今まさに入らんとス、という少年に「飛び込まないで入ってね」と声をかけると、素直に「はーい」といって、スイカの切れはし形のボートにそっと乗りました。
スイカにつかまりながら「仕事、つらくない?」と聞いてきたので「すこし」と答えましたら、「少しか・・・」と少年はつぶやいて流れていったのでした。
7月19日(日)
マクドナルドで、不思議な家族連れを見かけました。
最初、奥さんらしき若い女性が注文しているところを見かけたことに端を発します。
「チーズバーガー3個。単品。お召し上がり」
なぬ?
興味津々(余計なお世話)の私をよそに、そしてその女性はメンバーズカードらしきものを提示して、ポテトをもらって戻っていきました。
私が注文を済ませ商品を受け取り夫の待つ席に戻ると、すぐななめの席にさっきの女性がご主人とお子さんふたりと座っているのが見えました。まじまじとテーブルを見ますと(←失礼)、お兄ちゃんの方はシェイクとチーズバーガーをを、赤ちゃんの方はアイスクリームを、一心不乱に食べています。おとうさんとおかあさんはチーズバーガーを食べ、ポテトSは、なんと3人で分け合って食べているようでした。そして特筆すべきことは、飲み物がいっさいナイ!のでありました。
奥さんはさらにチーズバーガーをふたつ買ってきて、ご夫婦で食べ始めました。それでも、なにも飲みません。
つらくないんか!? のみもんなしでチーズバーガーをふたつも食って!?
謎の家族連れでした。
7月18日(土)
犬(のんちゃん)をつれて海水浴に行きました。
朝早い時間は、快晴になりそうな予感がしたのですが、海辺はとてもすずしく、泳げる状態ではありませんでした。
とりあえず、のんちゃんを連れて海に入りました。
むずかるのんちゃんが、ぐぐぐっと引き綱を引っ張った途端「すぽん」と首輪が抜けてしまいました。「のんちゃん!のんちゃん!」と呼びましたが、自由になったのんちゃんは逃げてしまいます。昼寝をしていたよその犬に近づいて注意がそれたところを、無事捕まえることができました。
首輪は、わっかの状態ですぽんとはめることができ「いつなんどき脱出してもおかしくないということがわかっただけでも、今日来てよかったよ」と夫が言いました。
7月17日(金)
今日は、大学院生のNくんとお昼を食べに行きました。
いやあ、居酒屋とマクドナルドとファミレス以外のたべものやに、ひっさしぶりに行きました(笑)。緑の多いエントランスに、自然光だけの店内、清潔でこじんまりとしたいごごちのいい喫茶店です。でんきがついていない、というのがとても印象に残りました。窓からさしこむ光と、家具の陰のコントラストって、とてもなつかしくてほっとします。
玄米ごはんとサカナの照焼き、つるむらさきのごまあえ、なすの煮浸し、ピーマンの味噌味おひたし、ポテトサラダ、おみおつけ。このやさしい献立がランチメニューなのです。
いろんなことをおしゃべりしながらいただき、とっても楽しいお昼休みを過ごしました。
7月16日(木)
私の声は、デカイ。
話し声もデカイが、笑い声はさらにデカイ。
今日、とんねるずがやっている「北の国から」のパロディをテレビで観ていたんです。タカさんがお茶をこぼす演技がおかしくておかしくて「アハハハハハハッッッ!アハッアハッ!キャハハハハハハハハハハハ!!ヒーヒー!」と、かなり長時間思いっきり笑ってしまいました。一息ついたところで「近所でこれ観てる人、『青山さんちの奥さん、とんねるず観て笑ってるよ』って言ってるかなあ?」と言いましたら、夫に「うん、聞こえてるね」と言われました。
いいじゃんいいじゃん、笑うかどには福来たるって言うしさあ。なあ。
7月15日(水)
サラ(三毛猫の小さい方)が、びっこをひいているので外出禁止となっています。おとといの夕方帰ってきたらそうなってました。何があったのかは謎です。
本猫はとても出たがっているのですが、こういうときはおとなしくしてもらうに限ります。このネコはとても手触りがよく、持ち上げると脱力してとても抱きやすいので・・・・遊び相手にもってこいです・・・・。
7月14日(火)
夜9時にウチの先生と電話連絡をして、出勤日を決めました。
その後11時にプールのスタッフから電話があって、「木曜日出られませんか?」と聞かれました。あいにくさっきの先生との電話で「木曜日と金曜日に参ります」とお話したばかりです。「すみませんが、よりによって木曜日に今やってるアルバイトに行くことになってしまいました。」と謝りました。変更は、できないことはないのですが、連休明けに先生は海外研究旅行にでかけてしまうので、その最終チェックなどのためにも、木・金は行ったほうがいいような気がします。プールの出勤予定は△(出られるけど休み)として出していたので、この人に頼んでみよう、と思ったのかもしれませんね。ごめんなさい。人がみつかるといいですね。
7月13日(月)
おかあさんに和裁の本を借りました。めちゃくちゃ古い本です。なんたって、おかあさんがお嫁に来る前に使っていたというシロモノで、旧姓の名前がサインされているのです。ありがたく使わせてもらうことにしましょう。
それから、茄子紺の絽のキモノをもらいました。40年前におかあさんが自分で縫ったキモノで、おかあさんいわく「すっごく細かく縫ってあるの。自分でもよくもこんなに丁寧に縫ったもんだと感心した」とのことです。袖口なんか、まるでハンカチの端のように細くくけてあります。私のおかあさんは努力家ではたらきもので健康でなんでもできるすばらしい人ですが、残念ながら私は「短気」という欠点しか似ませんでした。
7月12日(日)
今日も引き続きプールのバイト、と出かけたら悪天候のためプールは中止となりました。ミーティングをやって帰りました。
街に出たら、一軒の呉服屋さんが目に入りました。
そこでなんと私は、夏の反物を75%引きで売ってもらったのです!2万8千円の品が7千円です!うれしい〜!!
夕方、夫と選挙へ。のんちゃんもいっしょです。途中、夫の実家に寄ったのですが、のんちゃんはお義父さんが死ぬほど!好きなので、実家のそばに行くとトランス状態になってしまいます。私は、のんちゃんが人より前を歩かないように繰り返し躾けているのですが、実家に向かって私が駆け出して振り返ってみると、のんちゃんは夫より前にでないように、なんとももどかしい顔をして、おそろしいスピードで足を動かしていました。10センチ進むのに20回は足踏みしています。まるでトレモロです。掛値なしにばかな犬ですが、こういう素直なところは長所といえるかもしれません。
7月11日(土)
プールの監視員のアルバイト初日でした。
監視台に座って早々に、若いおねえちゃんとカンチガイされ(そうとしか思えない)、若い男の子にからかわれました。きみがつかんだ足首は、33歳の年増の足首なのだよ、いひひ。
さらに小学6年生の集団にからまれる(というか、なつかれる)。
正直に言います。
私はあまりコドモが好きではありません。
それなのに、あーそれなのに、なぜか、とても好かれてしまうのです。考えたのですが、たぶん、尊重して対等に扱うからではないのでしょうか。決して、意地悪を言ったり冷たくしたりはしません。私が、まじめにオトナの事情を口にするから、彼らも私の立場を理解してくれ、「コドモ扱いされない」ということが心地よいのかもしれませんね。と、しみじみ感慨にふけっていたら、夫に「まりこの感覚がコドモと同じだからじゃないか」と言われました。う。それはそうかも。
7月10日(金)
裸足で歩くと、足の裏がざらざらする。
床が汚れているのです。
という訳で、えーい!とつや出しマイペットで磨くことにしました。
私の、この手抜きワックスがけは、綿密な手順で行われるのです。
まず、キッチンにあるワゴンやごみ箱、ネコのトイレやえさ皿をリビングに移動します。そして、掃除機をかけ、つや出しマイペットを塗ってしまいます。10分くらいで乾くので、その間に2階の掃除機がけを済ませます。乾いてキレイになったキッチンに荷物を戻し、今度はリビングのテーブルなどをキッチンに移動させ、掃除機をかけてつや出しマイペットを塗ります。塗り方にも注意すべきことがありまして、ドアのあたりから塗っていって壁際で進退きわまるなんてことのないように、ドアの手前が最後になって退室するようにするんです。続いて階段、洗面所、と塗ります。乾く間に和室の掃除機がけをして時間をつぶします。廊下を歩く用事がないことを確認して、廊下を塗ります。そして、リビングの荷物を戻し、お風呂なんか洗ってる間に廊下が乾きます。
おしまい。
7月9日(木)
腹痛は膀胱炎ではなく、腸炎もしくは盲腸の初期とのことでした。
薬を飲んで様子を見て、さらに痛くなるようだったら本格的に盲腸なので外科に行ってください、とかかりつけのお医者さんに言われました。でも、薬を飲んでれば治る程度とのことなので、ひとまず安心しました。
大学に行って、先生の海外出張の手配の続きをやっていると・・・。
コンコンコンコン。
こ、このノックの仕方は日本人ではない!
ドアを開けると案の定、薄茶の髪にグレイの瞳の男性が書類かばんをさげて立っていました。
うわあ!
と、とりあえず、「May I ask what your name?」
「ナントカ、カントカ、Lindsay Jones.」 あっ、あのジョーンズ先生ですか。今、お時間あります?よかったらお待ちになってください。ミスター荒木はすぐ戻るの?ええ、たぶん。あのあのあの、私、英語があまり得意じゃなくて。ン〜、ボクだって日本語は話せないさ。毎日暑いねえ。ええそうですねえ、地域研究研究科はクーラーが入ってませんからねえ。麦茶どうぞ。おー、さんきゅ。ああっ!ごめんなさい。私、ミスター荒木のスケジュールを忘れてました。今、彼、会議に出てます。あっそう。じゃ、これ渡しといて。それから、これおみやげ。わあ、ありがとうございますう。じゃあね。はい。
コーヒー豆の袋を握り締め、ばったりと机に突っ伏してしまいました。
こんなんでやっていけるのかなあ?
7月8日(水)
今日も一日働いたなあ!と思っていたら、あらあら、お腹が痛いじゃありませんか。
「なんだか、足の付け根に近い下の方が痛いんだけど・・・」と言って自分で気がつきました。ここが痛いって、膀胱炎じゃん!? そういえば、疲労は膀胱炎の原因のひとつって聞いたし、今日、けっこうオシッコがまんしてたのよね・・・。
明日朝一番で病院に行くことにし、「もし混んでいたら少し遅れるかもしれません」と先生の奥様に伝言をお願いしました。とてもおやさしい先生の奥様は「お水をたくさん飲むといいですよ」と気遣ってくださいました。
明日もやることたくさんあるのに、まいったなあ。
7月7日(火)
夕べはタイヘンでした。
心配事がたくさんあったせいか、体はくたくたなのに神経が昂ぶって緊張していたらしく、胸がどきどきで背中が張ってまともに眠れなかったのです。
2度、起きだして吐きました。
不安でたまらなくなって、4時半ごろ実家のおかあさんに電話してしまいました。おかあさんは早起きなので、この時間にはもう起きているんです。ひとしきり話して電話を切り、残り湯に浸かりました。汗がひどかったのです。
なんとかうとうとしてしばらくしたら、おかあさんから電話がかかってきて「今から行ってあげるから」と言われました。車で1時間半。おとうさんのせっかくの休日に申し訳ないけれども、来てもらうことにしました。
ぼーっとしながらも、なんと私は電話連絡を始めてしまったのです。
旅行会社、大学の事務、ウチの先生、それから先生の研究チームのメンバーの方。ピンポンとチャイムが鳴って、おとうさんとおかあさんが来てからもしばらく電話してました。
とてもとても大変だけれども、なんとかふんばろうと思っています。
7月6日(月)
月曜日はたいていお休みなのですが、急ぎの仕事があったので出勤となりました。
電話をし、ファクスを受け、事務区へ書類を届け、気がついたら夕方になっていて、お昼を食べていないことに気がつきました。
もう、神経も体もくたびれきっていて、空腹なのかそうでないのかわかりません。
本局が閉まるぎりぎりに速達を出し、よれよれになって帰宅しました。
7月5日(日)
今月中旬からプールの監視員のアルバイトをやることになってます。今日は、そのアルバイトをするにあたっての講習会がありました。人工呼吸とかのね。
消防署員の方が、24時間勤務あけだというのに、ご厚意でいらして教えてくださいました。
今回とても考えさせられたことがあります。
それは、日本の学校教育における応急処置に対する考え方です。
消防署員の方は、応急処置の方法だけでなく概念も少しお話してくださったのですが、「日本はこのことに対してとても遅れている」とのことでした。考えてみれば、命にかかわることなのに、医療関係の方と消防署員の方、レスキュー隊の方ぐらいしかその技術を知らないというのは、たしかにヘンだと思いませんか?たとえば、道を歩いていて急に呼吸困難に陥ってしまった方や、温泉に浸かっていてフッと意識を失いお湯を飲んでしまった方などに居合わせることだってないとはいえないのです。そういう方を目の前にして何もできないなんて、今まで疑問に感じなかった自分が恥ずかしくなりました。そういう大切なことだからこそ、しっかりと教育されて常識になっている国もあるそうです。
心肺停止直後2分以内に応急処置をすれば、95%という高確率で蘇生するそうなのです。この確率は分刻みに低くなっていき、5分後にはたったの25%になってしまいます。このことからも、救急車を呼ぶ間に応急処置を行うのがいかに重要なことか、わかります。
トレーニング用の人形も用意してくださって、みんな真剣に講習を受けました。私もばっちり覚え、いつなんどき道で人が倒れても大丈夫!という自信がつきました。
さあ、家に帰ってほんとの人間でおさらいだあ!と張りきったのですが、家の唯一の人間は「心停止してないのにそんなことされるのはヤだ」と拒否するのでした。
7月4日(土)
あまりにも庭がすさまじい状態になっているので、少しだけ雑草を抜きました。それでも燃えるゴミの袋に3ハイにもなってしまったのですけど。
よいしょよいしょと抜いていると、「ぴーぴーぴー」という音が聞こえました。
振り返ると、れいちゃん(ネコ)が小鳥をくわえてこっちを見ていました。
「ああーっっ!」
またやってくれたよ、うちのネコってば。取り上げてもどうせ助からないのは目に見えてました。だって、羽がほとんどなかったんです。れいちゃんがむしったのか、生え揃ってないヒナなのか、よくわからなかったけれど。
先日は、ジュラが捕らえてきたんです。そのときは、まだ捕ったばかりだったみたいで、完全形の鳥がくわえられた状態でまばたきをしているのを見てしまって、しばらくやるせないキモチでした。
だけど、狩りは、ねこの生まれ持っての習性だからしかたない、と思っています。
だから、れいちゃんのアタマをなでてやりました。(嬉しそうだったよ)
すぐに食べないで、おもちゃにするのはやめてほしいと思うことはあるけれど、それも本能ならばやはりしかたないと思う。殺生をしたら、その死んでくれた生き物を喰うのが、一番の礼儀であり供養だと思っています。
そう言い張るのなら、手折った花を喰らい、血ィ吸った蚊をぱん!と叩いたら口に入れるべきということになるんですが・・・・。それをできないのはなぜなんでしょう?矛盾にみちみちた真理子の人生です。
7月3日(金)
仕事の合間に、つべたいものを飲みたい。ここは8階、自動販売機は遠い。冷蔵庫が欲しい。だけど、買う予算がない・・・・。
そういう訳で、簡易冷蔵庫が導入されたのであります。
発砲スチロールの小箱と凍った保冷剤を持ち込みました。コーヒーサーバーに普通に煎茶を淹れ、まずは研究室のちいさな流しにお水を張ってそこで冷やします。(昨日まではこの過程までで、冷たくないただ冷めただけのお茶を飲んでいたのです)粗熱が取れたところで、特製簡易冷蔵庫(保冷剤を入れた発砲スチロールの箱)に入れて冷やします。おおお、淡いみどりも涼しげな冷茶ができあがりました。先生も嬉しそうです。論文を持ってきた院生の人もうれしそうです。(ほんとか?)
完全に溶けてゼリー状になってしまった保冷剤をぶら下げ、私はさわやかな充実感に浸りながら駐車場に向かったのでした。
7月2日(木)
研究室にいたら、突然「ゴーッ」と音が鳴りだしました。「なに!?」
先生が「冷房でしょう」とおっしゃって窓を閉めました。で、先生は会議に行かれました。へえ、冷房は入らないって聞いてたけど、入れてくれたんだ。
「・・・・・あづいっっっ!!」
機械を確かめてみると、風は出ていません。どうやら入り口のドアの上に換気口があって、音源はどうやらそこのようでした。冷気も出ていないのに、窓をぴっちり閉めていたのです、私は。(閉じたのは先生だけど)
午後、いつのまにか冷房が効き始めました。午前中は換気だけしてたのですね。
仕事の後飲みに行って、残った豚足の骨をのんちゃんにもらって帰りました。大量の豚足の骨を目の前にし、のんちゃんは「はひはひはひ」とヨロコビました。
ちょっとしてから見に行くと、食べるのをやめて寝ていたのですが、私が近づくとあわててまた食べ始めました。なぜ?「かたづけられちゃうと思ったんだろ」と夫が言いました。ほーかほーか。
7月1日(水)
今日は(も?)衝動買いをしてしまいました。
ほんとは、爪の先に火を灯すような生活をすべき経済状況なのですが、買ってしまいました、MOドライブ。
行きつけのパソコンショップからキャンペーンのDMが届いたのが始まりでした。
くじをひいて出た数字が、メンバーズカードの番号下3桁と合ったらなんとお買い上げ金額全額払い戻し!といううたい文句に躍らされてしまったのです。もちろん、その現実離れしたばくちを本気にした訳ではありません。その他にも地道な特典がありまして、どうせいつか買うならこの特典を最大限に利用しようではあ〜りませんか、という訳で買ったのです。(そりゃ、大当たり〜!を期待してましたけどね)
オリンパスのMOドライブを買って、約2000円分のポイントがたまりました。
ほんとのことを告白しますと、お買い上げ金額全額払い戻しに本気で賭けて、
AppleのPB2400を買ってしまおうかな、と迷っていたのでした。ばかだね〜。
ふうう、よかった。MOドライブ程度にしといて。