1999.11月

11月30日(火) 楽園

 栃木県佐野市に住む妹のところに行った。
 
先週、夫婦でモルディブに行ったので、その写真を見せてもらうのとおみやげをもらいに行ったのだ。
 いいところだということは知っていたけれど、これほどとは思っていなかった。
 うらやましい。
 あー、いつか行ってみたい。

11月29日(月) 柚子

 後見人の実家に柚子を採りに行った。
 柚子の木が何本かあって、今、鈴なりになっているのだ。
 お友達に少し送った。
 

11月28日(日) 大和撫子

 エクスカリバーズの最終戦。
 今日の会場は、大井第2球場。ここはきちんとしたスタジアムなので、キモノで行ってみた。
 顔なじみの父兄の方に大ウケ。
 ビールをもらったり、揚げ句の果てに「息子に紹介したいなあ!」なんて言われてしまった(笑)
 喜んでもらえてなにより。

11月27日(土) ジュニア用なんですけど

 恒例のフラッグフットボールの練習。
 サイズがなくて取り寄せてもらったサッカースパイクなのだが、それでも少し大きくてショック。ひもをきつめに結んで履いて走ろう。

11月26日(金) ハッピーデイズ

 いやあ、参りましたなあ。
 毎日幸せで、コワイくらいです。えへへ。

 さ、明日もフラッグフットボールの練習だ。スパイクも用意したし、楽しみ。

11月25日(木) WHEREVER YOU ARE.

 夜中の3時ちょっと前に電話で話し始めて、切ったのは朝の7時だった。
 しかし、全然長く感じなくて、名残惜しくて、電話の相手もそう思ってて、

 いったいこれはどういうこと?

 まあ、仲良しなのはまちがいないでしょう(笑)

11月24日(水) 危険

 この夏、i-modeを導入した。
 私がマックからi-modeにメールを送ったり、逆にi-modeからマックにもらったりしているうちに、ものすごく羨ましくなり、とうとう買ってしまったのだ。
 で、最近、メールをもらうと嬉しくて顔が笑ってしまって困る。
 電話だったら周囲に聞こえるので「ああ、嬉しい電話をもらったんだな」と判断されるけど、メールは完全に表情のみなので

 困る。

 ものすごくあやしい人みたいで、困る。
 私の大切な友人Eさんは、私が嬉しかったことを電話報告すると「真理子さ〜〜ん、こっちまで唇の端があがっちゃうよ!」と一緒に喜んでくれるのだが、今は、彼女の気持ちというか状況がすごくよくわかる。
 今日もショートメールが来たので開けて読んでうふふふと笑い、もしこれが人前だったら?と思ったら、うーむまずい、と考えた。

11月23日(火) 真昼の星空

 O木くんとプラネタリウムに行った。
 その前に、「壁の穴」で腹ごしらえ。大盛り無料フェアをやっていたので、O木くんは「やった」と大盛りにした。私は普通盛りにして、ビールを飲む。O木くんがなすとひき肉のパスタ、私はしめじと鶏のクリームソースのパスタ。「なすとひき肉」といえばトマトソースだと思ったのに、中華風と和風の間ぐらいの味付け。「これ、手がかかってなさそー」と料理にくわしいO木くんが笑った。
 プラネタリウムは、昨今話題の「獅子座流星群」をコンセプトにした投影だった。
 黄昏から始まり、秋空の星座のお話。ギリシャ神話をまじえたナレーションを聴きながら、人工の星空を眺める。
 とてもきれい。
 なんて神秘的。
 アンドロメダを助けるペルセウスの話を聞くあたりから、私は感動のあまり、なんと!涙をじゃあじゃあ流してしまった。
 最初はひとつぶぐらいだと思ったのに、止まらない。
 そのうち流星群の科学的な説明に入り、すると次第に止まった。
 暗いので誰にも気づかれなかった。(ここで言っちゃったけどさ)
 プラネタリウムを出てしばらくぶらぶらし、「楽」という飲みやに連れて行ってもらった。
 カウンターに、きむたくそっくりなスタッフがいた。もてるだろうなあ。
 おなかがいっぱいになったので、お箸を置いておしゃべりしていたら、O木くんに「ねえ、どっちを残してあげればいいの?」と聞かれた。見ると、鴨の朴葉みそ焼きとぶりのさしみが一切れずつ残っていた。「どっちも食べていいよ」と答えると「全部食べちゃうと怒られそうだからさあ」と言われた。返す言葉がなかった....。
 今日の私のファッションは、「ウエスタン」
 フェイクファーがついたミニスカートにブーツ、テンガロンハットまで被った私をエスコートしてくれたO木くんに乾杯!(笑)
 

11月22日(月) プロフェッショナル

 Biglobeに置いてある掲示板があまりにも不調なので、Panasonic Ho-hoに加入して移すことにした。
 先日オンラインサインアップし、今日郵便で正式IDの通知が来たので、後見人の指導のもと、移行作業をしようとした。
 何事においてもそうだが、ごくごく初歩的なことでも関わる必要や機会がなければ、ずっと知らないまま時間は過ぎる。
 私のマックに対するスタンスはまさにそれで、後見人に何か聞くと「そんなことも知らないの!?」と、しょっちゅう呆れられる。「あほたれ」と言われることもある。
 「きいい!」と暴れたくなるところを辛抱強く「どうすればいいの?」と、操作方法を教えてもらうのだが、普段かなりおとなしくて温厚な彼なのに、このときはとても厳しい。意地悪といってもいいくらいだ。
 職業がシステム・エンジニアだから、頭が仕事モードになっちゃうんだろうか?
 今日も、緊迫した空気の中、オペレーションをいちいち指示してもらった。
 すごくストレスを感じて、少し具合が悪くなった。
 みんな「いいねえ、頼もしい人が家にいて」と言うが、ちょっと複雑。
 

11月21日(日) 人生ドラマ

 夕べ、後見人は大学時代のサークルのOB会があって水戸に出かけ、遅くまで楽しみたいからと言ってホテルに泊まった。
 飲み会が始まる前に、ペニー・レインという楽器屋に行ったそうだ。
 「どっかで聞いた声が聞こえてきたと思ったらT村が来たんだよ」
 「T村くん....相変わらず逆手なのかなあ?」
 「どうして真理子はそう下品なんだ」
 「....」
 「でさ、その後ドアががちゃっと開いてN浜さんが入って来たんだよ」
 「ふうん。オベーション売ったこと話した?」
 「それが忘れちゃったんだよ。で、その後ドアががちゃっと開いてK子さんが入って来たんだ」
 「へえ!」
 「T村は、『U津さん以外の人とギターの話をしたのは久しぶり』って言ってた」
 ああ。確かに、後見人は私とギターの話が少しはできる。
 しかし、「ドアががちゃっと開いて」いろんな人が入れ替わり立ち替わり入ってくるなんざ、まるでしらじらしいトーク番組みたいだね、と笑った。
 

11月20日(土) どうして?

 午前中、フラッグフットボールの練習があった。
 ポジションの話になったとき、クォーターバックのT中くんがこう言った。
 「ぼくが個人的に思ってることなんですけど、青山さんはライン・バッカーがいいと思う。熱血だから」
 ショック。
 どうして私は「あっつい人」だと思われてしまうんだろう?

 帰宅後、思いもよらないできごとがあった。
 全身の細胞が震えそうなくらい、幸せを感じる。

 ねぇ、どうして?

 こんなとき、何を聞いているんだか自分でもよくわからないけど、泣きそうになりながら「どうして?」って思う。やっぱり、

 どうしてこんなに幸せなキモチにさせるの?

 なのかしらん。
 

11月19日(金) 習慣

 来週いっぱいボスが出張だ。
 東北から北海道まで、調査旅行に出かけられる。
 人に逢ってお話を伺ったりするので、MDウォークマンとデジタルビデオを準備する。
 同行する院生のS田くんにそれらを持たせながら、あれこれと説明をした。
 するとS田くんは、ちょっと苦笑しながらこう言ったのだ。
 「青山さん、先生にするのと同じように説明してますね。ぼく、ちゃんとわかりますよ。」
 がーん。
 いつのまにか私は「世話焼きおばさん」になっていたのか!

11月18日(木) 密林の奥から誘われて

 若手講師のK村先生が、ウチの先生に呼ばれて研究室にいらした。
 出張の話などをされていたのだが、途中、私はあることに気づいて落ち着きをなくしてしまった。
 話が済んで、K村先生が出ていかれた。
 私は思わず後を追ってしまった。
 K村先生はご自分の研究室のドアを開けながら、私に気づいて待っていてくれた。
 「あの、突然こんなことうかがって申し訳ないんですけど....今、コロン、何をつけてらっしゃるんですか?」
 そうなのだ。
 ものすっごくいい匂いで、まるで、ジャングルの奥に妖しく咲いた花の香りに誘われるようで、「スゴイ!」と思っていたのだ。お話をされてる間。実際、匂いに誘われてふらふらとついて行ってしまったし(笑)
 K村先生はちょっと恥ずかしそうに、そのコロンの名前を教えてくれて、今度は私にこう聞いた。
 「私も聞きたいんですけど、そんなにいいでしょうか?実は○○大学の事務の女性にも同じことを聞かれました」
 はあ〜、やっぱり。と思いながら「ええ、とっても」と微笑んだ。
 K村先生に初めてお逢いしたときは、アラミスをつけてらした。
 「アラミスですね」と言ったら「よくわかりますね」と言われた。わかるもなにも、すごくいきがってた頃に、なんと私はこれをつけていたのだ。
 しかし、K村先生が匂わせていた香りは、私のそれとは全然違っていたと思う。
 あんなに優雅で高貴でやさしいアラミスは、私は嗅いだことがない。私の体臭ごときでは、エロティックで危険なアラミスを制御できていなかっただろう。実際、ちょっと疲れていたりすると全然なじまなくて、あの匂いに自分で酔ってしまいそうだった。ミドル・ノートってほんと不思議だな、と思った。
 やっぱり香水は、人の体についた匂いを嗅ぐものだ。

11月17日(水) ブロークン・デイ

 昨日は壊れる一日だった。
 後見人は風邪をひくし、車のパワーウィンドは壊れるし、私はペンダントをなくすし、夜は電子レンジが壊れた。
 今日はその電子レンジをサービスセンタに持っていかなければ。
 午前中、所要で水戸に行った。
 用事を済ませて、実家による。母と世間話をし、うどんをごちそうになる。
 「服を少し整理したいんだけど、おかあさんにに縫ってもらった服はどうしても処分する気になれなくて....だけど、やっぱり着ないから処分してもいい?」と聞いた。
 「そんなの、気にせず処分しなさい」と言ってくれた。
 よし、がんばって片づけよう。

11月16日(火) 風邪

 といっても、私のことではない。
 後見人が風邪をひいた。
 今日はめずらしく早めにお弁当を作り始め(5時まで起きてたからそのまま起きていてキッチンに立ったの)、さーて靴を磨こうか、と思ったら「喉ががらがらですぅ」と起きてきたのだ。
 「休む?」と聞くと、仕事の方は順調に進んでいるので休んでも問題ないが、有休が残り少ない....と心細げに言う。
 「休みなさい。有休が足りなくなったって、欠勤すればいいじゃない?お給料が減ったってそれくらい構わないよ。体のほうが大事なんだから」
 ときっぱり言ってやった。
 すると彼は「じゃ、休むことにする」と言った。
 「だけど、このお弁当どうするのよ〜?」幸いまだ温かかったので、お味噌汁を作って朝ご飯として食べてもらった。
 

11月15日(月) 進歩

 歯医者に行った。
 ほんっとひさしぶりに「もしかして、虫歯?」と思う痛みが、先週あったのだ。
 私は、とにかく歯の質はいいらしい。歯並びは別にして。学校の歯科検診では、いつも歯医者さんに「いい歯だねえ!」と感嘆されていた。
 永久歯に生え変わってから、虫歯の悩みとは無縁で過ごしてきた。治療した歯が全く無い訳ではないが。
 実はもう、痛みはなくなっていた。が、せっかく予約したので行ったのである。
 奥歯の上面が痛かったのだが、上面は異常がなかった。ただ、側面の昔の詰め物がいつのまにか無くなっていて、そこはすでにナニカで埋まりつつあった(鏡で見せてもらった)。
 そこを例の「きゅいーん」で削って、新しい詰め物をしてくれた。
 鏡で見てびっくり。
 以前の詰め物は銀色だったのに、歯の色と同じ詰め物ではないか!
 きれいだ!
 感激した。

11月14日(日) 夢のあと

 品川でO木くんとのんびりとゴハンを食べた。
 昨夜のテンションとはうってかわってしずかな日曜だ。
 ゆうべのことを思い出しては、ふたりで笑った。
 楽しい時間はほんとに早く過ぎてしまう。
 その楽しい記憶の余韻を分かち合える人がそばにいるって、なんてすてきなんだろう。

11月13日(土) チャイナ・タウン

 午前中フラッグフットボールの練習があった。
 パスを取る練習、フラッグを奪う練習、ディフェンスの練習。
 ダッシュばかりでへとへとになる。
 12時過ぎに終わり、マッハで家に帰る。
 洗濯をし、布団を干し、犬の散歩をする。シャワーを浴びてお出かけの準備。
 楽しみにしていた、焚き火MLの「横浜中華オフ」なのだ。MLのメンバーじゃないけど、O木くんも一緒に参加することになっている。
 秋葉原のホームで待ちあわせ、京浜東北線に乗った。
 あっという間に石川町に着いたような気がした。と、思ったらO木くんも同じことを考えたらしい。「お話ししてると早いよね」といいつつ降りる。
 大新園が今日のお店。
 ビールと料理を頼んだところで、私はトイレに立った。
 実は、みんなを驚かそうと「チャイナドレス」を持って来たのだ!
 O木くんにもナイショにしていた(何を持っているんだろう?と思ったそうだ)。
 席に戻り「着替えてきちゃった」と言って、みんながこっちを見た瞬間。
 あー、楽しかった。これだから「サプライズ」はやめられないよ。
 笑って、食べて、笑って、食べて、のエンドレス。
 マンゴープリンを食べて、食事は終了。
 次は、ショットバーに移動。
 ギムレット、キューバリバー、ダイキリを飲んだ。
 O木くんは「アニスのリキュールってありますか?」とお店の人にたずね、そのお酒を注文した。味見をさせてもらって、私は叫んだ。
 「ケシゴムの味がするよ〜〜〜!」
 ってことは、食べたことがあるの?と笑われた。
 という具合に、ここでも私たちのグループは異様に盛り上がってしまい、洗練されたお店の雰囲気を壊してしまったのでは?と心配したが、お店の方はみんなにこやかに接してくれたので、私たちもとても楽しく過ごすことができた。
 今回はカラオケ担当者が欠席だったので、駅で解散した。
 私?
 私はO木くんと夜明かし。青春はとまらないのだ。うふふ。

11月12日(金) A FILM ABOUT THE BLUES

 今日はTRICERATOPSのコンサート。
 午前中だけ出勤の予定だったが、もーうれつに体調が悪かったので休ませてもらい、後見人を送り出した後、何も食べずに寝ていた。だるくてだるくて、いっそコンサートもすっぽかしてしまおうかと思ったくらい。
 ぎりぎりの時間まで寝ていて、なんとか支度をして電車に乗った。
 浜松町で降りて日の出桟橋まで歩く。そして、パレットタウン行きの水上バスに乗った。
 とても空いていて、私が乗った便は他に数人乗客がいるだけ。
 船の後部のデッキ(というのだろうか)に、貸し切り状態で座る。
 雨は上がり、東京湾岸の景色が霧にかすみながら遠ざかって行くのがとてもよかった。
 ZeppTokyoが今日の会場。
 プレイガイドで買ったチケットなので、オールスタンディングでも後ろの方しか空いていない。
 PAブースの隣あたりに陣取ることにした。
 唱くんのボーカルは、すごく安定していた。
 「彼女のシニヨン」を歌った次の曲(何だったか忘れた)は、ちょっと声が荒れたけど、それ以外はパーフェクト!と思いましたね。
 やはり、お母さんの歌心が遺伝されたのだろうか?
 私といえば、ほぼ全曲躍りまくり。
 ちゃんとメロディとリズムに合わせてステップを考えているのだ。だてにダンスを習ってはいない。Feverではサビの前にくるりとターンを決めた。すると、なんか後ろの人は笑っているよう気配。うーん、やっぱり回る人はいないのだろうか。
 まあとても楽しめたコンサートだった。
 すごく疲れたけど(笑)なんせ90分躍りっぱなしだからね。
 

11月11日(木) 誕生日

 今日は後見人の誕生日。34歳。
 出勤前にスポンジケーキを焼いた。デコレーションは帰宅後する予定。
 仕事を終え、マッハで帰る。途中、チョコレートのペンやろうそく、シャンパンとバラの花を買う。
 帰宅して大急ぎで犬と猫にえさをやり、バラの花を花瓶に生けた。
 で、猛烈な勢いで生クリームをホイップする。
 途中で後見人が帰宅。何もかも秘密にしていたので、バラやシャンパンを見て驚いていた。
 やっとデコレーションを終え、チーズフォンデュを作った。
 ろうそくに火を灯し、部屋の明かりを消した。
 「おめでとう」の声とともにろうそくの火を吹き消す。
 乾杯をし、シャンパンを飲みながらチーズフォンデュを食べた。
 ワインをもう一本開ける。春に買っておいた「新緑坂園」。若草の香りがする辛口の白ワイン。
 今回買った食材は、生クリームといちごだけなの、と言うと「やるね!」とほめられた。別の言い方をすれば、ストックが十分だっただけとも言えるのだけど。
 ま、いっか。ほめられたんだから。
 ろうそくは一応34本用意したのだけれど、ケーキが小さくて6本しか立てられなかった。34本立ててみたかったなあ。

11月10日(水) 雑多な毎日

 そんなにたいした用事があるわけでもないのに、ばたばたと忙しくてなかなか時間がとれない。
 夕方、犬2匹を連れてスーパーに行く。
 生クリームといちごを買い、てくてくと歩いて帰った。

11月9日(火) コスプレ

 おとといの日曜日に、水戸で「時代祭り」というイベントがあったらしい。
 それに、弟が「鎧武者」の扮装をして出たという。
 好きで出たのではなく、勤めている銀行の業務命令だ。
 出るらしい、というのはお母さんも知っていたけれど「どうせその他大勢」だと思っていたところ、それなりの役がついているという情報を入手し(弟の部屋にあった紙切れを見ただけなんだけど)、カメラを持って急いで見に行ったという。
 フジワラナントカウゲンタとかいう武士の役で、鎧兜をつけ、幟をあげて馬に乗っていたらしい。
 はっきり言いましょう。
 ものすっごくうらやましい!
 ところが弟は、お母さんがカメラを向けているのがイヤだったのか、夜その話をしてもむす〜っとして一言も口を聞かなかったそうだ。
 ぼっちゃ〜ん、もうオトナなんだからさ、お母さんのキモチもわかってあげなよ。

11月8日(月) 復讐のマシンガン入力

 「特打2」を買ってみた。といっても先週の火曜日のことだが。
  ゲームはほとんどやらないのだが、先日店頭で「北斗の拳」のタイピングゲームを試しにやってみたところ、とても面白かったので買う気になったのだ。
 「北斗の拳」ではどうやら私にはモノ足りなさそうな感じ。
 いろいろ吟味して、一番高度と思われる「特打2」を購入。
 実は私は、タイピングにはかなり自信があるのだ。
 もちろんブラインドタッチだし、分解したキーボードを組み立てろと言われたら、文字の部分は完璧に並べられる。記号のところはちょっと自信がないが。
 ゲーム開始3回目で「ワープロ技能1級程度」達成。ちょろい。
 2級以下に下がったことは一度もない。
 調子がいいと10分間に1,000字以上打っている。
 しかし、皮肉なことにこの技能は仕事には生かせないのだ。
 私は、致命的に肩凝りがひどい。
 もしも「肩凝りしない体」と「いくら飲み食いしても太らない体」のどちらかを選べ、と言われたら、私は「肩凝りしない体」を選ぶ。
 この話をすると、たいていの女性は「うそお!」と言う。
 太らない体の方がいいに決まっていると。
 私だって、太らない体になれたらどんなにいいかと思うけれど、この、死にたくなるくらいの激痛、これがなくなるなら太らない努力がなんぼのもんじゃい、ってなもんなのだ。
 あああ、今も、頭がガンガンしているのだ。
 この肩に、五寸釘でも打ち込みたい!!

11月7日(日) まったくこの人は....

 「この人は....!」と、あるときは絶句し、あるときは呆れながら、その人は私のことを笑ったものだった。私が突拍子もない行動をとる度に。
 ばかなことを言ってまた「こ、この人は....!」と笑われた。
 だけど、それは夢の中だった。
 夢だったけど、嬉しかった。笑顔を見られたから。
 夢だったから、悲しかった。現実でなかったから。
 またそう言って笑顔を見せてくれる日がくるんだろうか。

11月6日(土) 遠い空の下で

 清廉潔白でやさしい人は、今日も自分を否定してるんだろうか。
 そう思うとへらへら笑って生きていてはいけないような気がして、だけど私にはどうすることもできなくて、ただ目を閉じてこう思う。
 どうか、みんなしあわせで....。

11月5日(金) 人の痛みを知ること

 あなたのせいじゃない。
 あなたは悪くない。
 そんなに苦しまないで。
 そんなに自分を責めないで。
 彼が平穏なキモチになれるなら、そのためにあたしができることをすべてします。
 一生十字架を背負ったっていいです。
 お願いです、彼を救ってください。
 傷ついた人を思って、あたしは初めて泣きました。

11月4日(木) 歳時記

 今日のゆうげはもってのほか。
 しかしなんでこんな名前で呼ぶのだろう?
 やはり炊き込みご飯には季節感があるなあ。
 ああ、日本人に生まれてよかった。

11月3日(水) 大ざっぱでごめんなさい

 のんびり起きてホットケーキとカフェオレの朝ご飯。というかブランチか?
 食べ終えて、スーパーに後見人と犬と連れ立っていく。ひとりだと、駐車場の危なくないところを探してつなぎ(これがまた一苦労)、帰るときにめちゃめちゃにこんがらがった2匹の散歩綱をほどいたりとても大変だが、ふたりだとラク。「じゃ、ここで待ってて」と、綱を渡して待っててもらえばいいんだもの。
 夕方、ぎょうざをつくる。
 皮は昨日のうちにこねて寝かしておいたので、今日はそれをのせばいい。
 一晩寝かすと、とても扱い易くなる。熟成してるってこと?30分寝かしたぐらいでは、なかなか丸くならないのだ。四国、オーストラリア、南極みたいになっちゃう。
さすがに北海道までは行かない。
 豚コマをたたき、にらをたたき、茹でた白菜をたたき、生姜をたたき、大蒜をたたく。
 なんか、何日か前にもこんなこと書いたような気がする。ま、いっか。
 紹興酒、塩、胡椒、胡麻油、醤油で味付けして手でよく混ぜる。
 皮に包んで焼く。
 「こないだのより、今日のがおいしい」と言われた。
 うーん、こないだのとの違い....。よくわからない。まあ、こないだのは皮がちょっと柔らかかったんだけど。水分が多くて。
 全部目分量でやってるからなあ。ま、いっか。
 

11月2日(火) 紅玉

 午前中、ケーキを焼く。りんごのケーキ。
 私はこの紅玉というりんごが大好き。すごく酸っぱいんだけど、コドモの頃親しんだりんごといえばこれのような気がする。他の種類の甘いだけのりんごはキライじゃないけど、食指は動かないなあ。自分で買ったことはないような気がする。よそで出されたり、もらったりすれば食べるけれど。買ったことがあるのは、この紅玉だけかもしれない。出回る期間が短いからさみしいんだけど。
 皮をむく前によーく洗って、むいた皮もとっておく。
 この皮と芯をポットに入れて、シナモンティーを淹れる。
 すっごくおいしい。
 りんごとシナモンの組み合わせを考えた人は天才だ!

11月1日(月) 雨の日と月曜日は

 よく眠れない夜が続いたせいか、後見人を送りだした後、倒れ込むように二度寝してしまった。
 疲れてるし、眠いし、筋肉痛がすごい。
 東京に遊びに行くと翌日はいつもこれだ。足が痛い。
 こっちじゃほとんど歩かないからなあ。
 夜は中華の海鮮鍋にしたのだが、CookDoのスープが4〜5人前だったので半分を別の鍋に取っておいた。
 夜中、物音がするので見に行くと、猫にこの鍋がひっくり返されていた。
 床いっぱいに、スープの海。
 「床に飲ませるぐらいなら、最初から全部使ったほうがよかった」と、げんなりしながら雑巾がけをした。

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