来週はずーっと雨。という予報だったので、ふらふらしながら洗濯をしました。
と大仰なことを言っても、全自動洗濯機のスイッチを入れるだけですけどね。
犬どもはよくこうしてヒマつぶしをしています。
うーん。何の意味があるのだろうか?
秋も深まってまいりましたね。
この季節、犬と散歩するときに気をつけることがあります。
それは、イノコズチ
うちの犬どもは草むらが大好きで、散歩をしていると何回かは草むらを楽しみます。
しかし、このイノコズチに注意しないと、大変なことになります。
草むらに入らせるときは、イノコズチがあるかないか確かめていたのですが、さっき散歩をしていたら、隣の詮索好きなおばさんにばったり逢い、
「今日はダンナは休み?」
と聞かれたので、
「はい。風邪をひいて」
と答え、さらになんのかんの聞かれているその間に、かんちゃんは思う存分草むらを堪能したもよう。
やっと話を切り上げて「さて、おうちに帰ろう」と、かんちゃんを見たら…
あーっ!もう!
のんちゃんは最近、階段を降りたがらない。
もう13歳だから、足腰が弱ってきているのだろう。
でも、散歩のときはいたって元気で、時折小走りになったり飛び跳ねたりする。
たしか、熊は下り坂が苦手と聞いたことがあるので、犬も同じく下り階段が苦手なのかもしれない。
庭にオシッコをさせようと階下から呼ぶと、てっぺんでじっと下を見ている。
私がダチョウ倶楽部の「ヤー!」のポーズをして手をひらひらさせると、降り始める。
ひらひらを止めると、のんちゃんも止まる。
「もー、のんちゃんはー」と言いつつ、またひらひらさせる。
オシッコの催促も、散歩の催促も、おやつの催促も、夫ではなく、私にうったえる。
だから、なんだかんだ言っても私のことを母のように慕っていると思っていた。
かんちゃんは、完全に私をお母さんだと思っているのは間違いないとして。
しかし、最近気づいた。
のんちゃんは、私のことを「使える人」、夫のことを「仕える人」だと思っているらしいことに。
ちくしょう。
でも、可愛いからいっか。
夕方、犬と散歩してて、犬が楽しそうに歩いているのを見て思った。
犬は裏切らない。
だから、絶対に犬を裏切ってはいけない。
夕べは、やっとニコンD40の箱を開け、なんやかんやで寝たのが2時半ぐらいでした。
今朝は6時に起きて、洗濯、お弁当づくり、お風呂掃除、と順調に終わり、洗濯物を干そうとしたときに、アクシデントが起きました。
隣のおばさんに、NHK教育で放送している「やさいの時間」のことを教えてあげようと、声をかけたら、お義父さんの車がウチに停まってるのはどうしてか?から始まり、根掘り葉掘り。
番組のことをおしえたらすぐにでも洗濯物を干して、動物病院に行く時間まで寝ようと思っていたのですが、おばさんの無駄話と詮索は止まらない。
すると、私の隣を、フイッと、かんちゃんが通り抜けたではありませんか!
オー!ジーザス!
玄関のドア閉めるの忘れてた!
ほんのひとこと伝えるだけのつもりだったから…。
「かんちゃん!」
と呼んでも、全力疾走でどっか行ってしまいました…。
それでも止まらないおばさんの無駄話と詮索。
「洗濯干さなきゃならないんで」と打ち切り、とりあえず洗濯物を干しました。
これは、寸暇を惜しんで寝ようとした私への神が与えたもうた試練なのでしょうか?
と、書いていたら、お義母さんから電話があり「かんちゃん、家にいる?」と聞かれました。いいえ、逃げられちゃったんです。と答えると、ウチの周りをうろうろしてるよ。私がつかまえても噛まない?とおっしゃるので、大丈夫です、お願いします!と頼んで、煮干しを一掴みポケットに入れ、自転車で夫の実家へ向かいました。
すると、庭にいました。
お義母さんも。
煮干しで釣って、2度失敗しましたが、3度目に耳をつかんで捕獲。
ふう〜、よかった。全然汚れてないし。泥だらけだったらシャンプーしなきゃ、と覚悟してましたから。
自転車を置いて(こうすると、お義父さんを迎えに行って帰ってきたときに私が自転車で自宅へ帰れる)、かんちゃんをリードにつないで帰ってきました。
えーと、レストランのシェフ見習いのお話ではありません。
今日、動物病院にのんちゃんとかんちゃんを連れて行ったんです。
フィラリアの検査とお薬をもらいに。
で、採血をする訳ですが、お願いするとフィラリア感染だけでなく健康状態も検査してくれるのです。
そしたら、のんちゃんのコレステロール値と中性脂肪値が、とんでもなく高かったんです。
コレステロール値は、正常値70〜303のところ、339(去年は275)。
中性脂肪値は、正常値20〜155のところ、232(去年は153)。
のんちゃんは、この夏13歳。
生後6ヶ月ぐらいで避妊手術をしているのですが、避妊手術をした雌犬は、高齢になると肥満化しやすいらしいです。
ハスキー系の雑種ですが、若い頃は15キロぐらいだった体重が、歳をとって20キロ近くになりました。
でも。
本当の原因は、別にあるってわかっているんです。
私と夫の食事が終わって空になったお皿を舐めさせていたんです。
もちろん、鍋やフライパンも。カレーの鍋なんて、ぴっかぴかになるんですよ。
ものすごく喜ぶし、待ってるし、洗い物もラクになるし、で習慣化しちゃってたんですが、これは、とってもイケナイことです。
カロリーと塩分が、犬にはふさわしくない。
以前お逢いした愛犬家の方が「一日でも長く一緒に居たいから、一番高くていいドッグフードしかあげてないの!」と、自慢げにおっしゃっているのを聞いて、私は、犬が喜んでくれるなら、ちょっとぐらい寿命が縮まってもおいしい思いをさせてあげたい。一生、同じ味のドッグフードだけの人生(?)ってかわいそう。って思ったのです。
で、お皿を舐めさせていた訳ですが。
でも、今日、検査の結果を見て、考えを改めることにしました。
とりあえず、お皿は舐めさせない(もちろん、鍋もフライパンも)。
おやつはあげる。犬用のを。
もうちょっと、散歩の時間を長くする。
まあ、このふたつ以外の数値は、まったく問題なかったので安心しましたが。
耳はかなり遠くなってるみたいです。
階下から呼ぶ声は、全く聞こえないみたい。
でも、散歩に連れ出すと元気に歩くし、走れるし、その点は嬉しい。
いつまで一緒に暮らせるか、わからないけど、天に召されたとき、悔いのないように愛して行きたいです。
それにしても、かんちゃん…。
のんちゃんと2歳しか違わないのに、元気すぎるよ。
あんた、もう、人間の歳で言ったら60歳なんだよ?
なんでそんなに元気なの?
血液検査の結果も、まったく問題ナシだし。
でも、いつも私を守ってくれてありがとう。
お風呂に入ってるときは、ドアの前で見張りをしてくれるし、お昼寝するときも、わざわざ起きて移動して隣に寝てくれるよね。
どこでもいっしょだよね。
たいせつな、たいせつな、私のナイト。
ふたりとも、ずっと長生きしてね。
格別に厳しく躾けてはいませんが、ワガママ犬というほどではないです。
お利口とも言えませんが。
最近、のんちゃんが、散歩のときに道草したがるようになりました。
ほんの数秒、止まってあげるだけで満足するので、ふんばったときは気の済むようにさせています。
そんなときに、私は心の中でこう唱えるのです。
ド〜ッグス ジャスワナ ハッファ〜〜ン!
オリジナルはこちら
ちなみにほんの数秒止まってあげている間、のんちゃんは何をしているかというと、においをかいでいるのです。
ド〜ッグス ジャスワナ ハッファ〜〜ン!
ワンちゃんだって楽しみたいの。