「玉葱こそスターです。」という文章を、「眺めのいい部屋」というエッセイ集に渡辺一枝さんが書いておられます。
要は新玉ねぎを使った1品なのですが、おいしいし、書かれている内容もおもしろい。
鍋にほんの少量(ひとたらしぐらいでいいくらい)油を引いて、新玉ねぎを上下ともこんがり焦げ目がつくくらい焼く。3〜4ミリひたるぐらいお水を足して、お醤油もほんの少々。ふたをして、20分ほど蒸してできあがり。玉ねぎは、上下を落として底に浅く十字の切れ込みを入れておく。

これがまた、すんごく甘くて瑞々しくておいしいのです。
それで、最後の結びが私は大好き。
けれどもこれが、新玉葱でないとこれほどおいしくない。だからこのときばかりは私も、若いのばかりをちやほやしたくなる気持ちがよぉく解るのです。
うふふ。
狂犬病予防接種に行ってきました。
市の職員さんがが獣医さんと一緒に巡回しているのです。
私はいつも、児童公民館前に行っています。
かんちゃんは、最初は散歩気分でルンルンで歩いているのですが、角を曲がるあたりで、白衣を着た人や薬品の匂いですべてを察し、ふんばってしまい、私はずるずると引っ張っていかなければならないのです。
のんちゃんは、屁の河童って感じなのですが、今年はなぜか少しふんばりました。
でも、おとなしく注射されてましたけどね。
で、かんちゃんの番になり、私がしゃがんで頭を押さえて注射してもらったら、そんなに派手に暴れた訳ではないのですが、引っ張られて、すってんころりんと後ろにひっくり返ってしまいました。
恥ずかし〜。
それにしても、犬に遁走されなくてよかったことだよ。
今年1年は、子宮体がん検査を3ヶ月ごとに受診しなければならなくなったのですが、その1回目に行ってきました。
のべ4回目になるので、けっこう慣れてきました。
私の場合、アンネちゃんは(男性諸君、失礼!)、出血大サービスの期間が短く、それが終わると膜とかカスみたいなのとかが出るのがだらだらと続くのですが、今回は、最後の最後に鮮血がほんのちょっとだけ出たのです。と、Y子先生に伝えました。お尻が切れただけかもしれませんが。なんて余計なことも。
そのせいか、内診、念入りに3回も組織を採取されましたよ。
チクっと刺される感じがして、器具(てか、針?)が、ずーんと刺さってきて、採取されるときは、おへそのしたあたりがきりきりと傷みます。
あー、これが3ヶ月ごとに?
しかも!
お会計、7,180円!
市の健診を利用したときは、2,300円だったのに。
しかも!
その後、なんやかんやと超忙しくて、夫を迎えに行くとき眠かったのなんのって。
夕べ、2時間しか寝てないし。
そしたら夫が「体がつらそうだから、夕飯はスーパーのお弁当にしよう」と言ってくれました。
ありがとう。
でも、お弁当箱は洗ってくれないんだよね(笑)
ま、これ以上のぜいたくを望んだら、ばちが当たりますけどね。
1日が過ぎるのが、ほんとに早く感じる。
最近は、いつも食器を洗っているか、お米を研いでいるか、ルイボスティーを煎じているかのどれかをやっている気がする。
まあ、これらはスパンの短いルーティンワークなので、そう感じるのも無理はないかも。
なぜ、必要最低限の家事以上のことが、ラクラクとできないのだろう?
専業主婦なのに。
まじで、あっという間に1日が終わっちゃうのだ。
これじゃ、外に働きに行く自信なんてないよぅ。
こんな私も、数年前までは有職主婦だったんだよなあ。
銀行(とはいってもコンピュータ関係)、大学研究室秘書、NTTの子会社、そして銀行(今度はほんとにお金関係)、で、ミスばかりするようになって白旗を掲げたのだった。
夫の会社も、来月から帰休日がもうけられた。
私は、有職主婦に戻ることができるのでしょうか?
英語、合ってるかな?
最近、アメリカのマイナーリーグのポートランドシードッグスのサイトを見てるんですよ。
それでさ、記事はなんとか読める(と言っていいのかどうか)んだけど、野球用語の略がわからない訳。
ほら、私、野球ビギナーだから(いばれることか)。
数字的に「うーむ、これは防御率かな?」とか「田澤くん、勝ち投手になったの?」とか。
わかんないことが増えちゃってまいったなあ、と思うよりも、学ぶ喜びを感じていきたいな。
スイーツコーディネイターの理緒さんと、夫と3人でランチを頂きました。
お店は、理緒さんに予約してもらった新丸ビルの中にある、四川豆花飯荘。

私たちが先に着いたので、理緒さんの名前を言って入ってようかと思ったのですが、お店の前にソファがあったので理緒さんが来るのを待ってました。
理緒さんが到着して入店したのですが、びっくりしたことに、理緒さん、顔パス!
しかも「ようこそおいでくださいました」と、支配人の満面の笑みでのお出迎え。
360°モンキーズのTシャツで行ってしまった私は、いったいどうしたら?
窓際の眺めの良い席に案内され、メニューをもらいました。
おそるおそる開けてみて…。
ほっ。
目が飛び出るようなお値段ではありませんでした。
私と理緒さんが、飲茶セット、夫がランチセットを注文しました。
私は飲茶に目がないのです。
茶芸職人さんが、八宝茶にお湯を注いでくれました。

ふたをちょっとずらして、そのすきまから飲むのです。
おいしい。
飲茶もすっごくおいしかったです。
大根餅、私がお箸でつまんでかぶりついているのに、一生懸命お皿の上でお箸でちぎろうとしている理緒さん。このあたりに育ちの違いが(笑)
ささ身を裏ごししてこしらえたスープ、柔らかく煮たお肉、炒飯、ちょっぴり生姜の風味がするシロップがかかった温かくて甘いお豆腐のデザートなどなど。
どれもこれも、くっきりと鮮やかなお味でした。
そうそう、理緒さんが来店したということで、お店から一品プレゼントが。
鶏肉の重慶とうがらし炒めです。

炒められた何種類もの唐辛子がてんこもりになっている中から、長ーいお箸でお肉を探し出して頂くのです。
もちろん、ヒエーッていうくらい辛いですよ。
でもおいしい。
涙と鼻水を流しながら「おいしいおいしい」と食べました。
お会計を済ませたら、支配人さんがおみやげをくださいました。
八宝茶。
「熱湯で煎れてくださいね」と。
「高いところから注ぎます」と答えたら、「ぜひとも」と笑ってました。
ところで、この支配人さんは、俳優の沢村一樹さんにそっくり。
夫と私は、陰で「エロス」と呼んでいたのはいうまでもありません。
理緒さんのおかげで、とてもおいしくて楽しい時間を過ごせました。
理緒さん、お忙しいところありがとうございました。
今日、長野の妹宅を妹の夫の両親が訪れたそうです。
そしたら、猫がこわがってしまって、最後まで押し入れから出てこなかったとか。
お姑さんは、猫に逢えるのを楽しみにしていたそうなので、妹夫婦はさぞかし困ったことでしょう。
ところで、私が妹宅に泊まりに行ったときは、猫たち、最初は押し入れに隠れましたが、すぐに慣れて、なでたり抱っこしたりできました。
妹がうちに来たときは、1番臆病な猫も妹になついていました。
きょうだいの血、侮りがたし。
てか、動物の本能ってすごいな。
うーん。
どうにもやる気が出ない。
雨がやんだので「チャーンス!」と、犬の散歩には行った。
顔も洗わずに。
で、今、洗ってきました。
今日は、すっぴんで過ごそうと思います。
髪も、ワックスをつけずにそのままで。
鏡を見ると「もう中学生」みたいなおばさんが困った顔をしています。
マンスリーサイクル的にも、凹んでもおかしくない日なので、のんびりします。
お風呂を洗って、朝ご飯の後片づけをして(まだやってなかったのかよ!)、犬をブラッシングして(抜け毛がすごいの)、掃除機をかけて、家計簿をつけて、余力があったらふきんを縫う。あ、ESSEも全然読んでないんだった。
さて、重い腰をあげましょうか。
最近、夫は古本収集に凝っている。
楳図かずおさんとか、諸星大二郎さんのまんがが主なところ。
絶版とか、ものすごく昔のとか、入手困難(のはず)のものをターゲットにしているので、遭遇したら即買いなのです。
次にいつ出会えるか、わからないからね。
という事情は、私も理解しているので、お小遣いの前借りには寛大なのです。
どれくらい、前借りがかさんでいるのかと計算してみたら、笑っちゃうことに、彼の来月のお小遣いは、1,070円だということが判明。
どうするつもりだろう?(笑)
そしたら、定額給付金のおてまみが来たのです。
彼は必死に「これは、それぞれのお小遣いにしよう」と訴えたので、「うん、いいよ」と気前の良い私はこう答えたのでした。
私、甘いでしょうか?
今日は、15年前、婚姻届を市役所に出した日。
入社2週間で結婚してしまった新入社員だった夫(笑)
気が向いたので、ケーキでも食べようかと、お気に入りのケーキやさんに電話してお取り置きしてもらって、夫に仕事帰りに取ってきてもらった。
モンブランふたつと、チョコレートケーキとレアチーズケーキ。
なんとまあ、ささやかな幸せであることよ。