さて、待ちに待ったお夕飯です。
着物を着た中居さんが、部屋で配膳してくださいます。
献立
全貌
食前酒 杏のお酒
先付 穴子錦糸巻き
先付 菜の花の真砂和え
前菜
台物 信州和牛あみ焼き
お昼に食べたカキフライがあまりにもボリュームがあったので、鯛かぶと煮とご飯が食べられませんでした。無念です。
お布団をしいてもらい、また眠くなるまでおしゃべり。
母がお嫁に来たころの苦労話を聞かせてもらいました。
おばあちゃんは、私達孫にはとてもやさしかったので、その一部でもいいから、母にやさしくしてくれていたらよかったのに。と改めて思いました。
「なんか、嫌な話しちゃって悪かったね」と母が言ったので、お母さんが話すのが嫌だったら聞かないけど、吐き出してすっきりするならなんでも聞くよ、と妹と言いました。
その頃苦労した分、これから、元気に楽しく暮らしてほしいです。
なんて思いながら、眠りに落ちてゆきました。
気持ち良く目覚め、お風呂に入り、食堂で朝ごはん。
盛りだくさんで、いちいち美味しい。
シャトルバスで無言館に行きました。
若くして戦死した才能ある芸術家の遺作をおごそかな気持ちで鑑賞。
身につまされる挿話に涙が出そうになりました。
必ず帰ってまた描くと恋人に約束したという日高安典さん(享年27歳)が描いた裸婦像と、誰にも告げずに出征してしまった清水正道さん(享年27歳)の婦人像の絵ハガキを買いました。
裸婦 日高安典(享年27歳)
婦人像 清水正道(享年27歳)
そして展望台まで700メートル先という標識を信じて山道を登り始めたのですが、ほんとにこの道でいいの?と、何度も不安になりつつ進んだところ、やっとパノラマ展望台に到着。
がんばって登ったご褒美と言えるくらい素晴らしい眺めでした。
まるで獣道
まるでオアシス
素晴らしい眺め
妹と
帰り道は別の、もっと楽な道を降りました。
バス停のそばの上田紬の工房に併設された喫茶店でケーキと紅茶で一息つきました。
たくさん歩いた後だったので、ケーキの美味しかったこと!
シャトルバスで塩田町駅まで行って、地図で見つけた六文銭という洋食屋さんでカキフライを頂きました。
すごーく美味しかったです。
和風洋食? なんのこっちゃ?
めっちゃボリュームがあって美味しいカキフライ
そして、またシャトルバスで別所温泉に戻り、安楽寺と常楽寺を巡って宿に帰りました。
安楽寺にある国宝 三重塔
左下に注目。チビ地蔵がいます。
巨大な植木。剪定が大変だったろうなあ。
ヘルメット地蔵。
何の気なしに葉っぱをみたら、裏側に文字が書いてあってびっくり。
手が届く高さの葉っぱには、くまなく書いてありました。
金曜日だからか、昨日よりも宿泊客が増えてました。
露天風呂からは半月の朧月が見え、3人で貸し切り状態でゆっくりできました。
今、部屋でお夕飯を待っているところ。
献立はどんなのかなあ?
楽しみ ♪