実家に戻って、そろそろ半年。
どんどん、心身ともに病んでいってると、ツイートや日記をお読み頂いている方々は思っておられるでしょう。
その原因は、震災もあったけれども、前の家から荷物と一緒に「負」のオーラ(?)を持ってきたからかもしれないなあ、と思っていた。
幸い、いがみあったりせず(お互いの家族の心中はわからないけど)、必要があれば連絡を取り合い、助け合っていると思っている(まあ、私が頼みごとをする方が圧倒的に多いけど)。
で、さっき、テレビ東京の「ウヒャウヒャ健康法」を観て、自分がなんでこんなに病み進んでいるのかわかったような気がした。
笑ってないのだ。
今日、調子の悪いREGZAレコーダーを新品に交換してもらった(東芝さん、ありがとう)。
1TBのHDDは満タンだった。
中学に上がってから、夜7時以降にテレビを観ることを禁止されてしまったので、私は、とりあえずテレビのスイッチを入れる、という習慣(?)がない。
結婚してた間は、仕事から帰っても、無音の中、家事をしたりしていた。
職業婦人引退後も、当然、自分からテレビのスイッチは入れなかった。
で、元夫が帰宅すると「プチン」とテレビのスイッチを入れる。
ああ、現代人って、普通こうなんだ。と思いましたね。
で、離婚して実家に戻り、一応テレビとレコーダーは揃えたものの、録画しても観ねえのなんのって。
まあ、体調やなんやかんやで観る気が起こらないことが多かった、というのもありますが。
前の家で暮らしていたときは「さあ、観るよ!」と、元夫が率先しておもしろい番組を録画して観ようと言ってくれた。
私は、笑った。笑った。笑った。
元夫に「絶対、両隣3軒には聞こえてる」と言われた、でっかい笑い声で。
何度ちびったか数え切れない。
笑いすぎて涙が出た事もあるし、お腹が痛くなったこともある(腹の皮がよじれるほどってことね)。
その「笑い」を上回る悩み事が増えて、かなりストレスは増えたけれども、ちびっちゃうほど笑っていたおかげか、なんとか夫が離婚を切り出すまで持ちこたえられたのかもしれない。
この家に戻って買ったREGZAレコーダーは、使わない私にすねたのか、すこぶる不調で、新品のレコーダーと交換ということになり、何本か慌てて録画した番組を観た。
笑った。たしかに。
でも、ひとりだとつまらない。
元夫は「いいときもあったよ。でも、(私に)未練はまったくないから」という。
私は、彼の気持ちを尊重したいと思っている。
だから、もう一回一緒に暮らそうよ、とは言わない。言えない。
でも、もう一度、あの部屋に寝転がって、お下劣な番組を観てちびっちゃうほど笑いたい、と思う。
とりあえず、ひとりで、心の底から笑えるようになろう。