両親は、かんちゃんに夢中。
朝、父が1時間半くらい散歩に連れて行ってくれ、夕方は母が同じくらい行ってくれる。
それぞれ、自分の運動も兼ねて、という訳ですが。
父が帰ってくると、足を拭くために母が出迎える。
そして、ふたりして、きゃっきゃっ、きゃっきゃっ、と、どんなことがあったか話している。
母が最近こう言った。
「かんちゃんは、つまらなくなると、白目が出てくる(ふだんはほとんど黒目)」
「最初は素直に足を拭かせていたのに、最近はひっこめてしまう」
バカな犬だ。
散歩ざんまいで、ここってパラダイス!と思っているにちがいない。
もう、前の家のことも、元夫のことも、のんちゃんのことも忘れてしまったかも(さすがにそれはないか)。
もうすでに私はかすがいではなくなり、かんちゃんが両親のかすがいとなっているのであった。