たそがれつつあるベランダに目をやったら、レディ・ジェーンが閉じているのでびっくりした。
って感じ?
どれ、奥手なレディ・ジェーンにお水でもやろうかね。とサッシを開けたら、咲いていたので驚きました。
お花を見て、ふっ。と心がなごむか、何とも思わないかが、私の心の疲労度のバロメーターになっているような気がする。
玄関を開けると、母が丹精した鉢植えが所狭しと並んでいる。
チューリップ、ヒヤシンス、パンジー、と百花繚乱で、心が平和なときは
「きれい。神様はなんて美しく素晴らしい創造物をおつくりになったんだろう」
ぐらいに感動するのに、昨日、やさぐれて帰宅したときは、その花々を目に留めて
「咲いてるね」
としか思えなかった。
ベランダに、小さな鉢植えが置いてある。
百合咲きの「マリリン」というチューリップと、
咲いた姿がわからない「レディ・ジェーン」というミニチューリップ。
さっき、水をやろうとして、少し心に光が差した。
レディ・ジェーンに蕾。
ずいぶん奥手だなあ。
マリリンなんて、蕾らしきものがちらりと見えるだけ。
レディ・ジェーン、ネットで調べればどんな咲き方をするのか一発でわかるけど、リアル・レディ・ジェーンが花開くまでのお楽しみにしようと思う。
結局、ことなかれ主義なので、ご飯食べた。
ひとりで、テーブルに座って。
でも、春菊の胡麻和えがおいしくて嬉しかった。
お母さん、ありがとう。
でも、真理子は今から不良になります。
ここに座って、バーボンソーダをぐびぐび飲みながら、低俗なテレビ番組を観ちゃいます。真正面がレグザなのよん。32インチだけどさ。
ワイルドターキーは高いから(てか、そのスーパーに8年がなかった)、ヘヴンズ・ヒルというすてきな名前のバーボンを買った。
こっそりひとりで来て買おうかな、と思ったけど、いつまでもこそこそしているのもどうかと思ったので、母の目の前で、どーん!と買った。
「う、ウイスキー!?」
と母は、目を丸くした。
私が母の娘に産まれてしまったこと、それが、母にとって最大の不幸かもしれない。
ああ、どうすればいいのだろう?
今日行った耳鼻咽喉科は、アタリだった。
サンタクロースみたいな老先生で、優しくて、腕も確かみたいで、誠実そうで。
ただ、出たお薬が抗生物質とうがい薬だけだったので「かかりつけの内科でも大丈夫だったのでは?」と思いましたが、いざ耳鼻咽喉科にかかろうというときになったら、ここに来れば大丈夫というリサーチができたと思えば安いと思おう。
それに、かかりつけの内科は、偶然母が今日行ったのですが、ゲロ混みだったそうで、帰宅が13時を回ってました。
父が空腹に耐えかねて、りんごをむいて食べてました。
私に
「真理子。なにかつくれるか?」
と、言わなかったのは、母に私が具合が悪くて病院に行っていると聞いていたからかもしれません。
頼まれなくても、父と疲れて帰ってくる母のために何かつくりたかったのですが、とてもそのパワーはありませんでした。
ぐったり。
サンタ先生に「頭も痛いんです」って言ったら「うん。これは頭も痛くなるよ」と優しく言われ、なんだか「わかってるから、大丈夫だよ。よしよし」って言われたような気がして、ほっとしました。
まじ頭痛いですよ!
今回は抗生物質だけで済んだからよかったようなものの、何かのはずみで入院、なんて話になったら大変だから、少しパワーを取り戻したら、速攻で入院保険の申込書を書いて投函しようと思います。
いいトシこいて、両親に迷惑かけて、かたじけない。
木村晋介先生のエッセイに、扁桃腺炎にかかったくだりがある。
そのとき、先生は帰宅するなり奥様に
「ヒ、ヒョウヒンヘ、フエヘッヘフレ〜」
とおしゃったそうですが、私、今、同じようなしゃべり方しかできない。
でも、熱はないんだよな〜。
咳もでない、くしゃみもでない、鼻水も出ない、だけど、喉が張り裂けそうに痛い。そして、腫れているらしく咽喉が狭く感じる。
鏡で見てみると、赤いといえば赤いし、炎症の証の白っぽいものもあるといえばあるような…?
24日はイースターなので、その前に、教籍を移す教会へ一度ご挨拶に行かねばならないのですが、それが明日しかない。
だるいだけで熱はないのですが、このしゃべり方で、司祭様と込み入ったお話ができるのだろうか?
聖餐式は午前中で終わるので、まあなんとか耐えるとして、明日は日曜。
ヒョウヒン、どうしよう?
休日診療、高いんだもんな〜。
今日の午前中、両親と近所の工務店のショールームを2軒まわってきました。
1軒目、つやつやと真っ赤なクリナップかタカラのシステムキッチンが展示してありました。L字型で、とっても大きく「ほう」と近づいてみると、信じられない値段がついていました。
138万いくらかの品が、95%OFFで、69,800円!!
ええええ!?
思わず母を呼んで示すと「大きすぎて、ウチには無理ね」たしかに。
トイレのリフォームのために訪問したのですが、住所などを書いているときに事務員の方に、そのシステムキッチンの話題を出すと、案の定、何度も予約され、設置が無理でキャンセル、の繰り返しなのだそうです。
ほんと、すごい魅力的だもん。食洗機もついてたなあ。IHで(これは私はあまり食指はそそられない。ガスに交換だな)。真っ赤でビビッドで。
ありゃ、帯に短かしたすきに流しどころか、帯にすら長いよ。
ああ、ウチに収まるサイズだったら。てか、ウチのキッチンがもっと大きければ、
即決なんだけどなあ。
さっきの揺れ、大きかったですね!
わが家は夕げの最中でした(ウチ、夕飯の時間がめっちゃ早いんです)。
観てたテレビのニュースもスタジオが揺れて、キャスターの人も困った顔してるし、私は、オムレツをほおばったところで父に
「真理子!ピアノの前から離れなさい!」(私の席はピアノの前)
と言われ、離れたのですが、その際ご飯茶碗を持って、揺れながら立ってご飯をもぐもぐ食べてました。
さすがに両親は呆れて笑ってました。
天の邪鬼を言うつもりはないのですが、私、地震て怖くないんですよ。
一番強い思いは「めんどくさい」です。
本棚が倒れたり、食器戸棚の扉が勝手に開いて、来客用のいいグラスだけが割れちゃうとか、そういうのがなければ、どんなに揺れてもかまわない。
私1人が地面を押さえたところで(よしんばサバンナの八木くんに手伝ってもらったとしても)、収まらないし。
日本、沈没しちゃうのかなあ?
そしたら、海外に単身赴任してる人なんか、帰るところがなくて困っちゃうね。
世界中の歴史の教科書に「大災害により、極東の小さな島国が沈没した」と載るだろうね。
これから先に何が起こるかわからない。という言葉の重みを日に日に強く感じています。
ヤフオクで新規の人と取引をした。
最初の2回までは、ふつうの文章だったのだけれど、振込口座と金額を連絡したら、取引ナビで、こういう文章が届いた。
自分ヤフオクとかやるの初めてでどうやって振り込めばいいかいまいちわかってないんですがATMでやればいいんですかね?
この人は男性なのですが、振り込みという操作をしたことがないのだろうか?
とりあえず、
はい、そうです。
ATMで、私が指定した口座に振り込めばいいです。
と返したら、
自分の使ってる銀行UFJですけど払えるんですか?
馬鹿ですいません
と来ました。
支払い方法は銀行降り込み希望って書いてあったから、どこでもいいのかと思って、1番都合のいいゆうちょ銀行の口座番号を知らせたのですが、私は一応三菱東京UFJ銀行の口座を持っているし(ただし、車で20分くらかかる)、商品説明にも受け取り口座として三菱東京UFJ銀行をちゃんと載せている。なので、
三菱東京UFJ銀行でしたら、ATMで、下記の口座宛て220円をお振り込み頂けますか?
土浦(つちうら)支店 普通:XXXXXXX 名義:XX マリコ
これですと、振り込み手数料がかかりません。
では、ご入金お待ちしております。
と連絡しました。
そしたら、
ご丁寧にありがとうございます。
次に、
振込の方済ませましたので確認お願いします。
と、新規の人とは思えない、シンプルなやり取りに戻りましたとさ。
あー、うぜえ。
新規の人を断る人の気持ちが少しわかったような気がする。
てか、この人、ほんとに新規だったのか?