私は、植物を育てる才能がありません。
お花や観葉植物、好きですよ。
だけど、上手に育てられないんです。
丈夫で繁殖力おう盛ということが売りの、アイビーやローズマリーさえ
枯らしたことがあります。
このときは、さすがに自分が恥ずかしくなりましたね。
ドリフ的に言うと「ダメダ、こりゃ」って感じ?
20年前、友達と伊豆シャボテン公園に行ったことがあります。
サボテンの寄せ植えが可愛かったので、おみやげに買いました。
みどりのおやゆびを持っていない私、いきなり放置プレイ。
母がせっせと世話をしてくれました。
サボテンはぐんぐん育ち、もはや寄せ植えの域を超え、
母は数種のサボテンをひとつひとつ鉢に植え替えました。
その中に、まんまるのサボテンがありました。
私が買ったときは、直径3センチぐらいのちいさなサボテンでした。
そのサボテン、長い年月を経て、今は直径20センチ以上になってます。
ある日、よしもとばななの小説を読んだ私は、むしょうににサボテンを手元に置きたくなり、母が丹精したそのサボテンをもらい受けてきました。
しかし、ここでまた私、放置プレイ。
ぜんぜん水をやらなかったのです。
下部3分の1ぐらいが茶色くなってしまいました。
ガーン。
なんとか救済できないかと、伊豆シャボテン公園に電話で
アドバイスを求めました。
すると、ある程度大きくなったサボテンは、下の方は樹木っぽくなるそうなのです。
思わず「私がいじめたせいじゃないんですね?」と言ってしまいました。
ところで、長野在住の妹、母のこのサボテンに触発されて、
自分も長い年月をかけて、大きく育てたいと思い、
ちいさなサボテンを買ってきて育てているそうです。
最初はゴルフボールぐらいだったサボテン、今はマンゴーぐらいに育っているとか。
私も、今度こそ大事に大きく育てたいと思い、ちいさなサボテンを買ってきました。
机の上に置いています。
緑がある生活っていいですよね。