アフター6のスイーツマニア、読了しました。
トシとともに表現力が乏しくなっている私には、理緒さんの豊かな表現力が眩しくて眩しくて、まるで別世界をのぞいているような感覚に陥りました。
本を読んだら「おもしろかった」「いまいちだった」
映画を観たら「おもしろかった」「いまいちだった」
美味しいものを食べたら「おいしかった」「いまいちだった」
これしか語彙がないのに、カテゴリにbookとかeat outとか設けているのは、我ながらずうずうしいと思いますです。はい。
それはさておき、この本で一番感動したのは、このくだりです。
アンリ・ルルー氏へのインタビュー中にてアンリ・ルルー氏が理緒さんに言った言葉
「色々と質問をしてくれるので、話がしやすい。しっかりとジャーナリストとしての仕事をしていますね」
いち友人として、これほど嬉しく誇らしいことはありません。
夫も「喜ばしい限りだ」と言いました。(もともとは夫の友人)
なので「私もがんばろうって思うよ。宮田くんへのアタックを」と言ったら「なんて社会の役に立たない」と嘆かれました。
それにしても、知りあった頃は、○本女子大の大学院で中国史を学んでおられた彼女が、好きが高じてお菓子の専門家になるとは、予想だにしませんでしたよ。
ホワイトデイには、ぜひ私がつくるボンボン・ショコラを賞味してもらいたいと思います。