先日、アーティストの村上隆さんがtwitterで、こうつぶやいた。
明日、ジョブスの特番、NHKでやるんだぁ〜。みたいなぁ〜。録画、誰かしてくんないかなぁ。
私、フォローしていながら、村上隆さんがすごい高名な芸術家だとは知らなかったのです、恥ずかしながら。
で、@で「よかったらダビングしましょうか?」と送ったのですが、当然リプライなどあるはずもなく、ひつこい私は、カイカイキキで公開されているメールアドレスに「リプライは頂いておりませんが、本当にご所望でしたらお送りします」というメールを出しました。
そしたら、スタッフ?秘書?の方から、大変丁寧なメールを頂きました。
よろしくお願いします、と。
で、DVD-Rにダビングして、メモ程度の手紙を添えて送った。
「お役に立てれば幸いです。村上先生によろしくお伝えください」と。
ここで信じて欲しいのは、けして見返りとかお礼とかを期待していたのではないということです。
もしかしたら、日本のテレビが観られない状況にいらっしゃるのかな〜?ぐらいの気持ちで、純粋にただ純粋に「力になりたい」と思っただけなのです。
そしたら、今日、ものすごいプレゼントが届いて驚いてしまいました。
それと、幻冬舎から出版されている芸術闘争論というご著書。
よくよく考えたら、こんな立派な会社があるのだし、優秀なスタッフ、仕事仲間など、頼める人はいくらでもいたはずです。
なのに、いちファンのバカみたいなメールを無視せずに心のこもった対応をしてくださり、こんなすばらしいプレゼントをしてくださいました。
やっぱ、一流の人はどこか違うわ。
つくづく、そう思いました。
そして、人の縁というのは、ほんとうに不思議なものだなあ、と思いました。
いろいろ思いだしながら。
遡れば、共通一次で第一志望に合格していたら、今の私は別の人生を歩いていたでしょう。
まあ、これは「縁」ではないですけど。
先日は、自分中心の考えをつぶやいたら、元夫の友達が、やさしく諭してくれて、私は目が覚めた。
その彼には、本当〜〜〜に感謝した。
元夫とは離婚しちゃったのに、心のこもったアドバイスをしてくれて、すっごくありがたいな、と思った。
そのとき、ひとの最高の宝は「友達」だ、と心から思った。
その友達は「縁」から生まれる。
私は「縁」に恵まれているな、と思った。
これは、神様が私にくれたギフトなのかもしれない。