大沢誉志幸さんの大ヒットナンバーそして僕は途方に暮れる。
知らない人はいないという、名曲です。
この曲の作詞は、私が大好きな銀色夏生さんが担当しています。
それで、最近知ったのですが、あの有名なサビ♪そ〜して僕は途方〜に暮れる♪
ここは最初は「僕」ではなく「君」だったのだそうです!
この事実を知ったときの私の衝撃!!!
男子は傷心に酔いしれて歌い、
聴いている女子は「ふふん」と溜飲を下げた、
あの最高のフレーズですよ!!
♪そ〜して君は途方〜に暮れる♪
全然内容が違います。
この詞を書いたころの銀色夏生さんは、たぶん20代です。
その年頃で、こんなことが書けるなんて、やっぱり非凡な才能の持ち主だと思う。
製作段階で「僕」に変わったそうです。
歌だし、クールだし。
というのが、制作スタッフの意見だったそうですが、これは百戦錬磨のプロのマーケティングリサーチの賜物だと思います。
「君」だったら、あんなにヒットしなかったと思う。
でも私は「君」の方が哲学的で好き。
「君」の方がクールじゃん。