若かった頃、というかこどもの頃は、自分の容姿にとんでもなく
深くふかあく劣等感を持っていました。
一番嫌いだったのが、ぽってりと厚い唇でした。
それから、舟徳利を逆さにしたようなふくらはぎ。
二重になりそうでなってない残念な左目。
これらが、恥ずかしくなくなったのはいつ頃だったでしょうか。
今ではむしろ好きなくらいです。
厚い唇はグラマラスで愛嬌があるじゃないですか。
飲み屋の女の子に「おねえさんのお口、エッチっぽくてすてき」と
褒められた(?)こともあります。
太いふくらはぎは、足首がきゅっと締まって見えます。
右目がくっきり二重で左目が一重半というのは、
私が夢中になっているあの人とおそろいです。
歳を重ねた今だから、こう思えるんでしょうね。
こういうことに悩むのは、若さゆえということでしょうか。