東京都葛飾区まで足を運び、いのちゃんの告別式に参列してきました。
斎場までの道がよくわからないでしょうから一緒に行きましょうと、いのちゃんのお母さんにおっしゃってくださったので、そのつもりでマンションに向かったら、マンションの前でご両親とばったり。
まさに出かけようとしていたところみたいで、どうやら、私との約束は失念されていたよう。
それについては言及せず、ちょうどよかったと言って一緒に斎場に向かいました。
この偶然も、私が迷子にならないように、いのちゃんが仕組んでくれたような気がします。
棺の中のいのちゃんは、死に化粧をしてとってもきれいでした。
まるで眠っているかのような、おだやかな顔をしていました。
告別式は友人葬といって、お坊さんもいらっしゃいあっさりしたものでした。
お焼香も、立って並んでするのではなく、座ったまま鉢を回すのです。
いのちゃんのおうちは熱心な創価学会の信者で、はあー、こういう信仰なのねといろいろ知ることができました。
私はクリスチャンなので、お経は唱えず(知らないし)、手だけ合わせてました。
私の隣に哲也さんが座ったので、緊張。するどころか、ここ最近の疲労のせいなのか、単調なお経のせいなのか、うつらうつらしてしまいました。なんて不謹慎な。いのちゃん、ごめん。
哲也さん、ムッとしただろうな。
棺にお花を入れるとき、みな、泣いていました。
みなに愛されていたいのちゃん。
やっぱり、天に召されるのは早すぎましたよ。
荼毘に付している間、いのちゃんの近親者の方とお話しました。
みないい方ばかりで、とても仲の良い親戚なんだなあ、と思いました。
信仰が結びつけているのかもしれない。
お骨を拾った後、精進落としを頂きました。
いのちゃんのお母さんが「ゆっくりして行ってね」とおっしゃってくださったし、いのちゃんを知る人と思い出話をしたかったので、図々しく最後まで居座ってしまいました。
いのちゃんのお母さんが残した西京焼きまで食べた私…。
いのちゃんのブログの話になり、とてもすてきな日記でファンが多かったと言ったら「読みたい」という声があがったので、URLを教える約束をしました。
みな涙目になりながらも笑顔で、いかにいのちゃんがすてきな女性だったか、語り合いました。
いのちゃん、バイバイ。
いつかどこかで、また逢えると信じているよ。
それまで、ほんのちょっと、さよなら、ね。