さっき、録画したガキつかを観てたんです。
バナナマンの設楽くんが手押し相撲が強いということで、ガキつかから挑戦者が順番にアタックしていく企画でした。
1人勝つと10万円の賞金が出ます。
前回はガキつかのレギュラーは全員負けてしまい、設楽くんが50万円の賞金を獲得したところで終わりました。
で、今回の次鋒はオードリーの春日くんだったのですが、彼は高校時代アメフトをやっていたことのデモンストレーションとして、日村くんにタックルをかましたのです。
3メートルぐらい吹っ飛んだ日村くん。
春日くんは、高校時代、オール関東に選ばれた実力の持ち主なのです。
しかし、試合が行われるグラウンドは人工芝で(という理由だったような気がする)、金属スタッドのスパイクは使用禁止で、合成樹脂スタッドのスパイクが必要になったそうなのです。
合成樹脂スタッドのスパイクは当時1万円ぐらいで、ケチな春日くんは新しいスパイクを買うのだろうか?と若林くんをはじめとするチームメイトは興味津々で、試合当日、オペラグラスを覗いて春日くんの足元を見たら、
「あいつ、上履き履いてる!」
当然、すべりまくりで(ギャグがじゃないですよ)、1分くらいで交代させられてしまったそうです。
これは笑ったなあ。
でも、冗談抜きで、芝生ってスパイク履かないで走ると滑るんですよ。
今から10年ぐらい前、筑波大の学生と一緒にフラッグフットボールをやっていた頃の話ですが、チームのメンバーの女性に私と修士2年のI藤さんがいました。
I藤さんは、控えめな可愛いお嬢さんでした。メガネっ娘だったかな?
ある日の練習のことです。
I藤さんはオフェンスでした。
クォーターバックがボールを投げ、キャッチしたI藤さんが走り出すとディフェンスのM田くんが前に出ました。
すると、I藤さんはM田くんをひらりとかわし、カットを踏んだのです。
空を切るM田くんの両腕。
「あっ!お前〜!スパイク履いてやがる!」
とM田くんが叫び、I藤さんはうふふ、と笑いました。
そうなのです。
I藤さんは、前回までスニーカーで練習していたのです。
聞けば、スポーツ用品店のセールで2,000円でスパイクシューズをゲットしたそうです。
そして、その日の練習には何食わぬ顔をして参加していたのです。
M田くんはI藤さんはカットを踏めないと想定してディフェンスし、I藤さんはジグザグに走れることをM田くんが知らないと想定してカットを踏んだのです。
ふたりとも頭いいなあ。と思いましたね。
私なんか、スパイクを買ったときは「見て見て!買っちゃった!」と練習の前にみなにアナウンスしてましたよ。
結局、スポーツも頭のいい人が強いんですね。
でも、上履きはないだろう>春日くん
そうそう、設楽くんは副将まで勝ち抜いて90万円を獲得しましたが、最後の大将に曙太郎が出てきて負けちゃいました。
設楽くんも言ってましたけど、たしかにこれは「ズルイ」よね〜(笑)