Subscribe to A PIECE OF PEACE Subscribe to A PIECE OF PEACE's comments

メッセージ

ちょっと深い内容なので、今日は書くのはやめよう(頭使うから)と思っていたのですが、やはり、今日書かねば、と思って、つたない内容になりそうですが、書くことにしました。

離婚のアナウンスをしたら、すぐさま、ネット友の尊敬しているぼら姐さんが、すてきなセミナーに誘ってくださいました。
スケジュールがけっこう先だったので、その頃だったら少しは落ち着いて上京できるだろう、と喜んでお受けしました。
セミナーもとてもすてきそうだったし、ぼら姐さんのご厚意がとても嬉しかったのです。

しかし、今回の離婚&引っ越しは、思ったよりも私を弱らせました。

離婚前から、けっこうストレスがたまっていて身体表現障害がひどかったので、拍車がかかったのも無理はなかったのでしょう。
たとえば、半日咳が止まらず、そのうち数時間吐き続けるとか。
離婚前の話ですけど。

そして夫に離婚を切り出され、両親に報告しましたら、母は一刻も早く私を呼び戻そうと思ったようなのです(母、怒ってましたね)。

しかし、私のために部屋を空け、待っているのにちっとも事態が進まない。

離婚の話は、たしか、年が明けてまもなくだったような気がします。

そしたら、引っ越しは2月3月と日が経つにつれて混みあい、料金も高くなるという話も聞き、母はさらにがんばって、受け入れ態勢を整えたのです。

しかし、体調は悪いし、私ひとりで進められる話ではないし、ずるずると日にちが経ったある日、電話で母は声を荒げてこう言いました。

「あのね。お母さんはタカヒロ(弟)と重い物を運んだり、大変な思いをして部屋を空けたのよ。今月中(1月中)には帰ってくると思っていたのに」

それを聞いた私は慌てて引っ越しの見積もりをし、1月28日を引っ越しの日と決めたのでした。
籍はまだ抜いていませんでした。
つまり、別居ですね。

しかし、引っ越しは重労働です。

直前まで、そんなに具合が悪かった人間(しかも根性なし)に耐えられるものではなかったのです。

母と私の意見も食い違っていて、母は「身ひとつで戻って来い」という気持ちで、私は「身の回りのものはなるべく持って行きたい」という気持ちだったので、引っ越しのオーダーが中途半端になってしまい、積み残しが大量に出たのです。
何しろ、母は「業者なんて頼まなくていい」とまで言っていたのです。
乗用車だけでって…(そ、それはちょっと、ですよね)。

もうそろそろ1ヶ月が経とうとしていますが、引っ越しは終わっていません。

でも、足りないものはあるし、前の家はしっちゃかめっちゃかだし(元夫はその中で暮らしています。がまんしてくれているのです)、気持ちばかりが焦り、自分の体調もよく把握できずに、ムダに実家と前の家を往復したりしていました。

火曜日に「あと1〜2回往復すれば、片づくかも」という前提で、前の家に行く予定でしたが、すごーく具合が悪く、使いものになりそうもなかったので(私が)、翌日に延期してもらいました。

翌日、家を出るときは元気でした。

しかし、片道1時間半の運転で私は疲労困ぱいし、眠くなってしまうし、結局この日も全部持ち出すことはできなかったのです。
元夫と「来るだけでこんなにふらふらになっちゃうなんて、困ったね」と言いあいました。

その日の帰り、私は用事があって教会に寄りました。

そしたら、司祭様が

「提案があるんだけど。僕の車、ワンボックスで大きいでしょ?土浦駅まで電車で来たら、荷物を積んで実家まで乗せてってあげるよ」

とおっしゃったのです。

私、往きの運転で疲れてしまって困っているとか、引っ越しがなかなか終わらないなんて、ひとことも言ってないんですよ。

私の神様、超クール。

すごいよ、ジーザス・クライスト・スーパースター。

そして、家に帰りました。
当然、疲れてました。ばたんきゅー状態でした。
翌日(つまり昨日)、朝から廃人になってました。

セミナーは、2日後です。

よっぽど、この時点でぼら姐さんに連絡してキャンセルしてもらおうか、と迷いました。
しかし、あきらめがつかず、今日一日静養すれば、2日後には東京に行けるのでは?と淡い希望を抱いていました。セミナーに行きたかったんですよ〜。ぼら姐さんにもお逢いしたかったし。
しかし、具合が悪いのなんのって。
犬猫の夕飯すら自分で与えることができず、母にロフトベッドから頼みました(完全に上から目線です)。
夜が最悪でした。
体中が痛く、足が何かに引っ張られているかのように、だるい(横になっているのにですよ)。
胸が苦しい。
本気で、お迎えが来たかな、と思いました。

今朝、生きて目が覚め、夕べの悪夢のような体調よりはましになっていましたが、今日一日寝ていたとしても、明日は無理。と思い切って判断しました。

7時前に、ぼら姐さんにメール(ものすごく忙しい人なので、こっちの都合で電話などかけられない)。

そして、気になっていたことを決断して安心したのか、ベッドの中でぼんやりと考えました。

単純なことですよ。

これは、神様が『行くな』と言っておられるにちがいない。

だから、体にダメージのメッセージを送っているのだろう。

きっと、明日行っても、自分が具合悪くなってがまんするか、ぼら姐さんに心配と迷惑をかけることになるんだろう。
だから、神様は「やめなさい」って言ってるんだ。

なーんて、こどもじみたメールをご多忙なぼら姐さんに送っちゃいました。

さすがに今回の連絡はメールだけでは失礼だろう、とさきほど電話をかけたら、留守電だったので、ひとことだけメッセージを残しました。

そしたら、返す刀でこころ優しいメールが来ました。

「そういうことになっても(具合悪くなったりしても)気にしませんよ」って。

嬉しかったです。ぼら姐さん、ありがとうございます。

でも、なんとなく、私は自分に送られたメッセージを信じようと思います。

直感を信じるというか。

だから。

引っ越しは、失敗でしたね。
昔から、母に怒られることには、滅法弱いんです。

きちんと離婚して、元気になってから、堂々と家を出ればよかったです。

両親は、かんちゃんに夢中。

朝、父が1時間半くらい散歩に連れて行ってくれ、夕方は母が同じくらい行ってくれる。
それぞれ、自分の運動も兼ねて、という訳ですが。

父が帰ってくると、足を拭くために母が出迎える。
そして、ふたりして、きゃっきゃっ、きゃっきゃっ、と、どんなことがあったか話している。

母が最近こう言った。

「かんちゃんは、つまらなくなると、白目が出てくる(ふだんはほとんど黒目)」
「最初は素直に足を拭かせていたのに、最近はひっこめてしまう」

バカな犬だ。

散歩ざんまいで、ここってパラダイス!と思っているにちがいない。

もう、前の家のことも、元夫のことも、のんちゃんのことも忘れてしまったかも(さすがにそれはないか)。

もうすでに私はかすがいではなくなり、かんちゃんが両親のかすがいとなっているのであった。